大事なときに力を出して駆け抜けろ
こんにちは、愛音です
祖父は週に6日自分の洋食店で働いてました
とにかく働くのが好きな祖父で
趣味は休みの日にする野球と競馬
今回は祖父が教えてくれた
競馬にまつわる深い話
🐎🐎🐎
競馬中継をまだ小さな私と見ていました
小さな私は沢山の馬が走ってるのを見て
パチパチ拍手したり、意味も分からず
がんばれー!と言ったり
小さなときから私は祖父と仲良しでした
10歳くらいになると競馬予想の見方を教わります
◯とか△からレース予想するのですが
難しくてさっぱり分からず
それでも祖父は色々と教えてくれました
どの馬が常に強いとか
この馬はこのレースでは力を出すとか
この馬は悪くないのによく負けるんだよ、とか
この日も祖父の競馬授業が始まりました
今の私はレースの先頭にはいない
同世代の中で後ろの方にいます
不登校とか障がいとか、色んなことがあり
それまで優等生で前の方にいたのが
力をなくして後ろにいます
でも障がいを持ちながら生きてきて
今までにない種類の強さを得た気がします
生きる強さ、絆の強さ、弱さから立ち上がる強さ
私には障がいがある
人生の大きな浮き沈みは何度も経験してきました
死にたいくらい辛い時もあった
何もできず周りに忘れられるのも怖いです
強いか弱いか聞かれれば弱いです
でも祖父は教えてくれました
【人生追い込み馬】
失速して周りからもうダメだよと思われてたのに
力をつけて、どんどん追い上げて、
また先頭集団に追いつく、
せっかく教えてもらった生き方なので
私もそんなふうに駆け抜けたい
レースで1番を取るためではなく
ゴールしたあと清々しい気持ちでいたいから
よく走った!あそこでよく頑張れた!
最後で力を出し切った!
祖父は私のことを信じて
最後まで応援してくれることでしょう
それより驚くかな?
小さいときに教えた追い込み馬の話を
今になっても少しも忘れていないことを
忘れるわけないよ、
大好きなおじいちゃんから教わった
キラキラ輝くような生き方に思えたんだから
*愛音*
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