5年以上同じ美容室に通い続ける理由

4:35 執筆スタート

おはようございます。今日もここまできました。

今日は「できるだけ丁寧に文字を書く」ということを意識して原稿を書き終えました。自分の文字は汚いのですが、それでも丁寧に書く。特にスイッチが入った時の文字は、本当になにがなんだかわからなくて。見返しても何これ？としか思えないぐらいのひどい字です。

だから、この字は綺麗かどうか？というのを頭の片隅に置いてかけている時。その日のスタートは安定していると思ってよし！ということにします。

昨日久々に髪を切りました。コロナだなんだ、諸々ありましたからね。2月もあいてしまって。髪が乱れるとわかりやすく乱れるんですよね。髪はできれば1ヶ月＋1週間おそくとも、＋10以内には切りたいものです。

私がお世話になっているところは、かれこれ5年以上通っています。もっとかな。7年くらい経っているかもしれません。1月から1月半のペースでずっと通っています。家から、電車とバスを乗り継いで行くのですが、初めて切ってもらう時はかなり緊張したものです。

そこでは、基本おまかせにしてもらっています。その時の私の状態（心身）をみて、“いい感じ”にしてくれます。切ってもらった後、少し短いかなとか、長めだったなとか思う時もあります。でも、今の自分はそういう感じなのかもなぁと思って、ずっとおまかせでお願いしています。

通い続けている一つの理由が、そこでなされる会話。これが面白い。自分の原稿用紙を人前で読み上げるような感覚になります。心にポツポツとでてきた言葉をそのまま、口にする。無言で終わる時もあるし。話が盛り上がる時もある。髪を切ってもらうのですが、与えてもらっているものはそれ以上のものがあります。

今、“与えてもらっているもの”と言葉にしました。“得られるもの”ではなく。意識してか、自然に出たかはわからないですが、そう思いました。

“得られるもの”が無くなったら、そこから離れます。継続をやめます。「得られるものがないから、やめた。」って私もよく使います。だって、やり続ける意味がないもん。みたいな言葉が続きます。

人によってはこの状態の人間を「クレクレ星人」とか、「テイカー」とかいう人がいますね。そんなイメージです。“得られるもの”を求めている限りいつか、それが尽きる時が来ます。尽きた時が縁の切れ目です。

でも、“与えられてもらっているもの”はどうでしょうか？尽きる感じがしません。太陽の光のような、水不足の時の雨のような。あるいは、ペットの可愛らしさのような。感謝はあるのですが、相手はそんなこと気にせず与え続けます。

私とその店の店主はそんな関係かなと思います。だから、5年以上も続いている。これは、1ヶ月に一度だから継続できているということでもない気がします。“得られるものがあるから、選ぶ”、“コスパがいいから”“メリットがあるから”とかでも決してない。

限られた時間と予算の中で、お互いに“大切な時間”を過ごそうとしている。言葉にすれば思いやりなのでしょうか？なにか違う気がします。言葉は難しいです。

原稿用紙を10枚毎日書いていると、語彙は増えるし使うのもうまくなります。必ず、上達します。少なくとも去年は、こんなにスラスラと2000字かけることはなかった。

でも、それと同時に。今まではその言葉で満足していた。でも、少し違う気がする。例えば、「わかる」、と「理解する」、「共感する」がそれぞれ違う。辞書的な意味ではなく、その言葉が自分の体に不釣り合いでその言葉を使いたくない感じがします。

だから、自分の言葉遣いはどんどんどんどん独特になっています。それに合わせて自分の考えをうまく伝えられない感。無力感は増しています。

でも、その無力感を伝えようとして、伝わる相手もそんなにいないのかもしれません。他人のやりとりに置いて、そこまでのこだわりはあってもなくてもいいのかも。

それでも、私は原稿用紙とそれから派生するこのnoteだけは。私が3時から早起きして、夫でも父でもないただの自分でいられる間。この時間だけは、大切にしようと思っています。

我ながら今日は随分エモい文章ですね笑。字を丁寧に書こうとすると、感傷的というか、すこしスピリチュアルっぽい感じの雰囲気になってしまいます。でも、これもいくつかある自分の中の一つです。見返したら少し恥ずかしいかもしれません。でも、勇気付けられるかもしれません。

Noteで言うとスキが来た時。どんな人が見てくれたのか。その人の気持ちで記事を見直して、ここにいいなぁと思ってくれたのかなぁと想像します。それが、楽しい。今書いているのも楽しい。書いた直後に反応をもらえるのも楽しい。書いてしばらく経って忘れたころに反応がくるのも楽しい。

こんなに楽しいことばかりだから、続けられるように思います。

5:10 執筆終了