良いヒナ、良いエサ、良い管理
『良いヒナ、良いエサ、良い管理』。愛鶏園グループの約100年の歴史の中で産まれた言葉です。安心安全でおいしいたまごをつくるための3つのポイント。それが、『良いヒナ、良いエサ、良い管理』なのです。私達は創業以来約100年間、このことについて徹底的に追求し続け、他に真似のできない3つの『仕組み』を作り上げました。今日はそのことについて概要を説明したいと思います。
良いヒナについて。
私達は、自ら種鶏を選び、雄と雌を交配させ種卵を生産し、ヒナを孵化させる仕組みを作りあげました。私達自らが、良い種を選び、品質の高い種卵を生産し、孵化を成功させることにより、品質の高いたまごづくりができるようになりました。
しかし、ほとんどの養鶏家はヒナを生産することはできません。それは、とても高度な技術と資金を要する分野であり、そもそも種鶏場・孵化場自体が日本には数社しかありません。
良いエサについて。
私達は、鶏飼育のプロフェッショナルがエサをオーダーメードする仕組みを作り上げました。実際に鶏を飼養管理している職人が、自ら飼料原料を厳選し、鶏の成長段階や健康状態に合わせて、飼料原料の配合割合を決定する仕組みです。これにより鶏に一番近い人がエサを配合することで鶏を健康にすることができるようになりました。
このような仕組みで生産されたたまごは日本で数パーセントしかありません。多くは穀物輸入商社系列の飼料会社が配合設計した既製品です。このような既製品はペットショップに並んだ犬や猫のエサと同じで、使う人は正確な飼料原料もその割合はわからないのです。
良い管理について。
私達は、種鶏から食卓まで一貫して管理する仕組みを作り上げました。工程は、種鶏の選抜>種鶏の育成>種鶏管理>種卵の採卵>孵化>雛の育成>成鶏管理>採卵>洗卵選別>包装>配送>食卓と長い道のりとなりました。川上から川下まですべての工程に関わることで、鶏の飼養管理、鶏病コントロールを含む家畜衛生管理、たまごの食品衛生管理、品質管理など一貫して管理することができ、安心安全なたまごを生産できるようになりました。
種鶏から食卓までの一貫管理体制で生産されるたまごは日本では数%しかありません。これも高度な技術と資金が必要な分野だからです。
最後に。
『たまごを通して大切な人を幸せにする』が私達のブランドビジョンです。たまごを通して大切な人を幸せにするためには、たまごづくりのプロフェッショナルとして『妥協なき安全性と高品質』が私達の責務だと考えています。いままでも続けてきたように、これからも更に更に続けていきます。