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ASMRが好きな人。

こんにちは^ ^

みなさんは、ここ数年でYouTubeやTickTockでよく見られるようになった"ASMR"はお好きですか?

私は大好きです。

今のところ聞き専なのですが、やってみたいなと思いながら電気屋さんでマイクを見ちゃうくらい好きです。

私の周りの友人は「あー、流行ってるよね。あれなんなん?」や、「へっ?AS・・・なんて?」と言った感じで、あまり共感を呼んでいません。

さらには私の夫はASMRに対してアンチ派です。
私がTickTockでASMRの配信を観てると、なぜか変態扱いされます。

そんなこんなでASMR好きな仲間がいない私に、
是非ここでASMRの魅力についてお喋りさせてください♡


ASMRってなんじゃらほい?

そもそも "ASMR" とは何かと言うと、
Autonomous Sensory Meridian Response(自立感覚頂点反応)という、意味のわからない名称の頭文字を取った略称です。

皆さんにとって耳障りの良い雑音ってないですか?
例えば、今この文字を打ってるタイピング音とか、マウスをクリックする音、文章が浮かばなくてデスクを指でコンコン叩く音とか、、

あ!美容室でシャンプーしてもらうときに耳もとで感じるワシャワシャした音とかもそうですね。
あとは、飴玉をガリガリ噛む音や、はさみで紙を切るときの音、手の指同士を擦り合わせる音や囁き声など、心地よいと感じる "音" は人によって様々です。

そういった聴覚を通じて心地よさを感じる音を "トリガー"と呼び、その音を高感度なマイクを通して奏でる(?)(音楽ではないです)人のことを"ASMRtist" と呼びます。

昔、お茶漬けのCMでイケメンが勢いよくお茶漬けを掻き込むシーンがあったの覚えてますか?
BGMもなく、食器同士が当たる音やお茶漬けをすするときの音、熱くてフーフーする息の音や咀嚼音にフィーチャーしたCMでした。
あのCMを見て、美味しそうだなー。食べたくなってきたなー。いつまでも見てられるなー。って思いませんでしたか?
あれも今から思えばASMRだったと思います。
確かに、あの勢いよくごはんを掻き込む動作も魅力的でしたが、間違いなくあの食べるときの "音" が視聴者の感覚を刺激していたと思います。
何が言いたいかというと、あのイケメンは立派なASMRtistだったということです。(なんかズレたな)

日本でSNSを中心にコンテンツとしてASMRが注目され始めたのはここ数年のことですが、この何とも言えない耳から頭に通じるゾワゾワ感が一番最初に "ASMR"と命名されたのは、ASMR大学(そんな大学があるんか!)の設立者である、アメリカの医療ITコンサルタント、ジェニファー・アレンさんという方によって2010年に名付けられたようです。

その後、韓国で "モッパン" (食事するときの咀嚼音を高感度マイクで拾う)が大流行。全世界でモッパン動画が配信されるようになり、そこに咀嚼音だけでなく日常で耳にする様々な音も同じカテゴリーのコンテンツとして注目されるようになったそうな。

ASMRが好きな人、そうでない人

まぁまぁ、そんな歴史的な話は置いておいて、冒頭でお話したように私はASMRが大好きです。
はまり出したのは凡そ2年くらい前だと思いますが、毎晩配信をチェックするASMRtistがいるくらい好きです。

何がそんなに好きなのかというと、めちゃくちゃリラックスできるんです。
心が休まるというか、雑念が消える。
(雑念どころか、消えてはいけない大事な念まで消える)
特に私は手を使って色々な音を出す "ハンドムーヴメント" が好きなのですが、本当に触れられている気分になります。
どこぞの記事によると、それは一種のトランス状態なのだそう。
まぁ確かに没入はしてる、、

一方で、そんな私に対して「???」な人もいますよね。(そう、私の夫です)
でも、そらそうですよね。特に何も感じない人からしたら、カメラに向かって手をうにょうにょ動かしている人の映像を見てるだけなのですから、「大丈夫か?」ってなりますよね。

では、なぜASMRを感じる人/感じない人がいるのでしょうか。

一説によると、ASMRを感じる人は『落ち込んだり、自己不信を抱いたりしがちなニューロティシズム(神経症傾向)がより強い。』という研究結果があるようです。

待て待て待て!
落ち込んだり、自己不信を抱いたりて、、、ワシやないかい!
(※詳しくは「これがスピリチュアルってやつ?<番外編>」をご覧ください)
ASMRにはまり始めた頃なんて、まさにメンタルが下降し出したときですやん。(関西人ですが、表向きはここまで関西訛りではないです)

ただ、ASMRには 私のようなメンタルジェットコースター人間に対して "不安緩和" の作用があるということ。
(逆にメンタルが安定している人に対しては、ASMRの効果はあまり見られない=ゾワゾワ感を感じなかったり、心地よさを感じない)

さらに、ASMRを感じる人は『知的好奇心が強く、想像力に富み、芸術や美に対する評価が高い。さらに他者への思いやりや関心、フィクションに没頭する能力など、共感性が高い』ようです。

めちゃくちゃ褒めてくれるやん!
(メンタルジェットコースターは間もなく最高頭頂部です)
他者への思いやりや関心、フィクションに没頭する能力、共感性の高さ以外当たってるんちゃう?!(半分ハズれてる)

そして、ASMRを好きでない(心地よさを感じない)夫は、確かに感情が常に一定。
今日は機嫌がいいな/悪いなという変化がほぼほぼなく、メンタルコントロールが無意識にできてる人なんです。(貴重な長所)

お気に入りのASMRtist5選

ここまで、ASMRについてあさ~い歴史とあさ~い学術的見解を交えながら、好き勝手なお話をしてきましたが、せっかくなので私がフォローしているASMRtistをご紹介したいと思います!せっかくなのでね。せっかく。

benio店長 / ASMR屋さん

ストーリー性のあるASMR動画が数多くある中で、ずば抜けてテーマが面白いです。可愛さとお笑いの両刀ASMRtistさんです。

HiromiVoice_ASMR

寝るときに見るならこの人です。
動画の構成もしっかりしているうえに、音もめちゃくちゃ良い。
ASMRに興味がない人でも睡眠導入にピッタリのASMRtistさんです。

Miwa ASMR

顔がかわいい。
TickTockで流れてきたときにビジュの良さで立ち止まって見てしまいました。聴覚・視覚ともに癒してくれるASMRtistさんです。

Nanami ASMR

自然体なのがいい。
動画もASMRもふんわりしてて完璧に仕上がってないところも魅力的に思わせるASMRtistさんです。


他にも色んなASMRtistさんのチャンネルをハシゴしてますが、基本的には日本人の方が多いです。
少し前まで海外のASMRtistさんの配信も見ていたのですが、耳が英語を聴き取ろうとしてしまって寝れない。
英語スキル:中途半端レベルの私としては、英語をただの呪文として聞き流すこともできなければ、日本語と同じようにスッと入ってくるレベルにも達していないため、英語が聞こえると無意識に聞き取りモードになってしまい、脳が覚醒することになるのです。

ですが、海外のASMRtistさんもとてもレベルが高く、新しいトリガーを生んではバズらせている方もたくさんいらっしゃいます。

そんなこんなで(無理やり締めます)、なかなかリアルでASMRのお話ができる機会がなかったので、ここでお喋りができて良かったです^ ^

子どもたちの将来の夢が "YouTuber" という時代ですが、そのうち "ASMRtist" が<子どもたち将来の夢ランキング>にランクインした日には、、、世も末、、、ではなく、新たな可能性と選択肢、世界が広がってステキですよね♡

私も何かオリジナルトリガー考えてみようかな。


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