「こんなに嬉しくない自己ベスト」の言葉は、それほどに誰よりも努力し続けてきた証明。そして自分の、今季にかける強い想いの理由。【バスケ】【Bリーグ】【陸上・マラソン・駅伝】【野球】【エッセイ】【ラブライブ】
「こんなに嬉しくない自己ベストは初めてでした」「あの瞬間を1回も忘れたことはない」、この言葉は「誰よりも人一倍の努力をし続けてきたから」。田中佑美、福部真子、2人共に自分は「記憶に残る選手」と伝えたい!
(今回のnoteは、当初は7月3日~7月4日頃の完成を見込んでの執筆でしたが、想像以上の遅筆になってしまったので、箇所によっては「執筆時点」と「実際の結果」にズレが生じてる箇所があります。これを理解の上で、読み進めて頂きたく思います。
今回は冒頭を、「こんなに嬉しくない自己ベストは初めてでした」で始めているのですが、これは自分の中で今回、この冒頭にこだわった感じです、これがなぜかは、読み進めれば伝わるかなと思ってます。)
(←1つ目が「2024年(今回)」、2つ目が「2023年(前回)」の、それぞれの「日本選手権、女子100mハードル」。なぜ前回のも載せたのかは後述を拝読頂ければです。
で、動画を観れば伝わるかなですけど、今回のレースは、競馬でいう「不良馬場」。特に100m、200mといった短距離レースには、「地面の状態」は[風と共に]大きく影響を受けます。)
今日は、「7月1日月曜日」。
毎年この6月の時期は、陸上の日本選手権を、とても楽しみにしてます。
今回は開催地が新潟でしたので、テレビ観戦で対応でしたけど、昨年は開催地が大阪(ヤンマースタジアム長居。ここは立派なサブトラックもあるので、陸上の大きな大会の開催にはドンピシャなんですよね)でしたので、大阪が地元の自分は、1日目・4日目の生観戦を叶えました。
陸上って、「自分自身との戦い」、それが陸上の最大の特徴・魅力であると自分は感じてます。それと「自然との戦い」でもある、それをも含めて、陸上がとても好きなのです。
「1人1人それぞれに、『リアルの人間ドラマ』がある」、それをとても感じられること。だから、大好きなんですよね。
陸上自体が好きですし、特に走る部門が距離を問わずに好きで、ですので、好きな選手も何人もいます。で、その中で特に注目している1人が、「田中佑美」及び、そのライバルの「福部真子」でした。
(パリ五輪をこの日本選手権で叶えたのが、福部。高校時代から100mハードルの第一人者でした。昨年の日本選手権は4位[それも、写真判定の結果。記録は12秒99]、どれほど悔しかっただろうと想像です。
で、この2年ほど、「女子100mハードル」は、それこそ「男子100m」「男子200m」に匹敵といえる一気に要注目種目になってと。もう、「観ていてとても白熱」なんですよ。)
この、リンク添付の2つ目。「福部、(気持ち的に)大人だよなあ…」と伝わる感じで、自分が福部の立場だったら、あの負け方は立ち直るまで時間がかかるだろうなあ…、の感じで。
福部は広島の人間で、広島の地元メディアが少なからず特集を組んでて、自分もそういった記事を拝読・視聴させて頂いてた感じですけど、プラスの意味で、「『陸上に対する姿勢』が、とても魅力的」なんですよね(そう、サッカーの澤穂希さんのタイプ)。
ですので、福部にも、後述ですけど田中佑美にも、「パリ五輪の景色、叶えて欲しい!」と正直感じていて。
それで今回、福部は準決勝で標準記録をクリア(12秒76。標準記録は12秒77)。雨であった決勝でも、優勝(12秒86)。
「あの瞬間を1回も忘れたことはない」。
やっぱり、そうだったんだ、と。「あの負け方」ですし(大差で負けるよりもっときつい。ちなみにこのときは、世界選手権の出場のためには「3位以内ならばクリア」が福部にとっての条件でしたが、それがなおさら悔しさを増幅だったんだろうなと)。
でも、あの負けが、あの負け方が、より福部を強くした。
それと、「支えている人間、応援してる人間を大切にする姿勢」も、とても見習いたいと感じます。
だからこそ、福部、「おめでとう」ですけど、恐らく福部自身は、「パリ五輪の本番で、より最高の結果を出す」に意識を向けていると想像です。
ついに辿り着いたステージ(28歳、いまが全盛期。4年後だとギリギリのラインという意味でも)。「持てる全力を出し切って!」と伝えたいです。
で、「田中佑美」。「観ていて華がある」と思ってます。
正直「かわいい」ですけど、走っているときの凛々しさが、もっと素敵と映ってます。
実は「関大一中・関大一高→立命館大学」。
同じ関西圏の人間としては、「言ってみたいわ」といえる、羨ましい歩みです(そう、「賢さ」を併せ持っている証明。中学受験でエスカレーター校に到達できている訳ですから)。
昨年の日本選手権では、3位(12秒96)でした。2022年から、いわゆる「BIG4」(福部、田中佑美、寺田明日香、青木益未。「女子100mハードル」のという意味で。ちなみに今回、青木は負傷の影響?で欠場)の一翼に名を連ねる有力選手になってはいましたけど、昨年のときは、まだ「追う立場」、視点を変えれば「出られればいいなの立場」でした。
(ちなみに昨年、田中佑美は「アジア大会、世界選手権の出場」自体は叶えてます。)
でも今年は、福部に「さあ、勝負だ」といえる立場になったと映る。いわば「並んだ。あとは本番」と。
で、今回のnoteの冒頭で示させて頂いた、
実際に、このインタビューはテレビで聴いてました、その言い回しをも含めて。で、今回のトップ画像も、このインタビュー時、まさしく「こんなに嬉しくない自己ベストは初めてでした」に合わせてます。
この言葉に、自分はとても心を揺さぶられた。そう、100mの準決勝を走り切ったときもそうでしたけど、「とても悔しい!」が強く伝わってきていたんですよ。
でも「こんなに嬉しくない自己ベストは初めてでした」の言葉は、
と思っていて。だからこそなおさら、田中佑美には、福部と共に、パリ五輪の切符を叶えて欲しい、そう強く感じているのです。
決勝は「12秒89、2位」。雨、それも競馬でいう「不良」に泣いた感じではありますけど、決勝が雨の予報とわかっていたからこそなおさら、準決勝で「12秒77」という標準記録、せめて「12秒82程度」が欲しかったと想像するのです。
「12秒85」という持ちタイム(数字)を考えると、恐らく、パリ五輪の合否(叶うかどうかという意味で。受験に相通ずると思ってますから)は、いわば「他力本願」になります(各国の国内選手権が、今年は一斉に行われる日程とのこと。いわば「公平性を期すため」。これは「ダイヤモンドリーグ」とかの日程が整備されたことも大きいと想像です)。
これを書き上げたときには、結果が出ているかもしれません。どうか、田中佑美に「吉報(=パリ五輪に出場)が届きますように」、1人の陸上ファンとして、そう強く願うのです。
いま、少し、「ダイヤモンドリーグ」に触れましたけど、この「ダイヤモンドリーグ」は、「陸上の世界最高峰の、トラック・フィールドのシリーズ(全16試合。ただし開催種目は、大会により異なる)」です。
出場は、「選ばれし人間」だけが叶えられる。昨年、北口榛花(女子やり投げ)が「紅白歌合戦の審査員」という快挙を叶えましたけど、これ、「世界選手権の優勝」もですけど、「ダイヤモンドリーグの総合優勝」も評価されたからです(5試合で4勝)。
そう、「ダイヤモンドリーグの総合優勝」は、「五輪での金メダルと、同等以上の価値」であると思っていて。「とてつもなくすごいこと!」と、強調させて頂きたいんですよね。
で、日本の陸上の国際大会は、現況では
「セイコーゴールデングランプリ」(国立競技場が多い。開催時期は毎年5月中旬)
の1つだけです。でもこれ、「ダイヤモンドリーグ」ではなくて、この1つ下の「ワールドアスレチックスコンチネンタルツアー」の試合の位置付けになってます。
種目によっては、ダイヤモンドリーグ級の選手の参加もあったりしますけど、でも正直、
そう感じてるのは、自分だけですかね?
そう、もし日本で「ダイヤモンドリーグ」の開催が叶えば、そりゃあ観たいですよ、「これが世界だ」をガチで楽しめる訳ですから!
…と、そのような感じですし、陸上の日本選手権、他にも要注目の種目、人物はいくつもあった感じですけど、時間の関係上、今回はここまでとさせて頂いて、話題を次へと進めさせて頂きます。
今季は自分にとって「最大の勝負モード」と位置付けてる、その理由。そしてこの背景は「後悔したくないから」「魂を燃やせるときに燃やしたいから」。それにしても、7月1日に、なぜ「あけましておめでとう」だろう、野球(NPB)で2月1日に「あけましておめでとう」というファンってどれほどいるのかな?
で、昨日は、「7月1日月曜日」。
バスケットボールファンにとっての「元日」とのことです。
そう、7月1日になると、X(ツイッター)の、スポーツ専用垢のTL。
「あけましておめでとうございます」が、ずらりと並びます。
いわゆる、バスケットボールの人間関係が徐々に広がっていき始めたのが、「7月1日を基準点」とした場合、2022年から、つまり今季で「3年目」です。
で、なぜ、「あけましておめでとうございます」なのか。
考えられるのは、選手の契約期間が、バスケットボールの場合は
「7月1日~6月30日」(ただし外国人選手は、「5月31日まで」の選手も結構多くいますが)
で(基本的に)設定されているからです。
感覚的には、野球(NPB)でいう「2月1日」。
そう、野球は「2月1日」が「キャンプインの初日」(野球協約で、事実上初日が「2月1日」と定められているため)であるからです。
でも、「あけましておめでとうございます」って、野球ファンは言うのかなあ?と。ですので、TLで「あけましておめでとうございます」、違和感を抱くのは自分だけですかね?の感じです。
で、7月1日。選手にとっては、「練習の始動日」になります。
尤もバスケの場合、「合同自主トレ」と「練習の正式始動」は、正直、曖昧な感じと自分は解釈してて(専用練習場のある球団だと、自主トレ期間中でも普通に専用練習場は使用されてますから。A東京、大阪、広島とか)、そう考えると、「正式な始動」は、外国人選手が全員合流する、「8月の半ば~20日過ぎから」と解釈してるんですよね。
個人的には、「外国人選手には、1日も早く合流して欲しい」と思っていて。なぜって、バスケットボールの場合、外国人選手(及び「帰化枠/アジア枠」)は、どうしても「戦術の生命線になってくる」が現実論であって。
そうすると、「連携練習がどうしても重要になってくる」のです。特に、日本人選手の個人能力に劣るチームだとなおさらと。
勿論これは、外国人選手は「家族をより大切にする傾向が強いから」とわかった上で綴ってます。バカンスは当然あって然るべきですから。
7月1日。理論上は、新シーズンの始まりです。尤も自分の中では、新シーズンの始まりの実感は、「全員が合流して、ファン向けの最初の御披露目(それがどのような形であれ)が行われるとき」、ですので「8月下旬頃から」ですね、正直。これは、「夏の高校野球が終わった時期」と覚えやすいからもあるかなですけど。
今季(2024-2025)、自分の応援球団である「京都」「大阪」、いずれも、「できる範囲でのMAXのランク」に入会させて頂きました。
そう、「京都」は「ゴールド」(35000円。2番目のランク)。
「大阪」は「ゴールド」(35000円。最高のランク)。
これ以外に、「奈良」「神戸」+αで、ファンクラブ(FC)に入会の構想でいます。
はい、正直、とても奮発しました。「奮発できるぎりぎりまで」、そう言い切っていいです。
そう、自分自身にとって「いまが最大の『勝負モード』と判断した」と。
言い換えれば、「いま勝負を掛けないと、恐らく自分自身がずっと後悔すると思ったから」です。
理由はいくつもありますけど、話せる範囲の中で綴りますと、第1に「この8月で40歳になるから」があります。
40歳という大台。「嬉しい」ことでもあると、頭ではわかっています。
でも一方で、「身体はもう若くない」、これも正直実感してます。
「身体の回復力が落ちてきている」。いまの生活を始めた「2022年のはじめ」からで「2年半」ですけど、ちょうど「身体の回復力との戦い」を感じ出したのも、同じタイミングです。
「疲れやすい体質」はもともとですけど、これに拍車がかかっている感覚が正直あります。
「終わりを意識する」。これは子ども時代から、正直毎年ありました。
これは、「いじめ」にずっと苦しみ続けてきたからという「歩んできた道」も、正直影響しているかなです。それに、相対的には病弱な体質で、特に小学1~2年生のときは、出席日数的には、いまでいう「不登校ライン」のぎりぎりでしたから。
自分が歩んできた道は、「回り道」「紆余曲折」の連続でした。
「人生は、一本道ではない」。これは自分自身がそうだからです。
いま、「フリーランスのライター」として、まだ「端くれ」ですけど、歩み始めています。やっと「自分自身の持っているものを活かせる道」に出会えたと。
でも一方で、「先が見えない、漠然とした不安感」も、ないといえば嘘になります。だけど、「努力できる原動力」があるから、いまの自分があるといえるのです。
「努力できる原動力」。いくつもありますけど、1つは、「誰かの応援者でありたい」、これが自分の「生きる方向性」として明確になったからがあります。このnoteをはじめたのも、大きな理由の1つはこれです。
それに、この2024年になり、「有料部分の導入」に踏み切りましたけど(今回は完全無料ですが)、「より本音を綴りたい」「いいものはいい、おかしいものはおかしい、と伝えたい」、これが「ほんとうの自分」なんだろうなあと感じてます。
自分自身でいうのも変ですけど、「曲がったことが大嫌い」、これは自分の、子ども時代からの、自他共に認めるところです。これは長所だと自分では思ってますけど、「よくも悪くも一直線だね」ともいわれます。
これで逆境になったことも、正直何回もあります。「一直線である」と自覚してますので、「1回目の大学時代」然り、あるいは2回目の大学時代での「東北の復興支援活動に向き合わせて頂いてたとき」然り、「物事に、より多面的に・より複眼的に向き合う」は、いまもずっと人一倍強く意識させて頂いてることです。
自分自身の歩んできた道で、特に大きな影響を与えたのが、「2つの震災」です。これはいままでも、noteで何回も言及させて頂いてきました。
そう、「阪神・淡路大震災」(1995年。当時、小学4年生。西宮に住んでいました)。
阪神淡路では、自分は級友を1人亡くしています。
それと自分の場合、避難先(当時は疎開と表現してましたが)の八尾(大阪の東側の隣の市です)で、そこでの級友が「転校生扱いせずに、普通に温かく接してくれたこと」も、プラスの影響になった1つです。
それと「東日本大震災」(2011年)。
当時、自分は、4年間の暗黒時代を経て、もう1回大学に入り直す(といっても通信制)決断をして、その手続きを終えた直後に震災でした。
あの、19時の、梅田のビッグマン(当時は「NHKニュース7」が放送されてました)での、閖上の津波の映像。このときの心の衝撃は、ずっと心に焼き付き続けてます。
2万人以上といわれる人間の生命。影響を受けた人間をも含めると、想像を絶する数です。
でも一方で正直、自分は、震災から半年後に初めて東北を訪れましたけど(南三陸、石巻)、東北に向き合ったことで、自分自身の生き方、価値観、世界観、人間関係は「一気に変化した」「拡がり深まった」。
はっきりと正直に述べれば、いまの自分がいるのは、「東日本大震災」、そう言い切れます。あの東北の場所、あの東北を通してのいくつもの出会いで、自分は「改めて、いのちを授かれた」、いわば「生まれ変われた」、これが正直な感じです。
表現が不適切かもですけど、あの東北の震災がなければ、いま自分はこうして、この世に生きてはいなかっただろうと。それほどに特に、1回目の大学時代を終えてからの「4年間の暗黒時代」は、精神的にとてもきつかったですから。
で、「2つの震災」。自分が、どれほどつらくても、どれほど苦しくても、「生きよう」と思い続けられたのは、
なんだか、気が付けばとてもシリアスな内容になってますけど(激汗)、そう、いつしか自分は、「魂を燃やす」という言葉を好んで使うようになってますけど、これは、子ども時代から「よくも悪くも熱血的」で、いわば「炎のようなマインド」を持っているからが影響しているのかなと思ったりですけど、この「魂を燃やす」って、「自分らしいな」と感じてると共に、「後悔したくないんだ」を象徴している言葉だな、とも正直感じてます。
いずれにせよ、そう、「生きていることは、当たり前ではない」。
そう、「たくさんの人間に支えられたから、いまの自分がいる」。
年齢の割には未熟。これを全否定はしません。
よくも悪くも、「偏りのある人間」であることを含めて。
でも、「自分は自分でしか生きられない」から。
だからこそ、自分だから感じられる、表現できる長所だってある。
それで、辿り着いた道が「誰かの応援者でありたい」です。
誰かを応援することで、学び感じることがある。
そして、それが自分自身の「心のプラス」になる。
「人間的な成長」を感じられるし、それにシンプルに、「誰かの笑顔や嬉しさが大好き」、それに、誰かの笑顔や嬉しさや輝きが、「社会に活力を生み出す」ことに結び付くからと。
だから自分は、「誰かの応援者でありたい」と思えるんですよね。
「努力できる原動力」の第2は、「子どもが大好き」です。
これは、もともと教員を志望いていた最大の理由でもありました。
いま、仕事場のメインで使用しているコワーキングスペース(2つあり、状況に応じて併用しています。朝を中心に、カフェもよく活用ですが)。
若い世代や子どもに、当初に想像していたよりも結構出会います。
あ、自分って、子どもが大好きなんだなと。
子どもって、「打算のない笑顔」をするんですよ。それを観ると、自分も不思議と嬉しくなってと。
それを観ると、不思議と「自分ももっと、『志』に向かって生きよう」と思えるんですよね。
それでいえば、昨季のBリーグは、すさまじい観客数の向上でした。
理由はいくつもありますけど、特に印象的なのが、「子ども、若い女性の比率の多さ」です(ファン数を増やすには、「子ども」「若い女性」の2つがとても重要。スポーツ観戦と接点を最も持ちにくいといわれる一方で、だからこそ、好相性とわかると「一気に夢中になり得る」存在ともいえる。それにシンプルに、子ども、若い女性の存在は「場が華やぐ」ですし)。
これは自分的には、正直「嬉しい驚き」で。特に「楽しんでる」姿を見かけると、「わあ、嬉しいなあ」と思えるのです。
印象的な1つが、制服姿の中高生。特に大阪の試合では(自分も「私立の中高一貫校の出身である」ことは、このnoteで何回も綴らせて頂いてますが)、地元では「この制服=この学校」といえる、いわば「見てわかるよね?」といえる私立の制服を、意外と結構見かけます(特に水曜日、土曜日の試合で)。
そういった、子どもの姿を見ると、「刺激になる」「励まされる」感じに、不思議となるんですよね。
で、「社会をよりよくできる」存在って、結局は「子ども」「若い世代」になってくるのです。チャレンジできる、学び続けられる時間がシンプルにより長いことも大きいですけど、子ども、若い世代って、「発想が豊か」なんですよね。一見すると、えっ?っと感じること(驚き、不思議さという意味で)も少なからずですけど、でもそれが、社会をよりよくできるヒントになり得るかもなあ、と感じたりするのです。
体の衰えとの戦い。これに向き合う日々が否めないですけど、でも、
「内面(心)をずっと、少年の感じを持ち続けることはできる」
とずっと信じていて。こうして「勝負を掛ける」と心に決めたのは、「いままで以上に、中高生・大学生のような内面でありたい」、そう自分自身に言い聞かせる、心掛ける意味合いが強い、これも正直あります。
「自分自身にとって、いまが最大の『勝負モード』と判断した」。
この理由の第1が、「この8月で40歳になるから」と述べました。
そう、いま、シリアスな内容になってしまってたかなと我ながら感じてますけど、でも、いまこうして、オープンな場で「自分の言葉として」綴らせて頂いたのは、「生きていることは、当たり前ではないから」「自分らしく生きたいから、後悔したくないから」、そう自分自身に言い聞かせる意味合いが大きいんですよね。
では、第2の理由はというと、「今後、考え得る日程的なこと」です。
そう、キーフレーズは、バスケットボールと共に大好きな「ラブライブ」、特に「Aqours」「Liella」です。
昨季の終盤、『五等分の花嫁』の横浜アリーナ公演がありました(アニメ開始から5周年を記念しての)。(LVでとはいえ)参加したかったですけど、日程や資金を総合して、最終的には断念しました。
で、です。いま、『ラブライブ』と述べましたけど、自分は、2015年7月、μ’sの劇場版のときからの「ラブライバー」(ラブライブシリーズのファンのこと)です。
で、いま特に大好きなのは「Liella」ですけど、「Aqours」は、ほぼ最初から応援し続けてきた存在ですので、思い入れが特に強いんですよね。コロナ危機をきっかけに、Aqours(及び個人活動)とは一気に心の距離感ができてしまってましたけど、人生でコンサートの生鑑賞の3回(1回は「告白実行委員会」。ただこれは、映画のイベントの延長線上の意味合いが強かった。1回は「スタートゥインクルプリキュア」、コロナ危機の直前でした、作品がとても素敵だったんですよね)のうちの1回が、
だったんですよね。
バックネット裏のやや1塁側寄りの最後列(右隣が柱だった)。
これが自分には、いわば幸運でした。
1曲目、Aqoursの中での最推しの1人、あいにゃ(鈴木愛奈)が大スクリーンにドアップになった瞬間、一気に「涙腺崩壊」。もう「泣きっぱなし」。
で、そこから2曲目終了までは、ずっと泣いていて、音楽は聞こえているんだけど…でした。で、3曲目開始で、やっと我に返ってと。
事実上、人生で唯一のワンマンライブのコンサートが、「Aqoursの4th、東京ドーム」。そう、自分の人生のハイライトの1つです。
で、「フィナーレライブ」の開催が発表されてますけど(事実上の「ファイナルライブ」と解釈してよい)、「フィナーレライブ」に向けての新曲が、この年末の12月18日と発表されてます。
そう考えると、「フィナーレライブ」の本番は(会場は、ラブライバーの盛り上がりぶりを考慮すると、東京ドームと信じてますけど)、「2025年の3月頃」。
3月の土曜日・日曜日が恐らく有力と考えると、
「できれば野球の開幕前」をも考慮すると、恐らく上述の2つのいずれかだろうなと。
今季のBリーグの全日程が発表されてからではありますけど、「Aqoursのフィナーレライブ」は、全力で参加したいと思ってます。尤も現実的には、「LVで対応」になるかなと思ってますけど、今年の4月末の「五等分の花嫁、横浜アリーナ公演」での不参加のような悔しさにはしたくないと。
尤も、全日程が発表されて、例えば、「京阪ダービー」と「Aqoursのフィナーレライブ」のどちらかを選べとかだと、自分的には「究極の選択」になりますけど、「Aqoursのフィナーレライブは、是非とも参加したい」が、現時点で強く抱いていることです。
そう、自分が「μ’s、Aqoursとかのラブライブ、アニソンの世界」に入ったのは、2015年7月、μ’sの劇場版からでした。
はっきりと正直に述べれば、「μ’s」「Aqours」、あるいは個人活動の中でも最大勢力の「fripSide」、これらが全盛期の「2015年~2019年頃」、このときの「熱量」(の圧倒的さ)、いわば、いい意味での「ヤバさ」、これを体感できたことは「人生の、とても大きな誇り」と断言できます。
あの「異次元の熱量」を、もう1回体感できるチャンスがあるならば。
そりゃあ体感したいですよ。「この一瞬に、持てるすべてを燃やし尽くす!」、この最高さは、経験した人間だから感じられると思うからと。
で、「Aqoursのこと」と同等以上に、自分自身が重要視しているのが、「Liella」です。
この「10月クール」に、NHKEテレで、アニメのシーズン3(3期)の放送が決まっています(基本的には、バンダイチャンネルを活用しながらになりそうかなですが)。
アニメ3期が、「2024年の10月~12月」。そう考えると、6thライブが「2025年の6月前後?」と思われます。そうなると、このペースだと
特に自分が重要視しているのが、「応援上映」です。
「μ’s」も「Aqours」も、夢中になれたのは、「応援上映」の存在がとても大きかったこと。
そう、『ラブライブ』は「音楽アニメ」です。
この作品テイストを考慮すると、「応援上映」は確実に来るだろうと。
「2025年の年末ごろに開始?」として、「2026年の年明け~2月?」に、「応援上映」が入ってくるだろうと。
時期がいつかはともかく、「2025-2026シーズン」に、まともに重なることは、まず濃厚であると思ってるんですよね。
年齢的に考えても、応援上映、コンサート(ライブ)で勝負を掛けられるのは、この「Liella」が恐らく最後だろうと思っていますし、そもそも、2020年のコロナ危機に突入の時点で、「自分の喉は、限界に近付いてるなあ…」と、漠然とですけど感じてたんですよね(スポーツ観戦のときよりも、コンサートのLVや応援上映のときの方が、喉への負荷はより大きいですので)。
そう、「先のことはわからない」。ですので、「Liellaの応援上映」が実現するとして、どれほどの頻度で参加できそうかは、そのときにならないと正直わかりません。いまいえることは、いずれ恐らくそう遠くないときの、Liellaの応援上映が実現すれば、自分自身の「できる全身全霊の魂を、燃やし尽くしたい」、そう心に決めていることだけです。
そうできる経験は、年齢や体力に照らせば、そう多くないと思っていて。
「瞬間的な負荷」「回復力」、特にこの2つの意味で。
特に「回復力の衰え」は、実感として隠せなくなってきてること。
だからこそ、「身体的に若さを持てるといえる『いま』」が「勝負どころ」と判断してるからも、正直ある訳です。
で、第3の理由。「チケット争奪戦を、少しでも有利に進めるため」です。それと、特に大阪、「より先行入場の順番を早くできるように」、これも正直あります。
と申しますのも、なぜ早くに入るかというと、早くに入れば、職員さん・インターンさんもですし、大阪だと、チアリーダー・マスコットにも挨拶ができます。
先行入場をより早くできれば、言葉を交わせる確率がより高くできるからと。
そう、先行入場も、理由の大きな1つです。
ですけど、特に大きな理由は、「チケット争奪戦」。
昨季は、「全体ファン数」「コアファン数」が、共に急激な増加でした。
自分の場合、座る座席は、基本的に「2階のメイン側、中央の最上段」。
それも「放送席にできるだけ近い場所のゾーン」と決めてます。
理由はシンプルで、最大の理由は「より全体が見渡せるから」。
それと「より安価なことが多いから」も、正直あります。
(この「より安価な」は球団による。例えば島根だと、2階のメイン側の中央の上段のゾーンは、なぜか1階の両脇のゾーンと同等ほどの値段に設定されている。2階席は「より安価である」ことに存在意義があると思うんですけどね…。)
(ちなみにこの、「2階のメイン側、中央の最上段」は、京都だと「指定席」、大阪だと「自由席」になります。ですので大阪だと、先行入場でしっかりと並べば、基本的には狙った座席に座れる可能性が高い。それに大阪の場合、「2階メイン側自由席」だと、「FC会員特典」あるいは「大阪の府民・市民応援デー」で、「無料券」の恩恵が可能ですので、いわば「特大のメリット」といえるんですよね。)
で、昨季、「全体ファン数」「コアファン数」が両方共に急激に増加したことで、特に昨季の3月以降は、京都の場合で、「狙っていた座席を確保できない」ことが、一気に急激に増えました。
「人気が上がる」こと自体は、とてもプラスなことです。でも、この状況が今季以降も続くということは、昨季と同等ランクのままでは、「狙っていた座席を獲れずに、何かを妥協せざるを得なくなる」を意味すると。
「メイン側の中央の最上段」にこだわるのは、「より全体を見渡せるから」が最大の理由ですけど、「斜視持ちであるから」も、正直少なからず影響しています。角度があまりに変わると、脳内変換がしづらくなるリスクが怖いと。
そう、「いまのままでは、もやもや感を抱えたままになることが、目に見えている」。とはいえ、年間予算にはどうしても限りがあります。
どのラインまでならば、投資が可能であるのか。正直、熟考でした。
「FC(ファンクラブ)の募集要項が発表されてから」で、そこで判断せざるを得ないなと。
で、「京都、ゴールド、35000円」。「大阪、ゴールド、35000円」。
これならば(言葉通りの「ぎりぎりのライン」ですけど)、「ぎりぎり投資可能のラインといえる」と判断。これが「40000円」だと、断念でした。
それと、自分の性格上、「いいものはいい」「おかしいものはおかしい」とはっきり言う傾向であると自覚してますので、「言うだけで終わる」って、相手の立場になると、いい気はしないだろうと想像するのです。それに自分自身、いい年ですから(この8月で40歳)、職員さんの大変さは想像できるつもりですのでと。
ですので昨季も、京都のレギュラー、大阪のシルバー、いずれも「10000円のライン」ということで入会させて頂いてましたけど、正直、予算的なきつさはありますけど、奮発できるときにしないと、恐らく後悔することは目に見えているから、があったんですよね。
話を戻しますと、そう、「チケット争奪戦」。
大阪は自由席なのでともかく、そう、京都です。
ゴールドにしたことで、2次先行になる。
2次先行の時間さえ押さえておけば、ゴールドは「上位500人」の計算であるので、狙っている座席を確保できる可能性は、より高まるはずだと。
だからといって、シーズンシート(年間予約席)は、さすがに想像できません。京都と大阪を併用ということを考えると、シーズンシートだと予算オーバーになりますから(真顔)。
いずれにせよ、全日程が出ないと、日程を組めませんからね(優先順位をつけながらになってくるので)。
それに特に、「ほんとうの勝負」になってくる、3月以降は、その時々の状況によって変化してくるだろうと想像ですから。
まとめると、上述の3つのことですけど、結局は「後悔したくないから」に尽きる(収斂される)といえますし、より深く述べれば「やらずに後悔するよりも、やって後悔する方がいい」、これが自分を突き動かしているといえるのかなと。
ですけど、視点を変えれば、「先が見えない、漠然とした不安感」が故でもあるのです。
今年、鉄道の人身事故(ほとんどの場合、自死になるのですが。なかには、遺体が跳ね返って、ホームで待っている人間に当たる、なおさら悲しいケースもあります)のニュースを、いままで以上に耳にしている感覚があります。
勿論、よろしくないことです。でも一方で、「理解できるよなあ…」と感じている自分がいることも、正直な感じです。繰り返しになるけど、「2つの震災」がなければ、自分だって恐らくとっくに身を投げていた。
「生きづらさ」は、自分自身の人生のキーフレーズの1つといえますので。
「先が見えない、漠然な不安感」、これは、いろいろな要素が複雑に絡んでではあるのですけど、その1つに「生活実感」があります。
はっきり述べれば、「円安」「ハイパーインフレ」。これは、日本バスケ界(Bリーグ)にもまともに直撃していると映っていますが(これは後述で改めて)、特に「ハイパーインフレ」です。
「経済が成長すれば、物価が上がる」といわれます。ですので、物価が上がること自体は、一概にマイナスなこととはいえない、頭ではわかる。
ですけど一方で、「物事には、程度問題がある」ともいいます。
特に象徴的なのが「マクドナルド」ですけど、この2年強での「ハイパーインフレ」ぶり、「ハイパーインフレ」の要因もいくつもが複雑に絡んでいる?と想像ですけど、正直な感覚を述べれば、「デフレの方が、まだましだった」、これが「はっきりと明確な本音」です。
だけど、「自分には、『叶えたい景色』があるんだ!」と。
だからいま、こうして生きていけてる。たくさんの出会い、学びができているから、いまの自分がいると。
この、歩んできた道として、こうして、「バスケットボールの生観戦」という、「生きる喜び」に出会えたこと。どれほど感謝してもし切れない、そうはっきりといえます。
その上で、です。いま言及させて頂いたように、「円安」の影響が、今オフのBリーグの移籍市場に、影響してくる(あるいは、既にそうなってる)のでは?と、自分は正直感じてます。では、このことへと話を進めます。
今オフの移籍市場、想像以上に「異次元の円安」の影響を感じる。だからこそなおさら、「いつか日本でプレーしたいとずっと思っていました」という選手にこそ、Bリーグに来て欲しいし、「みなし帰化枠」「留学生上がりの扱い」とか、より実状に合ったシステムに改良が叶うと嬉しい。
(「2014年1月1日~2024年7月4日」で検索をかけたのが、このリンク添付になります。
もともとは、「1ドル=100円~120円」で、ずっと推移していました。
それが、「2022年3月22日」に「120円を突破」。それが「2022年5月2日」に「130円を突破」。そこからは、もう「円安コースにまっしぐら」。
そう、「2022年3月以降」に、「すさまじいペースでの円安」になっていることが、このリンク添付から伝わるかなです。)
いま、「この2年4か月ほど(2022年3月以降)で、円安がどれほどすさまじいペースで進んできたのか」を、示させて頂きました。
こうして示すと、想像以上といえる。これが、自分の正直な感覚です。
もともとを「1ドル=120円」、今オフを「1ドル=160円」として計算させて頂きましょう。
さらに話を進めましょう。
この数年、Bリーグのレベルが向上していること、これはこのnoteで繰り返し述べてます。ですけど、先日の「日本vs豪州(オーストラリア)」の代表戦で、(まあ、ある程度想像できたことではあったが、)
「Bリーグのレベルが、豪州NBLと同等以上に成長を遂げたのは、『外国人選手の質が上がったから』であって、日本人選手も『質はある程度は上がったけど、トップの層はそこまで高まっているとはいえない』こと。」
が浮き彫りになった感じがあります。
で、Bリーグのレベル向上の原動力になった、何人かの外国人選手。
「日本で大成した」タイプ(エバンス、ビュフォード、ガードナー、ジャクソンとか)は、ここでは話の展開上、除外させて頂きます。
いま、ここに示させて頂いた8人。いずれも「中国CBAでも普通にレギュラーだっただろう選手」で、このうち「ニュービル、ニック・ケイ、ムーニー」は「豪州NBL上がり」(厳密にはニック・ケイはスペインからですが、実質的にはという意味で)でもありますが、8人に共通するのは、「円安に突入以前の選手」ということです。
8人の中で、NBA経験者がクーリー、クラークの2人だけというのも、興味深い感じですが。
尤も、「円安突入後」の昨オフでも、「レオナルド・メインデル(A東京。現役のブラジル代表)」や「アンジェロ・カロイアロ(大阪→京都)」のように、上述の8人と同等以上の選手はいますが(特にカロイアロは、もっと評価されてよいとはっきりと強く感じる。年齢面がやや高めなことで、日本の球団が手が届いたという解釈もできるかもですが)、メインデルやカロイアロのBリーグ入りは、上述の8人が生み出した流れがあったから、ともいえます。
これは野球(NPB)でも似たような感じで、今季のNPBは「歴史上ワーストといえる、投高打低」になってますけど、今季、NPBで結果を出している打者で、「エリエ・ヘルナンデス(巨人。今季から)」を除いては、「円安に突入以前の選手」がずらりと並んでます。
(もう1人、「ネフタリ・ソト(横浜DeNA→千葉ロッテ。2018年)」も、「結果を出している、円安以前の選手」に該当ですけど、ソトの場合は、「テスト入団による、安価でのNPB入り」という特殊ケースですので、ここでは除外させて頂いてます。それにしても、NPBで7年目で、昨季の絶不調からの復活、1人の野球ファンとしてとても嬉しいです。)
NPBの場合は、「円安の影響」と共に、「MLB側の給与水準の向上」も、「いままでならばNPB入りしていたであろう打者が、NPBに来なくなってきている」もあるかなではありますけど。
とはいえ、そう、円安が始まっていた昨オフ。「シェルドン・ノイジー(阪神)」が、「昨季の新外国人としては『そこそこ成功』だけど、いままでに比してだと『明らかに貢献度不足』」(RC27は「3.13」、WARは「マイナスを計上」。監督によっては、6月頃に見切りを付けられても不思議ではなかった)でした。でも裏を返せば、「ノイジーでもありがたく思え」であるほど、「円安の影響」は既に始まっていた、といえます。
話をバスケ(Bリーグ)に戻しますと、昨オフの移籍市場。
「中国CBAから、複数人の外国人選手がBリーグ入りの可能性がある。」
この噂がありました。ですけど、実際にBリーグ入りしたのは、「ジョニー・オブライアント(茨城)」の1人のみ、それも開幕後でした。
中国CBAは、Bリーグよりレベルが高いだけでなく、「給与水準で、Bリーグより段違いで高い(NBAに次ぐ給与水準ともいわれてる)」「他国主要リーグに比して、スタッツが跳ね上がりやすい(中心選手への依存度が高い傾向にあるので)」の特徴があります。ですので、中国CBAで居場所を失わない限り、Bリーグに行くことの、より積極的な動機が薄くなること。
ただでさえそうであることもありますけど、「円安の影響」で、「なおさら考えづらくなった」であるのかなと映ります。
ちなみに、給与水準的には、(あくまでも「そうであるといわれてる」の域を出ませんが、)
であるといわれてます。ですので、豪州NBL上がりの外国人選手がほぼ毎年いますけど、これは「給与水準的には上昇するから」になるからです。
ですけど、(いま思えばですけど)昨オフの時点で「円安の影響」は既に始まっていた。
で、今オフ。多くの球団で、「観客数の上昇」で、一見すると財務基盤が向上したように映ります。ですけど、球団によっては「新アリーナのための負担金」の影響もあるかなですけど、いえることは、少なくともここまでの動向としては、想像以上に「おっ?といえる有力の新外国人の動きがない」ことです。ここまでで最大の新外国人のトピックは、アジア枠扱いの台湾の「アル・バシール(秋田)」であることが、これを示してます。
そう、今オフの特徴として、多くの球団が、「既にBリーグでの実績がある外国人」で固めていること、これ自体は「むしろ当然といえる」、理由は「より計算できるし、それぞれの選手の特徴・活かし方がわかるから」ではあるのですけど、それにしても例年以上にこの傾向が顕著だなと。
それに、「円安の影響」に加えて、昨オフに「ステイシー・デイヴィス(京都。後にB2の新潟。Gリーグから)」「ジェフリー・クロケット(秋田。フィンランドリーグから)」の2人が大失敗に終わり、「Gリーグルート」「欧州ルート」により慎重にならざるを得なくなったこと(Gリーグはそもそもが「ピンキリが激しい」、欧州リーグは「ザ・組織リーグの特性から、そもそも突出的なスタッツが出づらい」、故にいずれも「潜在的な失敗リスク」がある)も、大きいと映ります。だからといって、「円安の影響」で、いままでならば「100万ドル」を出せてたのが「75万ドル」しか出せないから、より良質の外国人を獲れる可能性が物理的に厳しくなる、いわんやもとの市場価値が恐らく高い「中国CBA上がり」とかは「まず無理」になるのかなと。
さらに落胆であるのが、いわゆる「就活リーグ」である「プエルトリコリーグ(BSN)」や「レバノンリーグ」からの獲得の動きが、少なくともB1では「ゼロ」です(就活リーグと表現したのは、この2つのリーグは、野球でいう「ドミニカのウインターリーグ」と同等の位置付けであるから。ちなみに中日のカリステは、この「ドミニカのウインターリーグでの活躍」が評価されてのNPB入りでした)。これも、「異次元の円安の影響は、これほどまでに顕著であるのか」を示しているといえます。
(ただ、「レバノンリーグ落ち」したソン・メイカーを、どこも手を挙げないとか、いや、「213cmと長身にして、シュートレンジが広くて機動力を併せ持っていて、それでいてリムプロテクターでもある[まあ確かに、好不調の波の激しさは否めないとはいえ]、しかも『NBA経験者』『代表経験者』でもあるので、一定程度の知名度がある」意味で、いわば「集客源にもなり得る」のに、それでもどこも手を挙げないとは…と。いやまあ、本人が母国[豪州NBL]に帰還を決断したならば話は別ですが、かといって、少なくとも現時点ではそうでもない訳でと。)
実際、今オフのBリーグ入りの噂があった「タージェレ・マッコール(PG/SG/SF。豪州NBLケアンズ。3年間のうち2回でスティール王)」「ソン・メイカー(C/PF。現在はレバノンリーグだが、昨季途中まで1年半、中国CBAにいた。元豪州代表で、NBA経験者で、身長213cm)」がいずれも、現時点では「これ、来ないっぽい?」の感じになっています。これも「異次元の円安の影響」は、恐らく少なからずあるのかなと想像です。
「異次元の円安の影響」は、実は、Bリーグの既存の外国人の動向にも、無意識的に示されていると自分は映ってます。
この文章を綴っている時点で、
「ペリン・ビュフォード(前島根。Bリーグに4年間)」
「ジョーダン・ヒース(前川崎。Bリーグに5年間)」
「ジェロード・ユトフ(前横浜BC。Bリーグに3年間)」
この3人が、いまだに「FA状態」です。それも現況に照らせば、「どこも手を挙げない」が充分にあり得る(特にビュフォード)、になっていると映ってます。
考えられる理由が、ない訳ではないです。これを、下記に(自分なりにですが)示させて頂きます。
こうして見ると、ユトフは「能力面」(とはいえ、B1レベルは普通にあると思うけどなあ…)の可能性が高そうで、ヒースは「資金面」「能力面」の恐らく両方といえます。
ただ、信頼できる海外報道ということで、「ほぼ決定」とみなして綴りますと、京都の第3外国人は、「FT面、パワー面」という短所に目を瞑る必要があるとはいえ、22-23にエースとしてとても輝いていた(当時は「家族が京都をとても気に入っている」とも耳にしていた)ユトフが最有力と思っていたので(より理想はヒースだが、ヒースは「CSレベルの球団の第3外国人」として出ならば普通に重要戦力だろうと自分は思っていた)、
「ウィリスjr≧ユトフ、ヒース」
という判断は、正直驚きでした。
ただ、京都や大阪の今オフの動きは、もし時間がとれれば、別途で機会を設けて改めて言及できればと思ってますけど、ウィリスjr自体は、「良質のストレッチ4.5」といえますし、
「3P能力とFT能力を併せ持っている」「ナチュラルポジションはPFだが、Cでも普通に機能できる」「年齢的にも28歳と若く、しかも1年でも長く日本でプレーしたい意向っぽい」「高速バスケに合うこと、守備意識の高さは昨季の北海道で証明済み」
そういった意味では、なるほど「理に適っている」といえます。
ですけど、現時点で、ヒース、ユトフが、いわば「売れ残っている」。
で、いくつかのB1球団は、外国人枠にまだ空きがあります。
7月になったので、球団側からみれば、少しディスカウント(提示額を抑えられる)ができることにもなります。このままで終わる選手ではないと映りますので、どこか所属先が見つかりますように、と思うのです。
それと共に、ビュフォード。
ここ2年、Bリーグの中心軸の1人に、確実にいたと映ってます。
それが、「どこも手を挙げない」可能性が低くない感じになってること。
統計指標的に、いわゆる「NBAの傾向・トレンド」から外れている。
(「USG%が30%超え」「3Pが試投率・成功率共に低い」「公称198cmなのに3.5番タイプではない」)
で、そのくせ、推定市場価値は跳ね上がる、だから敬遠されてる?と。
仮に「どこも手を挙げない」が現実になれば(というかもう、現実的には、「三遠」が手を挙げなければもうなさそうなところまでは来ている。その三遠も「選手総年俸を削減したい」とずっと噂されている。ただ、可能性があるというのは、「帰化枠で気心知れたニカ」と、特に「早坂MGの存在(ビュフォードをうまくコントロールできそうな意味で)」が根拠な訳ですが、それでも可能性は薄そうと)、推定市場価値が跳ね上がっている、でも「ボールホグ・王様タイプの傾向」に照らすと、行き着きそうな先は
「1年でも長くBリーグで観たい」が正直な感じですけど、「どこも手を挙げない」が現実になりつつある現況の雰囲気は、とても心がきゅっと切なくなります。どのような結末になるのか、もどかしい感じがないといえば嘘になりますけど、より納得できる所属先が見つかって欲しい、いまいえることはこれです。
そんな中で、示唆的といえる話題に出会いました。
北海道が、「テリー・アレン」という新外国人を獲得の話題。
選手タイプ的には、PFとありますが、よりかみ砕けば「A/TOを見込めないコティ・クラーク(名古屋D→三遠→島根)」、そう考えると「3.5番がナチュラルポジション」と思われる感じです。
直近2年をみると、3Pが「試投率40%、成功率35%」、FTが「成功率75%、成功数1.80」、それと「スティール1.00超えも見込めそう」と、一見すると「日本向き」といえます。
一方で、リバウンド数はあまり多くなさそうと。その意味で「C起用は、よほどの緊急時のみ」、そう考えると「よくも悪くも、デモン・ブルックスの後継者として」といえます。
近年のBリーグのトレンドは、「『A/TO』と『3P能力』を併せ持つ『3.5番』」が顕著な感じです。
「エバンス(広島)、クラーク(三遠→島根)、カロイアロ(大阪→京都)、フィーラー(佐賀)、ベル(B2山形)」等々。
ですので、T・アレンはいわば「クラシカル(より古典的)な3.5番」といえますけど、そのようなタイプの3.5番はどのような成績になるのか、シンプルにとても興味があります。
ですけど、いまこうして、T・アレンに言及させて頂いたのは、「選手タイプ的なこと」が主たる理由ではありません。
そう、この「数年前から日本でプレーしたいと思っていました」、いわば「『自分は日本で絶対に成功したいんだ!』という強い気持ち」を持っている選手こそに、Bリーグに来て欲しいと思いますし、このT・アレンからは、「自分は絶対に日本で成功したいんだ!」が伝わり、応援したくなります(実際にどうかは観てみないとわからないですが、この言葉で「要注目選手」には確実に入った感じです)。
これは野球(NPB)にもいえますけど、「絶対に日本で成功したいんだ!」という「本気さ、切実さ」を持っているのか、それとも「腰掛け、踏み台」としての日本行きなのか、なんとなくは伝わるんですよね。
そう考えると、より応援したくなるのは、「絶対に日本で成功したいんだ!」という選手なのです。
そう、「クーリー、ジャクソン、エバンス、ニュービル、ニック・ケイ、エサトン、クラーク」、そういった選手が、応援球団の枠を超えて(「相手としては嫌だけど」ではあるが)、すごいなあと認められている、注目したいと思っていることは、「日本を好きになってる」「1年でも長く日本でプレーしたい」と思っていることが伝わるから、が大きいと思うんですよね(そこから帰化を目指すかどうか云々は、一概にはいえない感じではありますが)。
特に、「ニック・ケイ」。NBA勢を差し置いての「現役の豪州代表の正PF」という「ワールドクラスの選手」なのに、本人も家族も島根をすっかり気に入っていること。語彙力不足かもで申し訳ないですけど、「こんなん、推したくなるじゃん!」と。いわば「ハートをわしづかみ」ですよ!
いま示させて頂いたのは、「将来の帰化希望が噂されている選手のリスト」です(実際に帰化申請をするか、また、帰化申請が通るかは、わからないの域を出ません。あくまでもここでは「可能性としてあり得る」と解釈して頂ければと思ってます)。
一般的には、5年を超えるとクリア可能になります。そうなると、「あくまでも理論上は」ということでになりますが、
そう、調べてみるとそうなるであって、自分の立場的には、「ああそうかあ、ジャクソン、本人に帰化希望があれば、今季中に申請可能になるんだ」と思った感じで(帰化枠として獲ったのが、ケネディではなくてモリスなのは、そう解釈すると「より、すとんと落ちる」感じなんですよね。純粋な能力値だけでいえば、ケネディだと思いますのでと[ケネディ、モリスは「帰化枠の中では、よりコスパがいい」といわれてますので])。
尤も、クーリー、メイヨ、ジャクソン、いずれも現有戦力では「別に帰化枠がいる」訳ですけど、今季のシーズン中に帰化が叶うとしても、開幕時と同じ選手編成でずっと通す可能性は、充分にあり得る感じですし、広島は既に「メイヨの帰化が叶っても、帰化枠の河田も今季はずっといるまま」であることを「現時点では」としつつも示唆してると伺いますが)。
いえることは、「いつか日本でプレーしたいとずっと思っていました」という選手にこそ、Bリーグに来て欲しいですし(そう考えると、北海道に来たT・アレン、代理人経由かもだけど、水面下でBリーグの各球団に売り込んでいたのかもと)、何年もずっとBリーグにいる選手がこんなにいることも、とても嬉しく思う感じであるのです。
それと、今オフの移籍市場で、「嬉しい」と思った1つが、三河の「モッチラミン」の入団です。「帰化枠」としてですけど、実は「高校、大学からずっと日本、つまり『留学生上がり』」でして、「日本に来て11年」ということになります。
で、この3月に帰化が叶って、それで今オフにB1入りを叶えたと。
2年後の2026年から「B.革新」が開幕になる訳で、「B.革新」における制度設計は、ぎりぎりまで「実状に見合った制度にする努力を続けて欲しい!」と思っていて、例えば、「『スター選手条項』は、「日本人で最大1人、外国人/帰化枠/アジア枠で最大1人、に改良して欲しいです!」と、5月30日のnoteで言及させて頂いてたかなですけど、「実状に見合った改良の必要性」は、他にもあります。
野球で、NPBで8年に到達できれば「日本人枠扱い」になるルールがあって、今季、ビシエド(中日)が到達を叶えましたけど(なお今季の成績)、いま、Bリーグには帰化枠がありますけど、
「留学生上がりの帰化枠扱い」。とても考えさせられるのが、今年の1月クベマ・ジョセフ・スティーブ(福岡第一高校→専修大学)がBリーグ入りしましたけど、入団先はB3の品川でした。
「プロ入りおめでとう」ですけど、「えっ、B2でもなくてB3なの?」と感じたのは、恐らく自分だけではないと思います。
留学生は「勝利のための傭兵」と、バスケや陸上ではいわれてきました。そのような選手がゼロではない、確かにそうかもしれません。
でも、ほとんどの留学生は、「日本で成功したい」と思っているはずですし、というか現実社会だって、日本から学びで海外に留学する人間だって(近年は「地域みらい留学」等で、国内留学をする高校生も増加傾向ですが)、「自分自身を成長させるため」という、プラスの理由であると思うんですよね(海外であれ国内であれ、冷やかしで留学を目指す人間がいるだろうか?と自分は思うんですよね)。
そう、高校・大学と7年間日本にいる留学生の「受け皿不足」の現況。
「努力できる」意味では、「受け皿」の存在は、とても重要と思うのです。
その意味で、「留学生上がりをみなし帰化枠として受け入れる」制度は、B2レベルでならば充分に可能であると思うんですよね。
それと、「みなし帰化枠」。
ここ数年、Bリーグは「帰化選手ゲーム」との声を耳にします。
この要素が、少なからずあることは、全否定はしません(「いるとより望ましいが、全てではない」が正直な感覚。それに「帰化枠は、どうしても年齢が高くなりがち」であるので、「帰化枠の効力」がどれほどかは、衰えリスクをも踏まえると、やってみないとわからない部分もあると感じるが)。
ですけど、7年も日本にいるとなると、「日本になじんでいる」とみなすには充分ですし、例えば27歳程度でBリーグ入りだと、7年経過で「34歳」の計算になります。
7年の在籍は、それ自体がすごいことというのは、例えば、「スコット」。
いまはFAで、これは昨季(横浜BC)、パフォーマンスをガクッと落としたことが恐らく大きいですけど(急激な衰えを想像できた人間が、どれほどいるだろうかと。昨季のスコットは、自分は正直、とてもショックでした)、でも、全盛期のスコットは、クーリーと並び称せられる「Bリーグの象徴」でした(ちなみにスコットは、現時点で8年の計算になります)。
帰化枠になるのは「成長曲線的に衰え始めていってる」の計算からといえますし、帰化を叶えて数年が経過でもいまだに衰えを見せてない「ロシター(A東京)」は、なおさらすごさを感じますけど、長く日本にいる選手は「みなし帰化枠」という「受け皿を与える」の仕組み化は、大いにあって欲しいと自分は思うのです。
勿論これは、「日本人選手の活躍の場を確保する」とのバランスの上でが前提ですけど、Bリーグでの「帰化枠」「留学上がり」の仕組み(システム)は、より改良の余地があるのでは?と伝えたいんですよね。
いずれにせよ、そう、特に、「『いつか日本でプレーしたいとずっと思っていました』という選手にこそ、Bリーグに来て欲しい」(大切なことなので、繰り返し強調の感じです)、の感じですけど、いよいよ、Bリーグの移籍市場、終盤に突入の感じで(並里、チェンバースが「売れ残り」になっているが、このままで終わる選手とは思えないけど)、残る論点は外国人枠の動向にほぼなりつつある感じでと。
「異次元の円安の影響が、まともに出ている」、これで想像以上のスペースを充てて綴った感じですけど、今オフの終盤戦で、「外国人枠、帰化枠/アジア枠を、完全総入れ替え」の球団があります、そう、「横浜BC」です。
「総ファン数、コアファン数が共に爆上がり」で、いまや「FCに入会しないとチケット争奪戦にほぼ参加できない」ともいわれるほどの盛況ぶりで、実際、配信越しでも、あるいはツイッター越しでも、「熱量の大きさ」がとても伝わってきてます。
で、直近の決算では「売上高で12億円ラインをクリア」とのこと。「補強資金も他球団に比してドンとある」ことが想像ですし、今季の横浜BCは、どの球団よりも「来季にどうしても優勝したい」理由を持つ(現実論、河村の海外挑戦は、そう遠くないうちにと考えてよい。「早ければ来オフにも」と)といえます。
このnoteを書いている時点で、「アジア枠で、K・ラベナを確保」で、外国人枠も、1人目に「PF/Cのミッチェルを補強」とのことです。
まだ速報段階でしか確認できていませんけど、このミッチェル、中国CBAからの補強で、しかも昨季の中国CBAでは「レギュラー」で出場でした。
そう考えると、「補強資金をドンと注ぎ込む」は、「マジなんだな」と想像できます。
あと2枠。3枠のうちの1枠は、Bリーグ経験者にするのでは?と自分は読んでいますが(3人共に未経験だと、下振れになったときのリスクが大きすぎるから)、どのような3人になるのか、自分は正直、とても「わくわく感」でいます。
ただ、まだ速報段階で、細かく調べられていないとはいえ、このミッチェル、中国CBAでレギュラーであったことから考えると、「結構な大物」と考えてよいかなですけど、3Pは「できない訳ではない」程度でしかないことです。それ以外の能力で補って余りあるから、中国CBAでレギュラーを張れてたと想像ですけど、あと2人のうちの1人は「Cにも対応できるビッグマン」を連れてくると思われる訳で、それが「ジャクソン、ディアロのような古典型ビッグマン」ならば、「ペイントエリアが渋滞」で、昨季のような悲劇的結末が目に見えている(しかも今季は、所属の中地区は「2~4枠を、6~7球団で争うすさまじいハイレベル」と思われる)、と読みますけどと。
「どうなるか、見てみよう」ではありますけど、特に横浜BCは、若い世代のファンをとりわけ獲得できているからこそ、今季は昨季のような「こんなはずではなかった」で終わって欲しくない訳です。はっきり述べれば、(「2位以内でのストレートイン」か「ワイルドカード経由」かはともかく)「CS出場がマスト」の位置付けですのでと。
その意味で、あと2人がどのような補強になるか、要注目と思ってます。
そして末文にて。「陸上の石堂陽奈」「野球のタイラー・オースティン」、こうして「スポーツ(競技)ができることは、当たり前ではない」と改めて学ぶ。だからこそ2人を、温かく応援し続けたいし、自分も成長し続けたいです。
末文にて。今回の本題からは離れるかもですけど、とても心に響く、とても考えさせられることを、2つ取り上げます。
第1は、今回、序盤で取り上げた、「陸上」から。
「石堂陽奈さん」(「陽奈」と書いて「ひな」と読みます)。女子100mの選手で、高校時代(北海道、立命館慶祥高校。大学は、岡山の環太平洋大学です)から将来を嘱望され続けてきました。短髪が映える爽やかさも、石堂の特徴といえます。
ただ、負傷癖に苦しんできた(こういうたとえはしたくないが、中長距離の不破聖衣来[拓殖大学4年生。石堂と同学年になります]の短距離版といえる。「万全ならばすさまじい才能」も「なお稼働率」も)。2年ほど、トップシーンから遠ざかっているよなあ…と思っていて。昨年に生観戦した、陸上の日本選手権にも、名前がなかったですから。
2学年年下に、同じ女子100mで、「藏重みう」(中京大中京高校→甲南大学2年生)という、特大の潜在能力を持つ有望株がいます(昨年の日本選手権の女子100mで3位。長い髪が映えるかわいらしさも特徴的。いわば、いい意味で石堂と対照的といえます)。
藏重に限らず、どうしても、有望株がひしめいてくると。
遅咲きの人間がいるということは、逆の立場の人間もおのずといる。
自分が、大学受験で、「逆転負けした」立場を経験していますので、なおさら理解できます。
でも、自分は強く信じていることがあります。
実際に、動画(札幌テレビ[NNN系列]。つまり、石堂の地元のテレビ局になります)を視聴して頂ければですけど、想い・愛情が詰まった素敵な感じがとても伝わるんですよね。
で、いま、石堂は「大学4年生(22歳)」。ですので、年齢的には実は、むしろ「これからを全盛期にできるよ!」といえるのです。
自分が、特に大好きな言葉の1つですけど、そう、「人間の成長曲線は、人間の数だけきっとあるんだよ!」と。
4年後である、「2028年、ロサンゼルス五輪」(の選考大会である日本選手権)は、「26歳」になります。
そう、この動画から伝わるかなですけど、「再起、復活を信じて、ずっと応援し続けている人間がいるんだよ!」ということです(同様のことは、不破にもいえます)。そう、「4年後でも26歳、あなたはまだ若い、道を拓くことは充分に可能なんだよ!」と伝えたい。
走れないことは、とても悔しいと想像です。でも視点を変えれば、自分自身と向き合い直すチャンスともいえると思うのです(そう簡単に割り切れるものでもないだろうことを理解の上でもありますが)。
自分自身の長所とは何かを、改めて再構築しよう!と(もしかしたら、「200mへの転向」も1つの方法になるかもですけど)。
恐らく、諦めて(あきらめて)しまいそうになることもあるかもと想像ですけど、「あなたは1人ではない、応援している人間がいるし、むしろこれからが全盛期であるはずだよ!」と伝えたいです。
「自分はこうなりたいんだ」という想いを持ち続けて。
「走れることは、当たり前ではない」、これを恐らく誰よりも学んでいるだろうからこそ、なおさらと。
繰り返しになるけど、「待ってるから!」と。理屈ではないの感じですけど、ささやかながらだけどずっと注目し続けてきた選手で、偶然にも素敵な動画に出会ったこともあって、それでこの機会に、言及させて頂きます。
第2に。「野球」のこと。
「タイラー・オースティン(横浜DeNA)」。野球ファンならば、多くの説明は不要といえる、NPB(日本球界)を代表する良質の外国人です。
2020年にNPB入り(NPBではずっと横浜です)、今季で5年目です。
自分も、オースティンは正直「好きな1人」です。このオースティンと、ロッテのポランコは、「観ていて楽しい」とはっきりといえます。
MLB時代は、名門ニューヨーク・ヤンキースの有望株。
確か、「俺にはヤンキースの血が流れている」と発言したことがあるとも伺います。
で、17本塁打したシーズンもあるなど、「パワーヒッター」の感じでした(いわゆる「低打率・高本塁打・高三振」、言い換えれば「ロマン砲」のタイプ)。
それが、NPB入りすると、圧倒的なパワー(「打った瞬間」という本塁打もしばしばです)もですけど、むしろより特徴的は、「確実性の高さ」と「いつだって全力姿勢」です。
それ故なのか、「負傷癖」「なお稼働率」が代名詞の1つになってしまった。実際、NPBでの5年間の「RC27」は、下記の感じです。
5年間のうち、3年間で「RC27が6点超え」。
そう、「出場すれば、存在自体が『違い』『戦術』」の存在です。
ですけど、「なお稼働率」といわれてる。これは、「NPBでの5年間で、規定打席の到達がゼロ」という根拠があります。
ですけど一方で、
「記憶に残る」「勝負強い」「いるととても頼りになる」「相手にすると、とても恐怖」
これも、はっきりといえることです。というのもオースティンは、確かに三振も多いですけど、四球率も高い、つまり「選球眼を併せ持ってる」んですよね。
そんな中で、いまリンク添付させて頂いた記事。
執筆者は、横浜DeNAの名物執筆者である、石塚隆さんです。
(サッカーでは、「このクラブ=この執筆者」といえる存在が何人かいますが、野球では意外と貴重です。ちなみに横浜DeNAではもう1人、日比野恭三さんという名物執筆者がいらっしゃいます。
で、この文章、いわば「石塚さんだから伝えられる文章」と感じます。)
細かいことはもう、「本文を参照されたし」に尽きます。
ですけど、この文章を拝読させて頂いて、オースティンを、より一層好きになりました。そう、「いつだって全力姿勢」がどういうことか、特に本文の終盤で掘り下げられてますけど、「ああ、とても納得!」って感じで。
33歳。この年齢面に加えて、打者の場合はNPBが「終着点」「ほぼ片道切符」(成功を叶えれば「英雄」だが、失敗だと「事実上の選手生命の終わり」といえますので)であることをも考えると、なおさら、
そう強く抱くのです。いずれにせよ、これからも「オースティンらしく」を存分に楽しみ他意は勿論ですけど、「1回でいいから、規定打席到達を叶えた姿を観たい」こと、そして特に「最後は、引退試合を開催で盛大に送り出される感じでの引退になって欲しい!」、そう伝えさせて頂きます。
それにしても、とても強く考えさせられることがあります。
そう、「不良債権」「死刑囚」という言葉が、いまでは日本のスポーツ界で、バンバン飛び交っている(勿論、聴いていてプラスな気持ちにはならない)現況がありますし、「放出も補強の一環である」、これも悲しいけど現実としてあります。しかも特にバスケの場合は、選手枠の1枠の意味(価値)がとても大きいことも、なおさら拍車をかけてます。
「◎◎は放出やむなし」。「××は合うイメージは湧かないけど」。
言葉を選びながらとはいえ、そのようなニュアンスも正直綴ります。
よくも悪くも、「裏表を持てない」ので、自分は。
ですけど、こうしてBリーグ、特にB1のステージに立ててる選手って、いわば「もっとすごい」存在なんですよね。このことを、改めて心に意識付けたい、できるリスペクトを持ち続けていたい、そう強く思います。
…って、気が付けば、今回は特に、想像以上の遅筆になってしまいました(自分自身に対して悔しい)。ですけど、いま正直に感じていることを綴れた意味で、どうしても今回、これを綴りたかった(「勝負を掛ける」「後悔したくない」は、「自分のいまの正直な気持ちだから」と)。
これからも、何卒よろしく御願い申し上げます。
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