愛鶏園には自己申告書なるアンケートがあります。全社員対象で1年に一度自己の考えを社長である私にだけ伝えるのです。その結果は私にとってはまさに通信簿だと思っています。私達のミッションは『たまごを通して大切な人を幸せにする』であり、社長の『大切な人』は社員だからです。社員が『愛鶏園のことを好きか?』、『愛鶏園の仕事にやりがいや誇りを感じているか?』、『仕事を通して成長したと思うか?』、『1年間の愛鶏園の仕事を評価するか?』の結果は、全社員による私自身の人事考課と同じだと考えていま
2024年9月、ヴェネチアで開催されたIEC(国際たまご委員会)の会議に出席しました。IECは採卵養鶏業界の成長をサポートするために、世界中の養鶏家が集まり、情報を共有し、文化や国籍を超えて関係を築くユニークなコミュニティであり、今年で創立60周年の歴史ある国際組織です。この記念すべき年に、養鶏仲間の社長たちに声をかけ、ツアーを主催し参加をしました。 60周年ということもあり、参加者は500人と盛況でした。3日間にわたり、鶏病、環境、販売、サステナビリティーについて世界の最
フセンさんと愛鶏園の付き合いは7年となりました。7年前実習生として愛鶏園に来てくれました。そして3年で一度インドネシアに帰国し、2年インドネシアで過ごしたあと、更に愛鶏園で2年間実習しました。そして、来週帰国するのです。今日は彼の終了証授与式を行ったあと、2人でゆっくり食事をしながらいろんなことを話し合いました。会話を通して彼の日本語の能力の高さに改めて感動するとともに、7年間の彼の努力をそこから感じることができました。 帰国したら直ぐに友達と起業すること、そして、その友達
2024年5月1日。縁あって新しい拠点を始めました。たまごをパックする工場です。数ヶ月前取引先のパッキング工場が閉鎖するとのことですぐに視察させて頂き、一目惚れでした。 建物も設備も20年選手ですが、老朽化以上に、その施設と設備を大切に使用し、メンテナンスし、ピカピカに扱っているスタッフのレベルに釘付けになりました。これは本物だと感じました。一緒に仕事をしたいと強く感じました。 あれから数ヶ月経ち、取引先との売買契約の締結、新しい仲間との雇用契約の締結、5月1日の開設式、