大学職員の仕事 ~例えばこんなお仕事~
こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。
前回の記事で、大学にはたくさんの多様なステークホルダーが存在すること、そしてそのステークホルダーに対して円滑な大学運営を執行していくのが大学職員の仕事であることに触れました。
さまざまな関係者への業務
「学生」「教員」「研究者」「保護者」「卒業生」「寄付者」「受託/共同研究者」「管轄省庁」「メディア」「地域」「高校生」「職員」、さまざまなステークホルダーが登場しました。
大学の内部の関係者もいれば、外の関係者もいます。
そして、これ以外にも、もちろん細かく挙げればきりがないほど、多くの関係者によって大学は成り立っています。
この関係各所に対しては、様々なサービスや業務が生じます。
大学にある業務のいろいろ
たとえば、
学生の履修、成績、卒業・修了等に係るサービス、学習環境の整備。
学部・研究科の委員会運営。
卒業後の証明書対応、同窓会ネットワークの運営。
寄付者とのコミュニケーション、潜在的寄付者への広報。
研究者と受託/共同研究者間のコミュニケーション。
管轄省庁への申請・報告。
メディアコミュニケーション。
高校生とその保護者への全国・全世界説明会の開催。
大学ー地域間連携プロジェクトの運営。
その他、総務・経理・財務・人事・労務・法務。
などなど・・・一口に「大学職員」といっても、業務が多岐にわたる様子はご理解いただけるものと思います。
サービス対象である「お客様」の種類がたくさん。しかもそれが大学の外にいたり内にいたりする
今日のお天気のように、雪が降るかも・・・となったら学生が滑らないように雪かきのためにスタンバイするのも職員ですし、
他国にいる帰国生入試の対象者に説明会をするために海外出張するのも職員ですし、
大量に生じる経理書類を処理したり業者さんに受発注の連絡をしたりするのも、ぜんぶ職員の仕事です。
職員になると、こうした様々な業務に数年ごとにローテーションで就くことになります。
人によっては、全く違う部門の仕事を数年ごとにすることになるので、転職に近いとも言われていました。
イメージ ~腕にアームカバーをしてハンコを押している?
わたしは、学生の頃、大学に職員がいる、と意識したことはありませんでした。そして大学職員の仕事を知ったときも、ぼんやりとしたイメージしかありませんでした。腕にアームカバーをして紙にハンコを押している人達、というようなイメージでした。
実際は、ぜんぜん違いました。
次回以降に、わたしが見た大学の現場をお伝えできればと思います。