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てくてくなはなはのすけ1
2022.6月18日&7月5日
あーーのは7月のシフトを見ながら愕然とした。
衝撃のあまり膝から崩れ落ちそうだった。
しかし職場ではそういうキャラではない。
なので耐えた。
7月8日は休みをもらうつもりが、すっかり忘れていた。
ちなみに8日は夜勤入り。
寝溜めしてから出勤するのでこの日は全く何もできない。
夜勤の日はダラダラたくさん寝る事も仕事のうちなのだ!
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7(な)月8(は)日は那覇の日!
そう、7月8日は那覇の日。
(去年の2021年は那覇市制100周年記念だった。)
そんな7月8日は、那覇市文化財課の管理する「識名園、玉陵、那覇市歴史博物館、壺屋焼物博物館」の4ヶ所が無料開放されるのだ。
どこも何度か伺ってるし入場料もそんなに高くないのだが、タダなら尚更行きたいじゃないか!!
去年は文化の日の無料開放日に行ってきた。
その時に「やっぱ見応えあるな…次は7月だな!」と心に誓っていたのに……!!無念。
これが「タダより高いものはない」ってやつかぁ(違)
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むしゃくしゃしたので、
「なはーと」で6月に開催されていた「照屋勇賢展」に行ってきました。
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那覇文化芸術劇場 なはーとは、「感動を共有する文化の拠点」として、文化芸術の専門スタッフと市民の対話にもとづき、教育・国際交流・産業・福祉・観光などの他分野と連携しながら、「地域文化を創造・発信する」「優れた文化芸術に触れる」「育て・交流する」ことのできる、那覇市の新しい劇場です。
昔那覇市与儀にあった市民会館が久茂地小跡に移転した形。
有名な観光地「国際通り」のすぐそこ。
車だと混むから公共交通機関使えと言わんばかりの立地!
2021年に開館。
野村萬斎氏と嘉数道彦氏らの演出などをはじめとした「こけら落としシリーズ」を皮切りに、すでに様々な芸術を披露している。
まだ劇場の方には伺えていないが、すっごく豪華な内装らしいよ!
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(公式より引用https://www.nahart.jp)
私がシフトを見て絶望した時やっていた「照屋勇賢展」は、
無料展示だった。タダなら行くでしょう!!
※現在は終了しております。
私は今回はゆいレールで行った。
なはーとは美栄橋駅と県庁前駅の中間にある気がするので、好きなコースをぶらぶらしながら向かっても良いかも。
私はもちろん若干迷子になりながらてくてく向かいました。
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赤犬の子という意味で伝説上(?)の吟遊詩人の名前
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明治から続く老舗菓子店。タンナファクルーとはお菓子なのだ。
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この国際通りは「奇跡の1マイル」と呼ばれる戦後復興の印象的な場所。
闇市から派生した市場や瓦業者が集まった壺屋地区、
戦後の魂を悼む仏壇通りなどから賑わいを見せ、
現在では泉崎や久茂地地区に那覇市役所、県庁、議会、県警が置かれ行政の街ともなった。
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あと沖縄で一番地価が高い。
このコロナ禍の影響で一番高い家賃だった土産屋「おきなわ屋」が撤退。そのテナントにはPCR検査が入っている…。
時勢を繁栄しすぎてて辛い。
古くの那覇は、海の中にある浮島の集まりで何百年にも及ぶ埋め立ての歴史により今の形になった。
今では賑やかな町だが、この辺りは古くより陸地であるため実は何百年もの古ーい歴史の積もった街でもある。
十貫瀬、七つ墓、仲西ヘーイ(潮渡橋)、泉崎の登窯、吉屋チルーの置屋に天ぷら坂!新旧様々な興味深いエピソードに事欠かない。
そんな中でもとりわけ認知度の低いエピソードの地がこちら
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何の変哲もない、料金も普通のこのコインパーキング。
実は、
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那覇大阿母(ナハオオアム)の屋敷跡。
沖縄では女性は神の使いであるため、女官の地位は高い。
まず国王の姉妹が神官のトップであり琉球の裏番長となる。
(国王よりデカい顔をした国王の母も有名)
その下に首里の神官が続き、士族女子の長たる大阿母が那覇を治める。なるほど大阿母とは女官の役職の名前なんだね!
その大阿母の屋敷が昔はここにあったらしい。
全く名残はないが、そういうふうに見るとこのパーキングも神々しく見える事だろう。
自家用車がまるで牛車や神輿のような気分になれるかも?
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あ、緑の機械の隣に看板があるよ!
次回、
パーキングのすぐそこ「なはーと」でしょうが!
早く行けよ!!
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