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愛鶏園が好き!

愛鶏園には自己申告書なるアンケートがあります。全社員対象で1年に一度自己の考えを社長である私にだけ伝えるのです。その結果は私にとってはまさに通信簿だと思っています。私達のミッションは『たまごを通して大切な人を幸せにする』であり、社長の『大切な人』は社員だからです。社員が『愛鶏園のことを好きか?』、『愛鶏園の仕事にやりがいや誇りを感じているか?』、『仕事を通して成長したと思うか?』、『1年間の愛鶏園の仕事を評価するか?』の結果は、全社員による私自身の人事考課と同じだと考えています。ですから、その結果をみるのは、いつもドキドキです。

今年は社員の気持ちの変化がよくわかる結果となりました。
愛鶏園を好きな人は78%、愛鶏園の仕事にやりがいを感じている人が78%、愛鶏園の仕事に誇りを持っている人は76%、この1年間の会社の取り組みを評価してくれた人は75%となり、昨年に比べ大きく改善をしました。また、大きな変化を感じたのは、自由に記入する欄への記入がとても増えたことです。内容は、前向きなアイデア、取り組みを評価をする声、会社に対する希望や要望だけでなく、厳しい評価や指摘事項などもたくさんありました。しかし、それらすべてが会社に対する期待であり、無関心ではなくなったことの表れを感じることができ、とても嬉しく思いました。

思い起こせば、このアンケートを初めて5年程度になりますが、はじめの頃は心がズタズタになったことを思い出します。自分の至らないこと、自分の悪いところを直視することはつらいものでした。しかし、アンケートの結果に徹底的に向き合い、一人ひとりの意見に耳を傾けることを続けた結果、多くの取り組みを産み出すこと、実行することができるようになったと思います。今では厳しい評価や指摘事項ほどありがたいものはないと考えられるようになりました。また、記入欄の空欄は無関心の表れであり、リーダーとしてチームのメンバーを巻き込むことが役目の私にとって反省すべき点と考えられるようになりました。

私は愛鶏園を多くの世の中の人に好きになってもらうためには、社員が愛鶏園のことを好きになってくれることが一番の早道だと思っています。愛鶏園のことが好きな社員が100%になるまで私は社員の言葉に真摯に向き合って、これからも挑戦と革新に取り組んでいくつもりです。

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