![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156244270/rectangle_large_type_2_15f2d5bf141ec91edeb172738c0ba735.jpeg?width=1200)
【21週2日】ニワトリ、そして性別判明!
小デブ
すっかり日が空いてしまいましたが健診がありました。
健診2日前に体重を測ると52.6kgだったので、「よしよし、まあ普通の増え具合だな」と思って油断していたところ、まさかの54.3kgを叩き出してしまいました。
さすがに「ア゛ッッッッ!?!」と声が出た。
診察室に入るとお医者さんから体重のことはまだ言及されず。
いけるか….!?と思いつつ、「エコー見るのでベッドに横になってくださいね。ご主人も呼んでくださいね」と言われ、待合室にいる夫に電話。
夫が入室したところでお医者さんに
「ちょーーっと体重増えすぎちゃったよねえ?」と刺される。
視界の端で夫が笑いを堪えてこちらを見ているのがわかる。言葉がなくても、視界の端の端でもわかる。これは卑下の笑いである。
診察後に助産師さんにも連絡したところ、2ヶ月は現状キープが理想とのこと(「体重計お持ちですか?」とも聞かれた)。増やしても減らしてもダメらしい。体ってそんなふうにできていないと思うんです。どうしたらいいんだ……。
お医者さんからは、
・野菜を先に食べる。
・料理を薄味に。
・フルーツは食後ではなくおやつとして食べる。なるべく日中に食べる。
・夜遅くに食べない。
というアドバイスをもらった。
諸悪の根源は夜遅くに食っているということに尽きる気がする。
元来好きなものを好きな時に好きなぶんだけ食べていた&我が家の性質上夜ご飯がいちばん大きな食卓になる。これがまずよくないんだ!!まずはこれだよこれ!!
好きなものを好きなだけ〜は妊娠してから気をつけていたものの、夜ご飯を少し減らしつつ早い時間に食べるというところから始めよう。小デブ(命名夫)脱却のためにできることからやるしかないのだ……。
性別判明!
さて、診察室に場面を戻そう。笑いを堪える夫を横目に看護師さんが子宮底長や腹囲を測る。そして足をぐっぐっと揉みながらむくみのチェックをしてくれる。
「はーい、むくみなさそうだね……ん!?ニワトリ!?!?」
![](https://assets.st-note.com/img/1727694431-UYCmyiXP8xFEc7BKIsvGnqg9.jpg?width=1200)
私は何も考えずにニワトリの靴下を履いていた。
むくみのチェックがあるのは知っていたのになぜ今日これを履いたのか。
片田舎の少女が都会から来た男の子に話しかけられたかのようにはにかみながら、私は「あ……ハイ……ニワトリです……」と頬を赤らめた。
夫は横で笑っている。こいつはずっと笑っていやがる。
そしてお医者さんにバトンタッチし、エコーがスタート。
前回までとは違う、初めましての女性のお医者さんだった。
この方、前までの方とは違って、最初はあまりこちらに何も話さずじーーーーーっくりエコーを見ている。
(あとから聞いたら夫は「先生、何にも言わないからバボ大丈夫なのかな?って心配になった」と言っていた)
バボは順調すぎるほどに順調。体重などすべての数値が(私と違って)標準範囲内で元気に育っているという。
そして前回わからなかった性別である。
「あの、性別わかりますか?」と私が聞くと、お医者さんはすぐさま「これだね!!!!」とブツを指差す。まるで「ご覧あれ〜〜!!!」とでも言うように、バボは外界の我々に向かって大開脚をかましていた。あまりのわかりやすさにお医者さんも、「これ!こんなにわかりやすくっ!ふっ……かわいいね!!」とかなりウケていた。
本当はここに写真を貼りたいところだが、生まれる前とはいえインターネットの海に自身の性器が晒されることはバボも不本意だろう。
なので可能な限り言葉を尽くして説明したいと思うのだが、
コロコロコミックで100万回みたちんちん
だった。
夫とは「ちんちんのピクトグラム」「ちんちんの標識」と話していた。(ちなみに弟1号にエコー写真を見せたところ「東京オリンピックの開会式にまざってそうなちんちん」とのことだった。やはりピクトグラム感が強い)
自分が本当にライターなのか悲しくなってきたが、そう言う他ないのである。信じてほしい。私は今本当に言葉を選んでいます。
男女の希望はとくになかったが、男の子だとわかっていちばん最初に思ったのは「温泉に行く時は私じゃなくて夫の管轄になるんだな」ということだった。我ながらしょうもないと思う。なんかこう、感慨とかないのか。
でも、自分が男の子の母親になるビジョンはなんとなくあったけど、女の子はあんまり想像できていなかったのが正直なところ。
だからこそ、女の子だったらどうなるのかなと思っていたし、男の子はそのまま想像していた母ちゃんのようになるのかなと、どちらを考えるのも楽しかった。本当に健康に生まれてきてくれたらそれでいい。
そして、今日の健診でも男か女かより、順調に育ってくれていると知ることができて本当によかった。母ちゃんは小デブを脱却するために頑張るからね。