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44. 地球人を救う?!世界の注目が集まる『昆虫食』について考える

こんにちは、かにあいかです♪

この前買い物をしていると、
こんなものが目に入り、二度見してしまいました!

コオロギ!!!
せんべい!!!スナック!!!

次世代の食料として今、注目を集めているのが
【昆虫食】。

・・・たしかに、小さい頃、友達と一緒にイナゴを捕まえに行って、
佃煮にして食べたことはありましたし、
大きくなってからも、父がお酒のアテにして食べていました。

今日は、これからの未来の食材のあり方を一緒に考えてみませんか??

昆虫食とは?

昆虫食とは,文字通り人間が昆虫を食べることです。昆虫食
は様々な国で行われていますが,アジア、アフリカ、そして南
米でもっとも盛んです。昆虫は20億人の食生活の一部となっ
ており,私達が現世人類になってからずっと昆虫は人間の食
べ物の一つとなってきました。
ー国際連合食糧農業機関(FAO) 昆虫の食糧保障、暮らし そして環境への貢献 より

2013年に国際連合食糧農業機関 (Food and Agriculture Organization
of the United Nations)より、報告書が発表され、
今、世界から注目を浴びている、昆虫食。

報告書のリンクを上記に載せていますので、
気になる方はチェックしてみてください♪

報告書から読み取れるのは、
昆虫食は、
・環境面
・健康面
・社会面
において多くの利点があるようです。

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昆虫食のススメ①環境面における利点

食用の昆虫を飼育することは、
他の家畜動物を飼育することに比べて、
発生するコストやエネルギーがかなり少ないといいます。

昆虫肉1キロの生産が飼料2キロを要す
るのに対し,家畜牛肉を1キロ生産するためには8キログラムもの飼料
が必要です。
昆虫による温室効果ガス生産は家畜より低い傾向にあるます。例えば,
ブタはミルワーム(ゴミムシダマシの幼虫)の10〜100倍の温室効果ガ
スを生産すると言われています。
昆虫は偏在性、餌料変換率[feed conversion rate]が
共に高く、生活環中に環境に与える被害が少ない生物です。
昆虫はたんぱく質や脂肪、微量栄養素を多く含み、栄養価も
高いと言えます。廃棄物を餌として飼育することも可能です。

これらから、昆虫食はかなりSDGsに有効な食料であることがわかります。

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昆虫食のススメ②健康面における利点

健康面においても、虫はタンパク源として有名ですよね。

昆虫は、魚や肉と比べ,良質なたんぱく質や微量栄養素を提供します。
昆虫類はほとんどの魚類と比べて脂肪酸を多く含むので、栄養不良の
子供のための栄養補助食品としても活用できます。

ただし、虫は甲殻類に近いので、アレルギーを起こす可能性があると言われており、甲殻類アレルギーがある方は要注意です!

昆虫食のススメ③社会面における利点

昆虫の採集、養殖、加工し販売することは、
必要な道具やコストが最低限で済むため、
より多くの人が手を付けやすく、
先進国でも発展途上国でも起業する機会になると言われています。

発展途上国においても、男女問わず取り組むことができ、
食生活を向上させるだけでなく、
収入源を増やすことにもつながるそうです。

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昆虫食が地球問題を解決するか??

低コストで、飼育しやすく、
環境にも健康にも優しい、まさに次世代の食料と言えます。

確かに私自身も"虫を食べる"と言われると抵抗感があります。

しかし、海外では普通に食べられていたり、
日本でも実際、今も虫を食べることが食文化として根付いている地域もあります。

アメリカでも、よくテーマパークのお土産売り場に
worm(イモムシなどの細長い虫)のお菓子が売られていました。

まだまだ抵抗感や嫌悪感が強いものでもありますが、
現実的に、食料不足や環境問題が取り上げられている今、
昆虫食はたしかに一つの有効な解決策と言えるでしょう。

私も今すぐに自分の食生活に取り入れることはしないですが、
この『昆虫食』を受け入れ、
ある意味多様性やいろんな偏見を無くす第一歩として、
これからも関心を持って生きたいと思います。


みなさんは、昆虫食をどう受け入れていきますか???


みんながより生活しやすい、
優しい選択をしていけるように取り組んでいきたいですね♪


さて、明日も笑顔と好奇心にあふれる一日にしていきましょう♪


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