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家族に伝える経済シリーズ(46):人災が招いた傷 ー コロナ禍に見る経済の現実
経済には「実体経済」と「金融経済」という二つの側面があるんや。
それぞれが繋がっていることは確かやけど、金融経済の数値だけを見て実体経済の状況を語るのは意味がない――以前そう話したね。
今回は、それを実感できる一つの例を紹介しよう。
(この記事は2020年に書いたものです)
森永卓郎さんの話を例に
森永卓郎さんという経済評論家がいるんやけど、なかなか真面目で好感の持てるおじさんや。
例えば、コロナの話題では「PCR検査は抽出検査をちゃんとやらなければ、実態が分からず正しい対処ができない」と言うてはった。
これはまともな意見やと思う。
ただ、最近の森永さんは、少し考え方が暴走気味かもしれん(笑)。
父の見解 ー 日本でのコロナ騒ぎ
私の考えでは、「日本でのコロナウイルス騒ぎ」は、ただの風邪の一種と捉えられる範囲や。
注意はもちろん必要やけど、
「普通に風邪に気をつける」
くらいのレベルで大丈夫やと思う。海外ではまた事情が違うかもしれんけどね。
それぞれの国にはそれぞれの事情がある。ある国で緊急事態になることが、日本ではそこまで重大でないことも多い。
けど、日本ではこれを社会的に大きくしてしまい、結果として「人災」になったんや。
人災を生み出した元凶
この「人災」の元凶は、政府、自治体、そして自粛警察を自認する人たちやね。
彼らが「有事」「非常事態」「緊急事態」を作り出してしまった。
その結果、日本と日本人は大きく傷ついた。それもコロナウイルスそのものが原因ではなく、この人災によって、や。
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