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【映画】『五等分の花嫁』鑑賞レビュー(「五つ子ちゃんの魅力」と「夢のキャスティング」の結晶。その1)。

 はじめに



 大スクリーンで、「五つ子ちゃん」に会いたい。
 そう強く願い続けてきた。

 2019年(1月クール)、「テレビアニメ1期」。
 特にTwitter上では、当時の話題を席巻でした。「すさまじい勢い」を感じて、いわば「社会現象」といえる感じだった。
 その半年後(2019年8月)、山手線のラッピングトレイン。
 上京の予定があって、運良く乗れましたけど、「熱量」の一端を感じられたことを、いまでも記憶してます。

 2021年(1月クール)、「テレビアニメ2期」。
 1期ほどではないにせよ、それでもやはり話題にはなってました。


 かくいう自分は、アニメシリーズの当時は「一通りゆるく楽しむ」感じでした。「五つ子ちゃん、かわいらしいなあ」という感じで観てました。




 原作は、2017年~2020年に全14巻で発表された漫画本(コミック)。
 「ラブコメ」のテイストで描かれており、コミック自体がヒットしてます。
 また、家庭用ゲームが2本(アニメ2期、劇場版にそれぞれ準拠)、スマホゲームが1本、それぞれ制作されてます。




 映画の鑑賞レビューは、『君が落とした青空』(2022年3月14日)に続いて「2作品目」です。アニメ映画としては、初めてになります。

 では、鑑賞レビューを綴らせて頂きます。


 鑑賞レビューの要旨(「Yahoo!映画」での自分の鑑賞レビュー)

 まず、今回の鑑賞レビューの記事執筆にあたり、この記事をアップの9日前(6月23日木曜日)に執筆させて頂いた、「Yahoo!映画」での自分の鑑賞レビュー記事のリンク添付からさせて頂きます(「Yahoo!映画」での執筆内容が今回の鑑賞レビューの「土台」になりますので、まずはリンク添付の内容を拝読した上で、鑑賞レビュー記事の拝読を強く推奨です)。




 いま、リンク添付させて頂きました、「Yahoo!映画」での鑑賞レビュー記事。これがたたき台になります。「Yahoo!映画」での鑑賞レビューは、いわば要旨ですし、「4000字以内」という文字数制限に収めるように綴ってますので、正直うまく綴れていない部分もあるかなですけど。



 【『映画 五等分の花嫁』自分の現時点での鑑賞履歴。】
 1回目(2022.6.1[木])
 (梅田ブルク7、シアター3[207席])
 (関西圏でのメイン上映劇場。このときは「3番箱」での上映。)

 2回目(2022.6.20[月])
 (イオンシネマ和歌山、スクリーン7[365席]、「ULTIRA」)
 (公開5週目で、「最大箱」かつ「特殊スクリーン」での上映。
 「圧倒的な音響」で、作品世界への没入感が増幅でした。)

 3回目(2022.6.27[月])
 (MOVIX八尾、シアター2[445席])
 (自分の地元の映画館。公開6週目で「最大箱」での上映。
 「アニメ好き」に目覚めた「ラブライブ(μ’s)の劇場版」の初鑑賞時、及び「μ’sのファイナルライブのLV」もここでした。)



 これまで「3回」鑑賞させて頂いてます。
 これに加えて、あと「1~2回」は鑑賞したい、と思ってます。


 これから、鑑賞レビューを綴らせて頂きますけど、この『五等分の花嫁』が一作品として成功できたのは、いくつもの要素が積み重なった(融合できた)結果であると思ってます。


 【『映画 五等分の花嫁』自分(愛球人)が考える「5つの勝因」。】
 (1)「五つ子ちゃん」の「夢のキャスティング」(女性声優の現有戦力で考えられ得る「これ以上ないドリームチーム」)。しかも「五つ子ちゃん」の配役が「適材適所」であること。
 (2)「笑える」と「泣ける」、「ロマンチック」と「リアリティー」の絶妙なバランス
 (3)携わるすべての人間(担当声優、スタッフ)が「強い熱量を持ち続けて、同じ方向を向き続けた」ことが伝わるから。基本的に「原作に忠実な描写」であることも根強いファンを生み出す一助になった。
 (4)絵柄的に尖ってない絵柄で敬遠されるリスクが小さい。「アニメ絵」とは少し異なるけど)。題材が「青春もの」「恋愛もの」であるので、「若い世代(10代~20代)」に突き刺さりやすい
 (5)「大人のアニメファン」が日本社会に受け入れられてること。また、(一応だけど)コロナが感染爆発になっていないので、映画鑑賞できる「心のハードル」が下がっていること(を追い風にできた)。



 「五つ子ちゃん」そのものの魅力。勿論これが大きいと思います。
 でも、「最大の勝因」は「五つ子ちゃん」の「夢のキャスティング」
 自分は、そう強く思っています。


 何故、『五等分の花嫁』を鑑賞しようと思ったのか

 今回の、『映画 五等分の花嫁』の構成は、およそ下記の感じです。


 【『映画 五等分の花嫁』、全体の概要的な構成(136分間)。】
 (1)開始~33分(プロローグ、学園祭本番の開始まで)
 (2)33分~80分(「5つ子」それぞれの見せ場)
 (「最後の祭りが◎◎の場合」を5つ子それぞれ、7分~12分ほどある。樹だけ長いけど、その理由は本編を鑑賞されたし。
 一見、パラレルワールドのように見えるけど、よく見ると一つの物語になるように工夫されています。)
 (3)80分~114分(運命の告白。そして…)
 (特に「85分~95分」、四葉の過去が明かされる描写はこの作品の「最大の注目要素の一つ」です。)
 (4)114分~ラスト(それぞれの道へ、そして5年後、エピローグ)
 (116分から「5年後」の場面へ。ラスト4分近くが「エンドロール」。
 「エンドロール」で「きれいさっぱり完結」になります。)



 基本的な構成としては、「大きく4つに分けられる」感じです。
 「原作未読」「テレビシリーズ未視聴」でも対応可能ですけど、「これまでのあらすじ」的な場面はないですので、鑑賞にあたっての「事前の前提知識」、特に「五つ子ちゃん」「風太郎」の担当声優及び基本的な性格特性の予習は必要、の感じです。


 【『映画 五等分の花嫁』、鑑賞時の自分の状況。】
 ・原作未読。
 ・テレビシリーズは一通りは見ていた。
 (ただし、がっつりと見ていた訳ではない。1期、2期のいずれでも「見られるときに見ていた」感じだった。話数だと半数強くらいかなと。
 「事前の前提知識」をも兼ねて、初回鑑賞前に一通り改めて復習。)
 ・1回目の鑑賞でとても感動したので、2回目の鑑賞を前に改めて「テレビシリーズ」(1期、2期)をがっつりと視聴。



 自分は、上述の感じでの鑑賞でした。

 では、自分が何故『五等分の花嫁』を鑑賞しようと思ったのか、を綴らせて頂きます。


 「『かわいらしい』『等身大』な感じが素敵。」

 最初は、見ようかなと思ったのは、これが出発点でした。
 自分の場合、「絵柄」で合う合わないが極端に絞られてしまいます。

 『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『ワンピース』『名探偵コナン』等々。
 基本、特に「原作がある作品」を中心に、「絵柄が生理的に無理」という作品が、自分はいくつもあります。それが特に「話題の作品」になると、心が痛む思いをしてしまいます。

 絵柄が合う合わないは、自分にとっては特に重要な要素。
 それと、ジャンルも重要。自分の場合、これは実写でもですけど、
 「『青春もの』『恋愛もの』『学園もの』が大好き。」
 この傾向が強くあります(尤も、ジャンル的に好みだからといって、それが「観る」ことと直結するとは限らない感じですが)。


 前回の映画鑑賞レビューは、実写作品でした。
 ですので、自分の「アニメ好き」の歴史を、少し言及させて頂きます。


 子ども時代、自分は正直「非アニメファン」でした。
 というか、「アニメ・漫画は教育に悪い」といわれて育ってきました。

 とはいえ、全くアニメを観なかった訳ではないです。
 当時、好きなアニメは3つありました。
 『セーラームーン』『魔女の宅急便』『ルパン三世』
 アニメをあまり見ない自分が例外的に楽しんでいたのが、この3作品です。特に『セーラームーン』は、大人になって自分がアニメ好きになる伏線だったのかなと、いま思えば感じます。勿論、昨年(2021年)の「Eternal」の前後編も、鑑賞させて頂きました。




 で、自分の人生、価値観、世界観を大きく変えたのが、
 「『ラブライブ』との出会い」
 でした。2015年7月、μ’sの劇場版の鑑賞で、とても感動したのがきっかけです。
 (厳密には、劇場版の初鑑賞の数日前に、NHKEテレ『Rの法則』の再放送回があって、それがきっかけでした。)

 「こんなにも素敵な世界があるんだ。」
 この衝撃は、自分の中ではとてつもない感じでした。
 特に「ラスト30分」、とりわけラストの楽曲「僕たちはひとつの光」は、「人生で最高の感動」、そう言い切ってよいです。


 当時の自分は、「30歳」でした(というか、あと1か月で「31歳」になるタイミングでした)。
 30歳を過ぎて、「ほんとうの自分」に出会えた。「ほんとうの自分」に出会えた存在が『ラブライブ』であった
 いや、いままで無意識的に押し殺していた「ほんとうの自分」を、やっと表出させることができたのかな、と感じます。


 もともと、「スポーツ観戦」が趣味です(これはいまもそうです)。
 それと共に、『ラブライブ』がきっかけで、「映画鑑賞」も趣味になりました。
 「アニメ」「実写」両方の世界を楽しむ。観る作品の比重はその時々によりますけど、両方の作品を楽しむように心掛けています。


 『ガラスの花と壊す世界』『RWBY』『ポッピンQ』
 『誰が為のアルケミスト』『HELLO WORLD』
 『ラブライブ!サンシャイン』『セーラームーンEternal』
 『思い、思われ、ふり、ふられ』『プリンセス・プリンシパル』


 自分が、映画・アニメ好きに目覚めてから、映画館で観た「アニメ映画」の主な作品です。日程的なことで鑑賞できなかったけど、『冴えない彼女の育てかた』のように、後に別途観る機会を得て感動した作品もあります。




 一作品としてゆるく楽しんで観ていた『五等分の花嫁』に自分が強い興味を持つきっかけは、2019年8月の「山手線ラッピングトレイン」でした
 2019年1月クール、テレビアニメ1期。もうこのときは、特にTwitterでの話題を『五等分の花嫁』が席巻していた、いわば「社会現象」といってもよかった。「野球のオフシーズン」であることも、追い風だったといえるでしょう。

 ちょうどこのとき、上京の予定があって、偶然にもこの「ラッピングトレイン」がきたんですよ。
 「うわー、かわいい、個性豊か!」
 もう、完全に「童心に返る」感じで。2期が叶えば、楽しみたいなと思っていたのです。


 で、2021年1月クールが、テレビアニメ2期でした。
 ですけど、「自分の体調」「家庭の事情」もあって、「見られるときに見る」感じにとどまってしまった。
 Twitterでも話題にはなっていましたけど、特に物語の終盤は『ウマ娘』のすさまじい社会現象ぶりに押されていた感じがあります。

 とはいえ、気に掛かってはいて。1期→2期ときたので、恐らく劇場版だろうとは想像できていて。


 「劇場版が来たら、そのときは『絶対に鑑賞するんだ!』。」


 そう。「コロナ(緊急事態宣言)」「タイミング」「日程・体調」。
 そういった要素が複雑に作用します。
 で、3月に『君が落とした青空』を鑑賞の際に、「5月20日」が公開初日であることを把握して。よし、この『五等分の花嫁』と『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日が公開初日)は、絶対に鑑賞するぞ!と。


 「『(Bリーグの)CSファイナル』が終われば、絶対に鑑賞するんだ。
 そう、いまリンク添付させて頂いた、アニメ映画『五等分の花嫁』。
 2019年(1月クール)にテレビアニメ1期、2021年(1月クール)にテレビアニメ2期が、それぞれ放送されました。特にテレビアニメ1期は、かなりの盛り上がりになっていたので、ああ、この作品、聞いたことあるという人間も、いらっしゃるのではと(ちなみにその後、山手線をジャックしたことも話題になったと記憶します)。

 この、『五等分の花嫁』。実は今日(5月20日金曜日)が公開初日です。
 でもいまは、バスケのポストシーズンに全身全霊。
 で、バスケのポストシーズンが終われば、映画鑑賞を楽しもうと。
 (まあ、スポーツファンだって、れっきとした「オタク活動」であると自分は思っていますけど。)」
 (2022年5月20日「濃密だったCSのQF(島根vsA東京)、及び今オフの移籍市場で感じることを(その1。島根vsA東京)。」より。)



 そう、バスケットボール(Bリーグ)のポストシーズンの終了を待って(「5月29日日曜日」に全日程終了)、「6月1日水曜日」、梅田ブルク7で初鑑賞に臨みました。結論から述べると「とても感動」でした。


 「五つ子ちゃん」の担当声優の「夢のキャスティング」



 「五つ子ちゃん」それぞれに素敵な個性・魅力があること
 勿論、これ自体がとても大きいと感じます。
 この劇場版をきっかけに、自分も『五等分の花嫁』に一気に魅了されました。各キャラで推しの濃淡の度合いの差はありますけど、「五つ子ちゃん」の「箱推し」になった一人です


 ですけど自分は、『五等分の花嫁』がこれほどに愛されること、「熱量の強い固定ファン」をしっかりとつかんでいることは、

 「『五つ子ちゃん』の担当声優が『夢のキャスティング』であること。しかも5人の担当声優の配役が『適材適所』であること。」

 これがとても大きい、「最大の勝因」といってよい、と自分は正直感じてます。「五つ子ちゃん」が「この5人の担当声優だから」、「五つ子ちゃんそれぞれの魅力を最大級まで高めている」といえるのではと。


 【『五等分の花嫁』、「五つ子ちゃん」の担当声優。】
 (上段は役名、担当声優、声優の愛称。
 下段は「担当声優の代表作」を挙げてます。)

 中野一花役(花澤香菜)[ざーさん](1989.2.25[33歳])
 (『orange』『魔法科高校の劣等生』『メジャーセカンド』)
 中野二乃役(竹達彩奈)[あやち](1989.6.23[33歳])
 (『けいおん!』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『だがしかし』
 『アイドルマスター シンデレラガールズ』『ラーメン大好き小泉さん』)
 中野三玖役(伊藤美来)[みっく](1996.10.12[25歳])
 (『BanG Dream!』『アイドルマスター ミリオンライブ』)
 中野四葉役(佐倉綾音)[あやねる](1994.1.29[28歳])
 (『ご注文はうさぎですか?』『艦隊これくしょん』
 『のんのんびより』『WIXOSSシリーズ』『BanG Dream!』)
 中野五月役(水瀬いのり)[いのりん](1995.12.2[26歳])
 (『心が叫びたがってるんだ。』『キラキラ☆プリキュアアラモード』
 『戦姫絶唱シンフォギア』『ViVid Strike!』『宇宙よりも遠い場所』)



 5人共に、ある程度以上アニメに造詣があれば、「名前は知っている」のではないでしょうか。
 特に竹達さん、佐倉さん、水瀬さんは、「代表作は他にもいくつもあるだろう?」といえるほどです。
 伊藤さんは、この『五等分の花嫁』で「スター声優」に上り詰めた感じですけど、それ以前から「有力声優」ではありましたから(尤も「歌手補正」ありの感は否めなかったが。その意味で、純粋に一声優として認めさせた作品と解釈できるかなです)。

 というか、「五つ子ちゃん」の担当声優を「オーディション」で決めたことが、なおさら驚きです。顔触れ的に「指名で決めました」でも「ほとんど異議なし」ですので。
 (「五つ子ちゃん」の担当声優のオーディションにおいては、佐倉さんを誰かで起用することだけは決めていたといわれていますが。
 ちなみにアニメの場合、映画単独の場合は「指名」が主体だが、テレビアニメの場合は「オーディション」が主体といわれています。)




 今回、劇場版の1回目の鑑賞にあたり、予習(及び、テレビアニメ版の一通りの復習)を兼ねて視聴した動画。
 「TVアニメ版」の製作が正式決定していない段階で、の動画とのことですけど、なんと
 「佐倉綾音が『1人5役』ver(「五つ子ちゃん」全員を演じ分け)」
 の「30秒動画」です。

 「天才」「怪物」「異次元」
 「五つ子ちゃん」の誰のバージョンでも、全く違和感がないのです。




 「佐倉綾音さん(あやねる)」。実は、あやねるとの出会いは、
 「『ラブライブ!』の『絢瀬亜里沙』」
 これがきっかけでした。そう、自分が「アニメファン」になった「出会いの作品」であったのです。

 「絢瀬亜里沙」とは、μ’sの一員「絢瀬絵里」(CV:南條愛乃)の妹。
 「高坂雪穂」(CV:東山奈央[なおぼう])と共に、「妹コンビ」として、『ラブライブ!』(初代。「μ’s」ver)の重要な存在でした。
 そう、自分の中では佐倉さん、東山さんは、「ラブライブファミリー」の一員なのです。
 (この2人は『ラブライブ』では歌唱担当はゼロですけど、2020年12月の東山さんのキャラソンライブで、2人で『Snow halation』を披露しています[通称「スノハレ」。「μ’s」の代名詞的な楽曲の一つです]。)


 μ’sの劇場版の当時、佐倉さんは「21歳」、東山さんは「23歳」でした。
 いわゆる「若手有望株」といえる年齢です(しかも声優の場合、実写よりもデビューが遅い傾向にあるので「20代前半」で第一線に出ること自体がとてもすごいことです)。

 「すごい。まだ若そうなのに、こんな天才がいるのか。3~5年後、『とてつもない領域』に到達できるのでは。」
 佐倉さんと東山さんの「異次元の表現力」に、スクリーン越しに「感動」を覚えた。自分が「ラブライバー」になったのは、その幾分かは佐倉さん、東山さんの影響が正直あります。


 「異次元の領域」。これを見せつけたのが、いまリンク添付させて頂いた「五つ子ちゃん、佐倉さんの1人5役ver」です。
 ただ単なる「声真似」ではない、性格特性を研究し尽くした「圧倒的な表現力」。
 いま、実写で「浜辺美波」「芦田愛菜」という「異次元の天才」がいますけど、佐倉さんの「五つ子ちゃんの使い分け」はそれと同等レベルといっても「過大評価ではない」と映ります。それほどに「異次元である」と。


 「『五つ子ちゃん』の担当声優が『この5人だからこそ』最高に素晴らしいんだよ!」


 これを声を大にして伝えたいのですけど、何がすごいって、
 「目を閉じて聞いても、情景がイメージできる。」
 そう強く感じられるんですよね。「五つ子ちゃん」それぞれに、高い表現力があると。それでいて「私、うまいでしょ?」感が全くないのです。

 どういうことかというと、「夢のキャスティング」、これは特に実写では大型作品が毎年のように製作・発表されています。でもその一方で、特にここ数年は「失敗している」を繰り返しているように映ります。
 なんというか、「ただ並べているだけで、適材適所ではない」「見ている人間が求めている化学反応ではない」なんですよね。


 そう、この『五等分の花嫁』。
 「『スター声優』である5人が『適材適所』であること。『演技と演技の激突』になっていること。」
 これがどれほどの幸せか、なんですよ。


 既に文章量が長くなっていますので、続きを(その2)で綴らせて頂きます。


 【映画・音楽・アニメ#3A】【五等分の花嫁#1A】

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