見出し画像

【妊活】初めての人工授精

人工授精(AIH)のレポです。


体調や病院の方針よっても異なると思いますので、あくまでも一個人のレポとして参考にしてくださいね。

前日までの流れ

人工授精前日まではタイミング法と同じ流れでした。

D12来院で卵胞が16ミリを超えていたので、
3日後に人工授精をすることに決まりました。

当日の流れ

自宅で採精

来院

診察

注射

人工授精

会計

それぞれの流れについて

自宅で採精

朝9時の予約のため、来院3時間前の6時以降の採精が必要でしたが、思うようにできず。。

(SNSで「プレッシャーでうまく採精できず人工授精を中止した」という方がいらっしゃったので、可能性として考えていました。
いざその状況になると、今までの苦労が思い出されて、ステップアップできない〜と思って泣きました。。)

夫を責めることでもないので、やり場のない悲しみにくれながら病院に電話すると、
1時間遅らせていただけることになりました。

少し休んで無事に採精できました。

来院

採取した精液を、温度に気をつけて慎重に持参しました。

「盗まれないように気をつけてね」と夫に念を押されました。😂

バスで病院に向かいましたが、まさか精液を持って乗車しているなんて、誰も思わないでしょう。。。
盗まれてもいけない、ばれてもいけない、極秘ミッション感がありました。

診察

エコーで卵胞を確認。
卵胞21.7ミリ、内膜7.7ミリで、排卵直前で良い感じ、と言っていただけました。

タイミング法の場合は排卵の数日前に精子が子宮内にある状態が良いですが、
人工授精の場合は排卵に合わせて精子が子宮内にある状態が良いとのことです。

より正確にタイミングを合わせるため、待ち時間にオビドレル(hCG注射)を打って排卵を促すことになりました。

注射

オビドレルはお腹の皮下脂肪に打ちます。

病院にいるので打ってもらえると思っていたのですが、
「今後体外受精をすることになったらご自身で自宅で打つので、今日はご自身で打ってみましょう」と。!?

予想外の自己注射。
これが一番の衝撃でした。

レクチャー動画を見て、助産師さんと一緒に打とうとするものの、怖くて打てず。
結局打っていただきました。

もともと採血や痛みには結構強い方ですし、
実際にオビドレルは普段の採血よりも痛くなかったですが、
痛みの程度の問題ではなく、「自分で注射する」という行為自体がダメでした。

恐怖を克服して自己注射をされている方、大尊敬です…。

人工授精

カテーテルを使って、濃縮した精子を注入します。
緊張も不安もなくリラックスして迎えられました。

理由は
・そこまで強い痛みはないと聞いていた
・ここに至るまでのスケジュール調整、採精、自己注射が大変で、無事に人工授精ができる安堵感でいっぱいだった
・診察、注射、人工授精まで待ち時間がほぼなくノンストップで進み、緊張する間がなかった

注入は1分程度でした。
その後、5分そのままの体勢で安静にして終了しました。

費用は?

当日のお支払いは約1万円でした。
そのうちオビドレル関連が約4000円でしたが、これは排卵済みであれば不要になるかなと思います。
人工授精は約5000円でした。

なお、初回の人工授精や精液検査の前に男女とも感染症検査を受ける必要があります。
これまでの来院時に受けていて、こちらは約1万円程度でした。

痛かった?

クスコを入れる時と、何かの器具を入れて子宮をまっすぐにする時は多少痛かったですが、我慢できる程度でした。

体調面だけで言えば、午前に有休で人工授精、午後に仕事にしても全く問題なさそうだなと思いました。
今回は1日休みにして、午後はカフェでゆっくり過ごしていました。
特に横になって休むこともありませんでした。


個人の痛みの感覚でいうと、
経膣エコー<<人工授精<<卵管通水検査、ですかね。

事前に聞いていましたが、ほんの少しだけ出血はしました。

所要時間

全体(来院〜会計)で1時間15分程度でした。
平日だからか、短めでした。

感想

これまで妊活をしていて「男性には女性のことがわかるはずがない」と思うことがよくありました。
採精に関してはまるで逆で、「女性には男性のことがわかるはずがない」なんだろうなと思いました。

何度も通院する女性の心身の痛みを男性が完全に理解するのは難しいし、
決めた日に時間厳守で採精する男性のプレッシャーも、女性は完全には理解できないと思います。

妊活に限ったことではないですが、
パートナーシップを築くにあたっては

自分の思いをちゃんと話すこと
寄り添って理解してあげること
否定したり責めたしりないこと

が大事だと、改めて学びました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?