もう「・・・」なんて嫌だ

どんな人でも人生を振り返ることはあるでしょう

「あの時ああすればよかった」
「あの時こうしたから今がある」

私なんてしょっちゅう振り返っていたから首が痛いです
後ろばかり見ていましたから

今は比較的前を向いて生きているつもりです
過去も大切だけれど今やこの先の方がワクワクします

ただ１人の力で前を向きだしたわけではありません
とても心強い言葉をかけてくれた人がいます

その人とは兄です

兄とは今も昔も仲が良くて
ケンカとか意地悪とかされた記憶がないです
不登校になった妹でも無視することなく
大人になった今でも気にかけてくれています

就職の話が出たときも兄に自己PRを添削してもらいましたが
利用者とのトラブルから私が酷く揺れて話が白紙になったことを伝えたときも
「採用される前に課題が分かったのはよかったこと」
と慰めではなくて前を向ける言葉をくれました

このトラブルの後に大切な心強い言葉をくれたのです
それは、、、

「もう他人に自分の人生狂わせられるなんて嫌だろう？」

不登校になったのは自分の弱さもあったけれど、授業妨害が引きがね
授業妨害がなかったら不登校になって、プライドがズタズタになったり、
今までしてきた努力が弱まること、病気になることもなかった
引きこもって過ごした数年、同世代の子が普通に楽しく過ごしていた時間はもう取り戻せない

そこから這い上がったけれど、就職トラブルになりフッと過去がよぎったタイミングでこの言葉をくれたのです

もう自分の人生を他の誰かに狂わせられるなんて嫌だ
どれだけ私とその周りが苦しんで、もがいて、辛さを経験したか
これからの人生を狂わせられるなんてさせない

お財布には御守りとしてカードにこの言葉を書いて入れています
兄からの大切な大切な頑張る力です

＊愛音＊