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男性介護職員あるある
介護業界は未だに“女性が働く業界”というのが、足を踏み入れると思い知らされる。その特殊な世界に足を踏み入れた男の自分ですが、いろいろとわかってくることがある。
これから紹介することが男性の介護職員の方々に共感してもらえるものであることを願って私が感じた男性介護職員あるあるを紹介します。
力仕事任されがち
入浴介助があれば入浴介助、大柄の男性利用者の移動介助など、そういった労力がかかるものは貴重な存在である男性介護職員に任されがちであることがあるあるとしてあるだろう。
私が働いている職場では入浴サービスが無いので、他の男性介護職員の方と比べると力仕事は少なめだが、女性が多い業界だからこそそういった力仕事は回ってくることが多いでしょう。
会話相手が“男性利用者”
私の職場は男性が私一人。私は表には出さずひょうひょうとしているが、正直“女性特有のノリ”みたいなのについていけないときが多々ある。入社するときは「気にしない」と豪語して入社したが、やはり気になる。というか、おのずと関わらざるを得ない。そういったものが“ストレス”と感じてしまう男性介護職員の方々も私と同じようにいるだろう。
そういったときに私は男性利用者さんのもとに逃げる。ギャンブルの話や趣味の話などが共感してもらえてとても居心地がいい。男性利用者は僕の駆け込み寺となっている。
「“イケメン”ねぇ~」とは言われない。言われるのは「“ハンサム”ねぇ~」
生きてきた時代の違いでしょう。
給与が低い業界なので“婚活”に不利
介護職員処遇改善加算で徐々に給与が上がっていると言われてはいるが、介護の仕事は男性が稼ぐべき収入として低い。
結婚するうえで収入は異性からまず審査対象としてみられる条件だろう。もし将来的に結婚・子どもを持つことを考えたら、正直厳しい業界だと私は思う。
私はまだ動画編集や株式投資で副業が出来ているからまだいいが、そういった副業で稼いでいないと“将来のパートナー”としてみてもらえないだろうなぁ… と働いていて感じる。
ただ女性がバリバリ働いて稼いでいるとなれば、パートナーと相談して炊事洗濯等の家事を担うなどすればいいパートナーとしてみてもらえるかも知れない。
正直“給与が低い”というのが「男性介護職員が増えない」「介護職を敬遠している」理由の1つでもあると思う。
日本人の約3割が高齢者と言われている時代、今後男性介護職員が増える要因を国・介護業界が作れるかどうかが今後の課題だと私は思う。
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