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勇気づけ@アドラーの育児プログラムEOLECTで学んだこと vol.1

こんにちは!
アドラー子育て奮闘中の二児の母🤍あいうだと申します!

さて今日は

@アドラー心理学会主催 育児プログラム
EOLECTで学んだこと vol.1

「勇気づけ」

について書いてみました!

※はじめましての方、私がアドラーに目覚めた詳しい経緯は、こちらからどうぞ😊

EOLECTとは 

日本にアドラーをもたらした野田俊作さんが
立ち上げた、日本アドラー心理学会主催の
育児プログラムです。

私のバイブル本!


「心理学は実践の学問!」ということで
6週間で、6つの学びと実践を振り返る
という風に進んでいます。

<EOLECTの流れ>
1. 勇気づけ Encouragement
2. 観ること Observation
3. 聴くこと Listen
4. 体験 Experience
5. 話し合い Council
6. ともに Together

日本アドラー心理学会 育児プログラムEOLECT



そもそも、EOLECTの目的は・・・

親子の「共同体感覚」を育てる

幸せの土台は、人が誰しも持っている「共同体感覚」にあるというのがアドラーの考え方です

共同体感覚とは
簡単にいうと「群れの中で生きる力」

別の言い方をすれば
つながりを求める本能」とも言える。
(同じグループの参加者さんがお話しして「納得!」と思った言葉☺️)

人間は他の強い生物と違って、
群れで身を守る生き物。
なので、村八分にされると死んでしまう。

なので、この力を育んであげないと、
社会に出て人間関係がうまくいかなかったり
ストレスがたまって病気になってしまう。

共同体感覚というものは
4つの考えでできているそうです。

・自分のことが好き(自己受容)
・自分には居場所がある(所属感)
・自分以外の人を信頼し任せることができる(他者信頼)
・人々の役にたとうとする(貢献)

日本アドラー心理学会 育児プログラムEOLECT


簡単にいうと

「わたしはできる!」
「なかまがいる!」
と思えるようになること!

・わたしはできる!
「自分が好き」「人々を信じて任せる」など
自分と他の人との間に、肯定的なつながりを感じること

・なかまがいる!
「居場所がある」「人々の役に立つ」など
自分の能力や得意なことなどの強み(有用な側面)を知っていること

日本アドラー心理学会 子育てプログラムEOLECT



この感覚を育むための声がけが
「勇気づけ」
と定義されています。

小さな子どもを育てるときに忘れてはいけない3つのことは、第一に、子どもを勇気づけることです。第二は、子どもが人生の有益な側面で生きるように援助することです。第3番目に最も重要なことは、今あげた二つのことを決して忘れないことです。

アドラーの思い出


勇気づけの第一歩は、日々の自己点検


以前にも書きましたが、
「心理学は実践の学問!」
とにかく、実践して改善して、と
PDCAを回さないと、学んでも意味がない。

自分の声かけが「勇気づけ」になっているか?
と、日々、自己点検していきます。

子供が『私は能力がある』『家族は私の仲間だ』と思うだろうかと日々、自己点検すること

3歳からのアドラー式子育て術パセージ

それで!

EOLECTの何がすごいって・・・


宿題(への愛あるコメント)が、すごい!!

そんな1番大変な、日々の自己点検作業を
EOLECTファシリテーターの方々が
コメントしてくれるので、毎日発見があるんです!

最初の宿題は

ホームワーク1
家族の行動に「なかま」と「できる」をみつけて知らせましょう。
みつけた行動、知らせた方法、気づき
の3点をワードに書いて提出。
何枚でも書いて送ってOK!

日本アドラー心理学会 育児プログラムEOLECT

というものでした。

(丁寧にコメントしてくれるのが本当に嬉しくて
ホームワーク1は、1週間にワード5枚・13エピソードも送ってしまったw


いただいたコメントを一部、ご紹介します!


HW.1 声かけのレパートリーが少ない(悩み相談)

「できる」を知らせることはなんとなくイメージついたのですが、「なかま」を知らせるための言葉がなかなか難しいなと思いました。今は「お友達が保育園で待ってるよ〜」「娘ちゃんのこと先生が待ってるよ〜」と言うくらいしか思い付かず、もう少し言葉のレパートリーを増やしたいなと思いました。

3月11日・あいうだ(娘3歳)の気づき

「なかま」を知らせる言葉がけは、「保育士の先生、嬉しそうだったね」「助かるよ~!」「教えてくれてありがとう」をはじめ、感想のところに挙げてくださったのも、素敵だなと思いました。

お知らせする方法は(テキストにも書いてあったように)いろいろあると思います。それに、正解があるわけでもないです。なので、あれこれ試しにやってみてほしいなと思っています。そのうち、きっとレパートリーが増えていくと思います。既に、あいさんは4つの方法を持ってらっしゃいますね。

EOLECTファシリテーター
かぜさん(こと 北風洋子さん)からのコメント抜粋

娘の「なかま」を伝えるために
どう声を掛ければいいか悩んでいたのですが、
「あれ?自分もう4つもできてたの!?」って驚いた😂

「助かるよ」「教えてくれてありがとう」も
「なかま」に入れてもいいんだなぁ〜、というのが発見でした。

「貢献=できる=なかま」
ということだと理解。

そうすると「できる」と「なかま」が
同時に発動していることに気づき始めました。


HW.2 娘にとって、一番身近な「なかま」は、私だと気づいた

<みつけた行動>
娘のコートを道に落としてしまったら
「大丈夫大丈夫!」と励ましてくれた

<知らせた方法>
「ごめんよありがとう〜涙」というと「落としてもいいんだよ」と更に励ましてくれた。

(3月14日・あいうだ娘3歳のみつけた行動、知らせた方法)

あいさん、
温かいお話をありがとうございました。心がほっこりしました!

あいさんは、きっと娘ちゃんに「大丈夫」とか「○○してもいいんだよ」っていつもおっしゃってるんですね。それが嬉しいから、お母さんにも言ってあげようって思ったんだと思います。大好きなお母さんだからこそ、真似したいと思うんですね。それが「なかま」だし、「できる」ですね。

また、“「できる」をみつけていくと「なかま」が見えてきた”というのも素敵な発見だなーと思いました。

EOLECTファシリテーター
かぜさん(こと 北風洋子さん)からのコメント抜粋

これで気づいた。

娘は、ママのことが大好き。
大好きなママから言われて嬉しかった言葉を
真似しているんだということを・・・!

(泣ける・・・!!!涙)

そして、彼女にとって
一番身近な「なかま」は私だ
ということに!!!!

布団の中で号泣する母の図

私が、今まで、
「娘には仲間が少ない。」
「仲間は、保育園関係しかいない」
「核家族だし身近に親族いないくてごめんね」
と悩んでいたのが、ラクになっていきました。

何があっても、
一番身近な「なかま」の私が
彼女の絶対的な味方でいればいいんだ
と思いました。


HW.3 娘(3)には、すでに「共同体感覚の芽」が育ってる!?

共同体感覚の芽

<みつけた行動>
息子(0)がぐずっていたが、娘優先でご飯を作ろうとした時「あかちゃん、だっこしてほしいんだって」と伝えてくれた。

<知らせた行動>
「先にあなたのごはん作ろうと思ったんだけど、抱っこしてもいい?」と言うと「うん!」と言ってくれて、抱っこすると「だっこしてほしかったみたい」とニコニコしていた。

(3月14日・あいうだ娘3歳のみつけた行動、知らせた方法)

「みつけて知らせる」だ!
弟さんに対しても、お母さんに対しても「貢献」ですね。

娘ちゃんの「共同体感覚の芽」は、すでに成長をはじめていますね。自己受容、所属感、他者信頼、貢献がすでに行動にあらわれているもの。

EOLECTファシリテーター らぎーさん(こと 河原木 孝浩さん)からのコメント抜粋


えー!?そうなの!?

うるさいから教えてくれたのかな…
と思っていたけど、これも、娘の「できる」「なかま」なんだ!と気づいた。

そして、教えてくれるのも、
抱っこしてもいいよと言ってくれるのも
共同体感覚の芽が成長を始めているんだなぁ。

ハァ〜泣ける!笑
(何回泣くねんw)

オフトゥンから出られない・・が!泣ける!


「さいしょのいっぽ」を踏み出した!

とりあえず!やってみよう〜〜!!

ということで、

毎日やってみています。

例えば


Case.1 大好きな保育士さんと遊んで、喜んでいた

知らせた方法:
「保育士の先生も、あなたと遊んで嬉しそうだったね。」

娘の反応:
「うん!せんせい、すき〜
😚」と嬉しそうに話してくれた。

3/10の娘(3)の記録


Case.2 横断歩道で「あぶなーい!」と声かけしてくれた

知らせた方法:
「ママ、ぼーっとしてたら確認忘れちゃった。教えてくれてありがとう」

娘の反応:
「くるま、きてなかったよ!😎」と得意げに答えていた。

3/11の娘(3)の記録

こんな感じで勇気づけをつづけると
今まで、なんとも思わなかった娘の行動に
キュンキュン♡するようになってきた。

私が、ごはんをこぼしたら

娘「だいじょうぶ!あとで、ひろっとくよ😊

2024/3/12

私が、足の小指をぶつけると

娘「(いたいのいたいの)とんでけ〜💨

2024/3/13

そして気づいた。

私が勇気づけしてるんじゃなくて

私のほうが、勇気づけされていた!!!

ありがとう、娘ぇええええ!!!(涙)


娘の言動に、イライラしてるときは

「朝起きてから今までにもらった勇気づけは、◯◯があったな」

と思い出すようにすると

ふわっといい気持ちになって
怒りもおさまってくることにきづいた。

「リスペクト」の語源は「振り返る」
子供が自立する日は、子供と別れる日であることを忘れないこと。子供との時間は短く、いがみみあってる暇はないのだ。

引用:叱らない子育て


お次は応用編!

あなたは、こんなときどうする?


Case.3 大声で叱るママ友、なんていう?


最近よく一緒に遊ぶ、おともだちのママさん
子供の行動に、いつもイライラして
私の前でも大声で叱っていました。

おともだちは号泣して、
ママさんに怯えているし

何よりママさんご自身も、
あとで罪悪感を持つだろうな、、と
悲しい気持ちでした。

でも、どう言えばいいかわからないし、
おせっかいだよなぁ・・・と
何も言わずに、いつもみているだけでした。

ずっと悩んでいたら
ある時、ハッとひらめいて
伝えてみた!

◯◯くんって、いつも明るくて元気ですよね
娘は◯◯くんのこと、大好きなんですよ〜!
いろんなことを教えてくれて、私も勉強になっちゃいます!

おともだちの「なかま」と「できる」を
ママさんに伝えてみました。

そしたら、ママさん、にっこり笑顔になって
その日は、全然おともだちのことを叱らないで
ニコニコ過ごすことができました。

ママさんを勇気づけできたように感じて
とっても嬉しかったです。


さいごに

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。

現在、アドラー子育てを、
家族に実践しつづけるため
大切な人に伝えるため

これからも、
アウトプットを続けていく予定です!

まだまだ勉強中で、
不慣れすぎるところも多いのですが、
何かを届けられるよう、
全力で学んでまいりますので
乞うご期待ください〜〜!

がんばるぞおおお🔥


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