コーチの私がコーチングを受けたら、愛を掘りおこす人魚の私を見つけた
ドイツに帰る飛行機のなかで、この記事を書いています。ドイツに戻ったら、この2か月の一時帰国旅行のことをふり返って消化して名前をつけて保存しておこうと思っていて、この記事はそのゼロの記事です。
というのが、いまからこの記事に書きたいセッションは、1か月ほど前に受けたものなのです。実家で家族と過ごしたり、お仕事をしたり、実家を出てまた旅に戻ったりしているうちに、すっかり時間が経ってしまいました。
ドイツに戻ってすぐの日程で、次のコーチングセッションを予約しています。だからその前に書いておきたいけど時間がない……と思っていたら、空港に向かう途中で乗ったタクシーと、飛行機のなかでメッセージを受けとってしまいました。
そういうわけで、飛行機のなかでパソコンひっぱり出して書き始めました。荷物入れに入れていたけど、暗いなか椅子に乗ってなんとか出しました。いまここの私の記録を、また今日も残しておこうと思います。
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私の「私らしい」を壊したくなった
いきなりですが、みなさんが思う「私(=aimi)らしい」ってどんなものでしょうか。
私は最近、私の作った「私らしい」にとらわれてきています。私の範囲はこれだ、ここの範囲内にいなければならないと、自己暗示をかけているようです。いわゆる「セルフイメージから抜け出せない」という状態です。
というのも、私は2022年末にドイツに来て、1年かけて暮らしを作りました。その少し前から起こしたお仕事は、軌道にのって順調に継続できています。
生活は安定していて、「私らしさ」で、ドイツに暮らせて働けています。でも一方で、安定の範囲のなかにだけ居て、「私らしさ」が私を縛っているような感じもします。1年ほどの間、大きな変化がないからです。
いまの固定された私らしさから飛び出したいし、私は私のなかの直感的なものを受けとっていきたいのです。内側から、私のことを壊してまた作り直してみたくて、新しいコーチのもとでセッションを受け始めました。
私とは何者なのか
新しいコーチとセッションを始めていくとき、関係性を作ったり、自分のことを知ってもらったりということをします。私もコーチとしてセッションをするときにはいつもこの時間を持ちますが、自分がクライアント側で受けるのは久しぶりです。
私とは何者で、何が私のミッションなのか。そんなことをたどるような時間でした。
コーチングをお仕事としている私にとって、この体験は私のコーチとしての側面を豊かにしてくれるものです。……と、思わずコーチ目線で受けとってしまいますが、「私として生きる」ことにおいても間違いなく豊かな時間でした。
無意識の領域に入っていくような時間をとり、私からくり返し出てきたのは「愛」という言葉でした。
「愛を受けとる」「愛を伝える」「愛でかかわる」「愛を取り戻す」「愛でつながる」。こんな言葉をくり返していた私に、コーチが最後にくれた言葉が、「aimiちゃんって人魚なんじゃない?」というものでした。
愛を掘りおこす人魚の私
ここでいう人魚とは、愛を学ぶ存在として、コーチが言葉にしてくれました。それを聞いた私が思ったのが、私が知っている人魚はリトルマーメイドのアリエルで、彼女は言葉をなくしながらも愛する人との関係を得たこと、私も自分の恋人とは「言葉がそのままに伝わらない」ことをお互いに前提として関係性を育んでいることでした。(恋人と私は互いに外国人です)
それと同時に、セッションを受けている机のうえに、リトルマーメイドの人魚たちが描かれたメモ帳を見つけました。この日のセッションではこのページがチラチラ視界に入っていたけれど、何かはハッキリ見ないままでした。それが、コーチに「aimiちゃんは人魚なんじゃない?」と言われた瞬間にハッキリ人魚だと認識できたから、私は人魚なのだと受けとってみることにしました。
このセッションから3週間ほど経った今日、私はリトルマーメイドに2回出会いました。1つは空港に向かうタクシーで、もう1つは飛行機のなかの映画で。映画を見て、リトルマーメイドがこんなストーリーだったのだと知り直した私は、改めて「私のなかの人魚」というものを考えています。
私がどんな人魚かといえば、「愛を掘りおこす人魚」だと思います。日本に生まれ育って、愛を信じたり声高に叫んだりすることを、恥ずかしいことだと思ってきました。でも、みんな愛をもっと信じていいし叫んでいい。なんならほんとうはもうあるよ、みんなの中にあることを見ようよ、と思っているのだと自覚しました。
そういうわけで、私は尾びれで砂を払う人魚です。その下には、みなさんがほんとうは受けとっている愛があります。家族から、友人から、パートナーから、すでに受けとっている愛です。
私はクライアントのみなさんに対し、私との時間でご自身のなかにもうある愛を見つけ直してほしいと願っています。みなさんのなかの砂を払うこと、そして愛を掘りおこすことが、いまの私のミッションです。
▼最後にお知らせ
私が主催する「カナエルバ」というコミュニティの参加者を募集中です☺️3期となる今期のテーマは、「あなたがあなたに、何を体験させたいか」。
2週間に1回の個別セッションとグループセッションによって、4か月で25時間対話をし、あなたのこう生きたい=ミッションを見つけます。それも、私が提案するのではなく、対話によってあなたの中から見つけるものです。
対話によって、ご自身のなかから変化をしてみませんか。自分のなかから見つかるミッションに出会うことは、とってもパワフルです。私との変化を楽しんでくださる方との出会いを楽しみにしています☺️
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ライフコーチングというものを学び、私はひとと付き合うことがうまくなった気がします。人とのコミュニケーションというものを理解できたからです。…
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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️