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知らないのはモッタイナイ!! 猫と安全に過ごすための必須知識🍀 ネコ暮らし30年が語るネコとの付き合い方#019



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新米飼い主さんもベテランも見逃せない大切なポイントをご紹介!


この記事では、ネコとの暮らしが30年以上になる経験から超わかりやすい環境省と厚生労働省とペットのガイドブックをご紹介します

急に寒くなって来ましたね。寒い季節は「寄り添うペットの温もり」に、
しあわせを感じる季節です
猫と暮らし始めた新米飼い主さんはもちろん、猫を長年飼っているベテランの飼い主さんにとっても大切な「猫の健康と安全を守るための知識」を猫の飼育に関するガイドラインから抜粋してわかりやすくお伝えします
猫との快適な生活を送るための心得が満載です!

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表紙の写真は、保護猫施設から我が家で暮らし始め来年の1月で2年目となる相棒猫のもも(メス)3才。生後10か月位で我が家に来ました、好奇心旺盛でリーダーシップに富む性格の女性です。12月の「ITパスポート」試験に向けて勉強中の私と一緒に、見慣れないカタカナに悪戦苦闘中です笑


今回は、厚生労働省と環境省のハンドブックから、ペットとの暮らし方について「食事と病気」について抜粋しながら判りやすくお伝えします!


1. 猫の健康を守る上でのポイント


 猫の健康的な生活のためには、適切な飼育環境の提供が欠かせません
特に食生活は重要です!

猫は私たち「雑食」とは異なり、「肉食」です

そして、味覚も私たちとは異なります
つまり、私たちが美味しいを感じるものを猫も同じように美味しいとは感じず、むしろ健康を害するものがあるのです

さらに、高品質なペットフードの与え方、必要な栄養バランスの確保、飼育環境の改善、定期的な健康診断など、気を付けたいことがあります

幾つかありますが、一度理解すれば、大丈夫です!
今回「環境省のガイドライン」に沿ってお伝えしていきます
新米飼い主さんは特に、このガイドラインの内容を参考にすることをおすすめします


・猫は「肉食」

猫は、私たち雑食とは異なり「肉食」です
このため、タンパク質を多く摂取する必要があります
猫まんま(ごはんにお味噌汁をかけたもの)は、実は猫の健康には
よくないのです
更に、次にお伝えしますが玉ねぎなどは猫には害を与えます
我が家はお味噌汁の具に「玉ねぎ」を入れるのですが、これは
特に与えてはいけないものとなります

・与えてはいけないモノ
 私たちが大好きなチョコや干しブドウは、猫たちには害になる


身近な食材で、猫たちに与えてはいけないモノが多くあります
この環境省のガイドラインには一般的なものが記されています

以下の食べ物以外にも、注意が必要なモノとしてレバー、ホウレンソウ、カフェインが含まれるコーヒー、紅茶、緑茶など、生肉、香辛料、生卵の卵白、にぼし・海苔 などがイラスト付きで紹介されています


2. ペットフードの種類と選び方

 ・ライフステージ(年齢)で必要な栄養が変化する


 猫たちも、私たちと同じようにライフステージ(年齢)に応じて必要な栄養が変わります
ペットフードをよく見ると、「成猫用」「7才以上」「11才以上」などと
書かれているのはこのためです
年齢に応じてペットフードは変えていきましょう

・ペットフードの表示も見る習慣を

ペットフードは栄養面にとても優れていて、市販のものを与えていれば栄養的に問題はないと多くの獣医たちに支持されています

日本ではペットの健康を保護するために「愛がん動物用飼育の安全性を確保する法律(ペットフード安全法)」でペットフードの安全が守られているのです

そして、日本のペットフードの栄養訂正表示である「総合栄養食」表示は、
その根拠としてAAFCO(アフコ:米国飼育検査官協会)の栄養基準を採用しています




3.え!コレも!
  こんなことにも気を付けましょう


・誤飲に注意

我が家の相棒猫もやってしまいましたが、うっかりオモチャを食べてしまうことも少なくありません
「うんち」として出たり、嘔吐した中にそのオモチャが出て来たりすれば
まだいいのですが、ひも状の異物を飲み込んで腸管に詰まると、重大な事故になります

絨毯などのほつれた糸も事故の原因になります

下のレントゲンは、誤飲の確認で撮った相棒猫のレントゲンです
食欲が無くなり、誤飲では?!と心配になり検査したものでした
全く、問題ありませんでした笑

みなさんもご注意くださいね

誤飲を確認した相棒猫のレントゲン


▼レントゲンのお話はこちらをお読みください

・観葉植物の中毒や、アロマオイルも種類で有害に


室内飼いの猫たちに注意が必要なものに観葉植物もあります
嘔吐、心臓麻痺、けいれんなど中毒を起こすものが多くあります

更に、人の気分をリフレッシュさせるアロマオイルもミントやハッカ、柑橘系は猫に有害であることが分かっています

4. 正しく感染症を理解する「動物由来の感染症」


人と動物には共通共通した病気があります
このことを、正しく理解しておきましょう!



動物由来の感染症について、厚生労働省がハンドブックを出しています


https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/handbook_2024.pdf


猫たちはネズミから食料を守る存在から、家族の一員として「コンパニオン・アニマル(伴侶動物)」という存在へと変化し、ヒトはペットとより濃密な関係を築くようになっています

動物からヒトへの感染は距離が近いほど感染しやすくなるので、節度を持って付き合うことが重要です
飼い主や同居者の年齢や健康状態によってもリスクは異なることを、先ずは
理解しましょう



5. まとめ: ペットの暮らしをより安全に、快適に


子どもの数よりもペットの数が多い日本では、国もペットを飼う人たちに向けて多くの判りやすい情報を発信始めています
自然災害の度にニュースで耳にするようになった「ペット同行避難」これも、その一つです
ペットを連れて避難してイイんですよと、国や地方自治体は情報を発信しています。この「ペット同行避難」は施設不足などの課題もありますが、飼い主さんたちの声で少しずつ改善に向かって変化しています

今回は、厚生労働省と環境省のハンドブックからペットとの暮らし方で、最初に知っておきたい「食事と病気」について、ガイドブックを抜粋しながら判りやすくお伝えしました

ペットとの暮らしについて、いろいろな書籍なども出ていますが、先ず広く知る時には最適なガイドブックです

下にURLを付けていますので、ぜひ確認してみてくださいね

更に、ペットの食生活についてはこちらも是非ご活用ください
3本で凡そ12,000文字です。広く調べた内容をわかりやすくお伝
えしています

購入代金は保護猫活動などに活用させて頂いています


▼記事の場所


最後までお読みいただきありがとうございました

内容がよかったなぁ、ためになったなぁと思った方は、イイねと、シェアをお願いします😍
そして、もちろんご感想やコメントもお寄せください。お待ちしていま

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我が家の相棒ととの出会いの場
「南中野ねこの会」(東京都中野区)
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「南中野ねこの会」はTNR 推進団体です。地域猫の活動や、地域で暮らすことが出来ない猫を保護し、譲渡しています。
譲渡会は予約制で毎月第2第4日曜に開催、詳細や申込みは下記フォームをご利用ください。

https://forms.office.com/r/Lyx65jgMAb #mnc_cat

https://www.instagram.com/mncstaff/

https://twitter.com/MNC_staff



《参考》
環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」_2021年更新
:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808.html

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808.html

・厚生労働省 動物由来感染症ハンドブック2024
:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/handbook_2024.pdf


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