【Impression of reading】人はなぜ存在するのか(斎藤孝 2012)
「人はなぜ存在するのか」
10年も前の著書であるが、現代社会の課題でもある『孤立』や『孤独』に焦点を当てた書籍だと感じる。いかにして『孤独』や『孤立』を乗り越える自己確立のための20の方法論(例えば、「家族関係など環境を変えてみる」、「自分の世界をつくる」や「体験を写真や文章で表現する」等)を示唆しています。方法論だけではなく、書籍の前半では「人の存在」自体を、哲学や宗教などのさまざまな視点から考察しています。
存在自体の捉え方を振り返り、自己確立の方法を捉え直すには良い示唆本だと感じる。
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