BWミュージカル『COME FROM AWAY』@AppleTV(過去記事)
(2021年9月に書いた記事に、加筆しています)
いやぁ🤩
素晴らしい作品に出会ってしまったー😍
まだ興奮、感激してる😆
少ない舞台装置がいろんな場所に変わり、12人の演者さんが何役も演じ分け、それでいて早替わりコントみたいにはなってなくて、同じ人がやってるって気づかない位スムーズに人物が入れ替わって、しっかりストーリーが構築されて行く…もう、素晴らしいしかないの💕
決してしんみりではなく、むしろ力強くユーモアを交えつつも、大切な何かをこちらにがっつりと訴えかけてくる極上の作品👏👏
実話を元にしてます🏙
カナダの東側にあるニューファンドランド島、人口9000人の島のガンダー空港に、9.11の直後、アメリカの空域封鎖の影響で目的地に着陸できなくなった38機の飛行機と計7000人の乗客がやってきた…島民は、突然のことに驚きつつも、温かく7000人のお世話をすることに
もちろん世界のあちこちからやってきた飛行機なので、様々な人々がいるし、この38機の中にはさらなる爆撃機も含まれているのでは…という危惧の中、中東からの乗客は…
それでも、島の人たちは、できる限りのことを…という、再フライトが許可されるまでの数日間の乗客たちとの交流を描いている
9.11を扱っているのでね、敬遠される方もいらっしゃるとは思うけど、あの日、ニューヨーク以外の場所でこんなことが起きていたのだと、あらためて認識させてもらって、作品の中の歌詞にも出てくるけど、失ったものと得たものと、あの日を境に何かが変わって…それでも前を向いて生きていく人々の強さと弱さと、それぞれの生活の中での自分自身を見つめる姿があちこちに…私の言葉では追いつかないほど、ぎゅぎゅっと多くのことが詰め込まれてる
演劇的な手法を最大限に活かし、最小限な表現に観る側の想像力を加えて完成される舞台…こういうの観ると嬉しくてゾクゾクする😆
あー出会えて良かった🥰
ちなみに、この作品は2017年にブロードウェイ初演、そして今回の映像は、今年5月、9.11の生存者や第一線で活動した人々を招いて、ニューヨークのジェラルド・シェーンフェルド劇場でライブ収録されたもののようです😉
日本でも、来年、上演が決まりましたね😀
キャストさんが豪華過ぎて、0番俳優のオーラを消してごくごく普通の島の人や観光客として演じて下さるかどうか、ちょいと気になるところですけど…😅
作品の作りとしては、決して怖くも重くもありません…でも、この作品が伝えたいずっしりとした事実、あくまでも、あの悪夢のような9.11のサイドストーリーとしての重みを残したまま、BWの風味をそのままに上演下さることを切に願います🙇♀️
あ、BW版は、まだApple TVでも、観られると思うので、ご興味あれば、ぜひ😉