「wordle」の心得は「急がば回れ」
昨日、「すまいるスパイス」まったりコンビの相方であるMarmaladeさんが、オンラインゲーム「wordle」のつぶやき記事を投稿されていて、思わぬ偶然に驚きました。
このゲーム、実は私も毎日こっそり遊んでいて、いつか自分の記事で紹介する機会を伺っていたところだったので、こんなに身近に同士がいたとは知らず、こうして誰もが自由に発信出来ることの面白さを改めて感じた次第です。
「wordle」のルールはシンプルで、答えとなる5文字の単語を推理してゆくゲームです。入力した単語の中に正解の単語と同じ文字が有れば、その文字が黄色🟨で示され、文字の位置も合っていれば緑色🟩で示されます。計6回までのターン内で正解出来ればクリアとなります。
ちなみに「wordle」を知ったきっかけは、いつもお世話になっているデザインさんの記事でした。後にゲームの認知度の高まりとともに、note外からのアクセスも急増している人気記事です。
その日からwordleを解くことが私の日課となり、今日現在の成績がこちらです。
54戦53勝1敗、実はこの「1敗」の負け方が私にとって非常に悔いが残るもので、自らの今後の戒めの意味も込めて記事にしました。
1日につき1回のゲームなので、当日に出題された問題をその日のうちに公開すると、これから遊ぶ人へのネタバレになるのでタブーですが、過去の回答例ならば公開してもご迷惑は掛からないと思います。
この緑色マーク🟩が22個敷き詰められた不正解例は、wordleプレイヤーの中でも特に珍しい記録だと思います。
この日、私が1回目に入力したのは「LINER」でした。この段階では推理の余地が一切ない、単純に運の要素のみなので、ここからがゲームの本番です。
正解の単語の5文字に「L」「I」「N」の3文字が含まれないこと、そして終わりの2文字が「ER」であることが確定しました。
その条件を元に2回目に入力したのは「WATER」でした。すると2文字目と3文字目も早々と判明、既に5文字のうち4文字が緑色に染まり、答えは「 ? ATER」と解りました。
ここで私は、欲を掻いてしまいます。より少ない試行数で正解するのがプレイヤーのステータスでもあり、ここまでの強運に任せて、残り1文字のために4ターンを使うという贅沢を始めます。
「MATER」「DATER」「HATER」…直感のままに試行を重ねて、気がつけば残りは1回のみ。それまで勝率100%だったこともあり、まさか連勝記録が途絶えるところまで追い詰められるとは、1回目の回答時点では思いもしませんでした。
そして最後の6回目で「GATER」が不正解となり、正解の単語「CATER」が画面に表示されると、一気に力が抜けて呆然としてしまいました。
結果論ですが、ターン数にこだわらずに確実に正解を導くのであれば、3回目に「MIGHT」と入力するのが最善でした。例えば、
「M」に緑色🟩が付けば「MATER」、
「G」に黄色🟨が付けば「GATER」、
「H」に黄色🟨が付けば「HATER」、
と特定が出来ます。
(「T」は既に3文字目と判明しているので、いずれが正解でも「MIGHT」の「T」には黄色マーク🟨が付きます)
「M」「G」「H」のいずれも色が付かなければ、残る文字から作成出来る単語は「PETER」「CATER」「TATER」「EATER」の4択です。「T」と「E」は既出ですが、同じ文字が複数回使われる単語もあるためです。
そして4回目のターンでは「EPOCH」と入力するのが最善です。これで前の「MIGHT」同様、
「E」に緑色🟩が付けば「EATER」、
「P」に黄色🟨が付けば「PATER」、
「C」に黄色🟨が付けば「CATER」、
いずれも色が付かなければ「TATER」が正解となります。
しかしここに思わぬ落とし穴があるのです。例えば4回目に「EPOCH」ではなく「SCOPE」と回答したとしても、同じように「E」「P」「C」の特定を出来ると思いがちです。
ところが、答えの単語である「 ? ATER」に「E」が含まれていることが既に判明している以上、いずれが正解だったとしても「SCOPE」の「E」には必ず黄色マーク🟨が付くため、
「C」と「E」に黄色🟨の場合は「CATER」、
「P」と「E」に黄色🟨の場合は「PATER」、
そして「E」のみに黄色🟨の場合は、「EATER」か「TATER」の2択となります。
今回は早い段階で答えを絞り込めたのでこの攻略法が有効でしたが、もし1ターン遅かったら、最後の最後に天国と地獄の分かれ道が待っていたでしょう。
終わってから色々と語ってみても、不正解という結果は覆りません。「急がば回れ」の格言を胸に刻み、二度と失敗を繰り返さぬように、日々精進したいと思っております。