分からなくて、分かれなかった闇
こんにちは、愛音です
自分が分からなくなる。
そんな経験が沢山ありました。
自暴自棄になったり、無関心になったり、
衝動的になったり、超行動的になったり、
他にもいろいろな私がいて、
いったいどれがホンモノの私だろうか?
自分という形が見えなくなるんです。
自暴自棄になって部屋の中を荒らしてた時期もありました。
学校の教科書投げつけたり、
制服のワイシャツをグシャグシャにしたり、
突然自分が何をしてても、何を考えていても、どうでもよくなります。
【私】にはカンケーないでしょ?
そう本気で思い込み、自傷行為をしていました。
だってこの腕は【私】のものじゃないから。
だから切ってもなにしても、カンケーないもん。
人は色々な感情を集めて1人の人になります。
それが過去の私には受け止められなかったんです。
喜怒哀楽すらも無理でした。
笑う人と怒る人にが同じ【私】だと分からない。分かれない。
そして【私】としてまとめられるのが酷く苦痛になります。
だから感情にそれぞれ名前をつけて整理しました。
怒ってるのはBちゃん、泣いてるのはCちゃん、
他の子が外に出ているとき【私】は心の底にいて眠っている。
周りから見たら理解しがたいことを数年続けていました。
これを理解してもらおうなんて初めから思っていなくて。
ただ【私】が納得して、楽に過ごせるための方法として、感情に名前をつけたり、疲れたら他の感情の子と入れ替わり【私】は心の底で眠りました。
眠っているのでその間記憶が抜け落ちたり、気づいたら時間がだいぶ経っていたとか、そんな経験もしました。
後々知るのですが、これは解離性障害でした。
心って不思議です。
自分を認められないと、記憶まで分離される。
でもそれは生きるための1つの方法だった。
苦しいから、死にたくないのにそればかり考えてしまう。
そうなったら別の誰かに助けて、を言いたくなるでしょう。
私の場合、それが解離性障害という形になった。
解離とは強いストレスを孤独とともに堪えることで起きてしまいやすいそうです。
私にとってそれは【煩い狭い箱=教室、学校】
孤独に闘って、自分を奮い立たせ、でもダメだった。
そうしている間に解離を起こす土壌を作ってしまったようです。
解離を起こしても、記憶が抜け落ちても、心の底で眠らせてもらっても、それは私が私達と協力して生きてる証拠。
理解されないこと、この人何言ってるの?頭大丈夫?
そう思われても仕方ない。
それに私のことは私が分かってくれていればもうそれで、いいんだ。
*愛音*