見出し画像

「休まない」のが常識なのは日本人だけ!?

こんにちは。
エルロン代表・グローバル共創デザイナーの
石川陽子です。


いきなりですが、嬉しい御報告をさせてください。
 
 
このたび、エルロンYouTubeチャンネルが
登録者数2500名に到達致しました。
 
 
これも日々、私共を応援して下さる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
 
 
エルロンYouTubeチャンネルでは、
外国人介護士向けのコンテンツや、
日本語教師向けのコンテンツなど
さまざまなコンテンツを配信しております。
 
 
これからも、日本語教育に関する情報を
一人でも多くの方へお届けできるように精進致します。
 
 
まだ見たことがない方は、こちらからどうぞ。
ぜひ、チャンネル登録もよろしくお願い致します。
【URL】https://www.youtube.com/@aileron_channel

 

 
ところで、先日あるニュースを見つけました。
 
「日本は有給取得率世界最下位」
https://x.gd/VKuCm
 
 

日本の有給取得率は
63%で現在最下位です。
 
 
他のアジア圏である
・香港:108%(休み過ぎな気がしますが・・・)
・シンガポール:95%
と比較しても、少ないですね。
 
 

有給を取らない(取れない)理由として、
・人手不足で休めない
・いざという緊急のためにとっておく
・上司がなかなか休まないから言いづらい
がありました。
 
 

私が会社員だったころ
同じ理由で休めなかったことを
思い出しました・・
あるあるの理由だと思います。
 
 
また、
年末年始などの繁忙期ともなると、

多くの人は
・他の人たちに迷惑はかけられない
・休みたいと言えない
などの思いから、

自分の体調不良を感じても
我慢して出勤するということは
ありがちな事ですよね。
 

コロナ前のことを思い出すと、
「少々体調不良でも
 我慢してがんばらないと」
という責任感で
無理に出勤する事が当たり前でした。
 
 

現在は過重労働が問題視され、
労働時間や賃金、有給消化など、
少しずつ労働条件も見直しされ始めています。
 
 
一方、国にもよりますが、
大抵の国では体調不良は、
「休みをもらう」立派な理由です。


もちろん、
外国では体調不良に関する文化に
多少違いはあるとは思います。
 
 
しかし、全般的に見ると 
体調が不完全な中働いても、
仕事の効率が悪くなり、
逆にミスをする方が迷惑になるから、
無理をしないという考え方が一般的です。
 
 

例えば、よくあるケースとして、
頭痛や歯痛も休む理由になります。
 
 
日本人は誰にも言わず痛み止めを飲んで、
乗り越えるようとする傾向が強いです。
 
 
しかし、外国人にとっては
そういった我慢を一般的では
ありません。


対応策としては、例えば、
 
「体調大丈夫?少し横になる?」
「お薬は持ってる?」

などの声掛けによる気遣いだけでも
外国人社員の方々は安心すると思います。
 
 

逆に、
辛そうにしているのに
何もしない・・となってしまうと


「こんなにツラいのに、
 誰も関心を持ってくれない」


と感じて外国人スタッフもだんだん
ストレスがたまるでしょう。
 

 
日本人にとっては当たり前でも、
外国人にとってはそうではない・・・
という、ちょっとした感覚のズレは
そこかしこにあると思います。


例えば、こうした感覚についても、
日本人は「郷に入りては郷に従え」と
考える傾向が強いですが、
それもまた全ての外国人に共通する
感覚ではありません。
 


異なる文化の人同士が関われば、 
文化ギャップによるモヤモヤで
お互いにわだかまりが生まれます。
 

細かく見れば、
日本人同士であっても、
習慣や仕事のやり方、
ちょっとした認識のズレはあるものです。


こうしたズレは、

同僚間、
世代間、
男女間、

などなど、色々なところにありますよね。


つまり、
何も外国人だから特別に生じている
ギャップというわけではありません。

外国人スタッフは、
「日本で働きたい!」という人たちです。


ですから、
些細な認識のズレでギクシャクするのは
とてももったいないと思います。
 

「そもそも文化による違いがある」
ということを前提に、フォローを考えるのが
円滑なコミュニケーションを維持するコツです。

 
 
さらに普段から、外国人スタッフと
コミュニケーションがしっかりとれていると、
信頼関係も築け、チーム力も強くなるでしょう。
 
 

どんな小さな体調の変化も言い合える関係性
でいたいものですね。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。


今後も、外国人人材のリアルな実情と
日本語教育について、
お役にたてるサポート情報を
お届けできたらと存じます。


どうぞ、よろしくお願いいたします。


わたくし、石川の自己紹介はこちら

私が代表を務めるエルロンは
こんなことをしています


いいなと思ったら応援しよう!