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継続のための安全装置たち。

4:30 執筆スタート

おはようございます。今日もここまできました。少し早起きです。まぁ日曜ですから、日頃の疲れで溜まった時差ボケを治すのにちょうどいい日です。ゆるくやってきます。

私は病的に飽きっぽい人です。だから、自分を飽きさせないような工夫を山ほどやっています。この記事の形式もそうです。

noteでも原稿用紙でも新しい仕事でもなんでもそうですが、書き始めが一番大変。だから、書くことを先に決めておくといいです。私の場合は書き始めの時刻にしています。はじめに時刻を書けば、終わりに時刻も書くので。なんとなく収まりがいいです。

この連載を始める前は、文字数をずっと考えていましたが、いちいち右上の文字数ばかり注目してしまい。なんかちがうなぁと。だから、時間を書くことにしました。かかった時間で、その記事の良し悪しを考えるようにしています。

良し悪しというのは、早すぎても遅すぎてもだめ。25分から30分くらいでかける文章がいいです。パソコンのカーソルの動くリズムが心地よいペースです。

早すぎる時は、キーボードと頭の中しか見ていません。だからミスタイプも気にせずどんどん進んでしまいます。これは、原稿用紙手書きでいうところの、「書き殴った文字」に相当しますので、あまり良くない状態です。

よくテレビCMで、「〇〇とウェブで検索!」ってタイプライターの効果音と共に流れてくるやつあるじゃないですか。あの感じが理想。音が目安になります。

一方、遅すぎる時はですね。ちょっと危険です。質にこだわり始めています。質というのは、読み手のことを考えすぎてしまうことです。読み手のことを考える時。それは、万人に話を聞いてもらうような話をする時。手が止まります。

自分が文章でもって、何かを伝えたいなんて。今のところサロン生ぐらいですから。そこから外してしまうと、手が止まります。「こんな反応がきたらどうしよう」とか要らぬ心配をしてしまうんです。

例えば、今まさに一瞬手が止まってしまったんですが。手が止まることが必ずダメということでもない。今の感じはいいです。自分に思い当たる節があるかないか、探してみました。これはOKです。

思い当たる節はあるかないか。これは、サクッと探す行為です。あるか、ないか。瞬間的にわかる。悩み込んでしまうことでもない。今書いている自分にとって、あるか・ないか。だけわかる。

なければ、「いい例が思いつきません。また思いついたら書きます」とすぐに打ち込み始めればいい。もし、あったら、「そういえば、こんなことがありました。こんなことを聞いたことがあります」と続ければいいんです。

悩みそうな時に書くことをあらかじめ決めておくと、結構継続します。

ちょっと文章から話を変えますね。別の事例です。

私のマガジンには、「うつの時にも読めた本」。というのがあるんですけど。べつに、これは本当に激しいうつの時でなくてもいいと思っていて。ちょっと心が疲れたなと思う時に読めた本も含んでいます。

でも、うつの時は文字をたくさん読むのがしんどくなる。自分が読み返すことを考えると、言葉は簡単で短いほうがいい。だから、うつという言葉を使っています。

余談です。

昨日夕食後、その気配があって。本棚から久々に読み返した本があります。ヨシタケシンスケさんの、「結局できずじまい」というイラストエッセイです。100ページくらいの薄い本。軽くて手に取りやすいので、さっと読めます。

「疲れていても、あー、これなら書けそうだな」と思えるマガジンがあればいいんです。もしかしたら、今日のこの連載もストップしていたかもしれませんが、別にこの連載が全てじゃありません。やめたかったら辞めてもいいんです。

でも、書くことはやめたくないなぁとおもっている。だったら、この条件に当てはまったら書くマガジンを設定しておけばいい。

このマガジンの存在は、普段の自分のセーフティネットもなります。やる気がなくなった時にやること、全てがイヤになった時に読む本。これね、あんまり世の中にないんです。本当に残念なんですけど、ない。

多分、全てがイヤになったら、本なんて読まないし。買わないから。一昔前だったら、カラオケとか、旅行とか、あるいは夜のお店とか行ってそっちにお金を使っていたんだと思うんですよね。本には頼らないのかなと。

だから、架空の本を作っちゃおうと思います。作るといっても、企画だけです。お笑い芸人のロバート秋山さんの、クリエイターズファイルって知ってます?いかにも実在しそうだけど、フィクションのインタビューとか写真を載っけてるやつです。

あれの実用書バージョンのマガジンを新たに作ろうかなと。そう思っています。こんな本が欲しいんだけど、ない!っていうのをですね。本屋に行って、ない!そんな本屋や出版業界なんて嫌いだ!とかいう前に、架空でいいから作っちゃえばいいんです。

作っているということは、手が動いているので。そこまで心配する必要はないのかなと思います。

私はこんな安全装置をたくさんつけて、生きています。そして、今日もちゃんと書けている。滅多に更新しないマガジンがどんどん増えていくかもしれませんが、そういうことだと思ってくれると嬉しいです。

とっちらかっちゃいましたね。ではでは。今日もいい一日を。

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