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【京都旅2日目④】あんこ平等院へ行く
⚠️今回もとっても長くなってしまったのでサラッと読み飛ばして頂くことをオススメします。
また、間違いにお気づきの場合はコメントにてお知らせ頂けると助かります。
▽①②③はこちら
たまたま寄った中書島を後に
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宇治駅ホーム
電車を降りた途端に美少女たちがお出迎え
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なんのことかさっぱりわからない
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好みの女子を選んでみた
意味はない
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本日3ヶ所目の目的地到着
十円硬貨に刻まれた鳳凰堂や一万円札(旧札?)に描かれる鳳凰でおなじみの世界遺産平等院へ初来訪
修学旅行の定番のはずが旅程に入っていなかったし
京都市外なので、また今度また今度と行きそびれていた。
来てみたら思っていたほど遠くもなく、大原に行ったときの方がよほど遠く感じた。
もっと早くに来るべきだった。
平等院
1052年、釈迦の教えが衰滅し始める末法初年ともいわれる。世の中が危機感に包まれる中、“阿弥陀如来(あみだにょらい)を信仰すれば、死後に極楽浄土へ行ける”という教えが流行し、各地に阿弥陀堂が造られた。平等院で創建の翌年に完成した「阿弥陀堂(現在の鳳凰堂)」も、その一つだ。
鳳凰堂(国宝)
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平安時代後期、天喜元年(1053)
藤原頼通によって建立された阿弥陀堂
鳳凰堂を正面から見た姿が翼を広げた鳥のように見え、また上空からは長い尾を感じさせる美しい姿と屋根に一対の鳳凰があることから、江戸時代初期の頃より鳳凰堂と呼ばれるようになったそう。
初代鳳凰像は保全のため1968年に取り外され新しい鳳凰像に。
2014年には2代目鳳凰像に金箔が施され、創建当時の姿をよみがえらせた。
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ちょっと色違う
なになに?
いなうさも一緒に撮りたいって?
了解!
しかし、どやって撮るのよ、これ
すんごい苦労しながらの1枚
これ相棒がいたら別にいいのよ
独りはめちゃくちゃ大変だし恥ずかしいのね
6月初旬、蓮はまだ全然咲いていなかったけれど今頃は綺麗な花がたくさん咲いているのかな。もう散ってしまったのかな。
「平等院蓮」は、25年前に境内の池の発掘調査を行った際、江戸時代の地層から見つかった種を育てたもので、国宝の「鳳凰堂」の壁画に描かれているはすの花と同じ真っ白で、透けるほど薄いのが特徴です。
こんなのが咲くんだね
間近で見てみたいね
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◆阿弥陀如来坐像(国宝)
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像高277.2㎝ 木造 漆箔 仏師定朝作と断定できる現存する唯一の像である。
平安時代後期、天喜元年(1053)に納められ、日本独自の寄木造りであり、定朝様式として「仏の本様」仏像彫刻の理想像として美しさを讃えられた。
◆天蓋(国宝)
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阿弥陀如来坐像の頭上を覆う荘厳具
◆雲中供養菩薩像(国宝)
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鳳凰堂中堂内部の長押上の壁に懸けられている52躯の菩薩像。
天喜元年(1053)に定朝工房で制作されたもの。
南北に半数ずつ分けて懸けられ、南北1から26までの番号がつけられている。
5躯は比丘形(僧形)で、他は菩薩形。
頭光を負い、飛雲上に乗って、それぞれ楽器を演奏したり、舞を舞ったり、持物を持っていたり、合掌したりしている。
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拍板(はくばん)
木にひもを通した
中国の楽器を持つ菩薩
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揩鼓(かいこ)を持つ菩薩
皮を擦って音を出す
中国でも日本でも廃れたが
法隆寺に由来するものが一つだけ残っている
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箏(そう)を持つ菩薩
箏(こと)のことですね
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曲頸(きょっけい)琵琶を持つ菩薩
琵琶の頸の部分が曲がっているもの
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腰鼓(ようこ)を持つ菩薩
腰にかけて両手で打つ鼓
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答笙を持つ菩薩
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これは時物かな?何なのか?
演奏している楽器の種類は全部あわせると18種類あるそう。
平等院ミュージアム鳳翔館
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世界遺産、平等院の敷地内にあり、鳳凰堂を中心とする史跡・名勝庭園に調和するよう配慮して施設の大半を地下構造としている。
館内には、国宝の梵鐘や鳳凰、雲中供養菩薩像、重文の十一面観音立像や平安時代の鬼瓦など貴重な文化財を多数展示している。また、最新のデジタル技術を用いたコンピューターグラフィックスで鳳凰堂内の彩色復元映像を見ることができる。現代科学でよみがえらせた、「もう一つの平等院」としても来館者に人気がある。
先に紹介した鳳凰堂の雲中供養菩薩像は半数の26体がこちらのミュージアム鳳凰館に収蔵展示されており、じっくりと見ることができる。
間近で見ると仏式エンジェルみたいで
なんとも可愛らしい
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平等院HP
造像当時の鮮やかな彩色を再現した南26号の模刻像も見ることができる。
持っている楽器や持物を見て、これはなんだ?こっちのは?と1日中いても飽きそうにない。
雲中供養菩薩像の推しを見つけてみるのも楽しいかも。
◆鳳凰(国宝)
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北方像 像高95.0㎝
南方像 像高98.8㎝
鳳凰堂中堂の大棟の南北にあった初代の像は
大気汚染による錆害などの保存上の見地から現在はこちらで保管されており間近で拝観可能となっている。
2004年より発行されている一万円札に描かれている鳳凰は初代の南像が描かれている。
宝珠のついた首輪をしていたのが印象的で、左右の鳳凰には違いがあったような気がしたので調べてみたけれどわからず。
平等院HPによると
Q.左右の鳳凰の違いは何処ですか?
A.鳳凰は、鳳という雄と凰という雌のつがいを云いますが、平等院は区別がありません。
とある。
どなたかご存じの方はコメントまでお願いします。
こんな記事も見つけたよ
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頭に5色の飾りを付けた鳳凰像のミニチュア
=京都府宇治市
京都府宇治市の平等院は4日、鳳凰堂の屋根を飾る鳳凰像の建立時の姿を想定したミニチュア像を制作したと発表した。
想像上の鳥である鳳凰は5色の毛のような飾りがあると考えられており、像の頭部に飾り用とみられる穴があったことから、仏教と縁の深い赤、青、白、黒、黄の銅線32本を付けた
◆鳳凰堂中堂壁扉画(国宝)
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写真提供:平等院
鳳凰堂内の壁扉画「九品来迎図(くほんらいこうず)」は、“人の性質や行いに応じ、死に際に9通りの方法で仏が迎えに来てくれる”という教えを絵で表している。性質や人柄が良いほど大勢の仏が現れるとされており、本図は最上級の迎えの様子を描いている。
↑どっかの文章ママ
◆梵鐘(国宝)
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総高199.0㎝
口径123㎝
口厚12.0㎝
重さ約2t
こちらも錆害など保存のため鳳凰館ミュージアムで保管されており拝観可能。
鳳凰、獅子、唐草といった多彩な文様の浮き彫りが施してあり、古くから「姿の平等院鐘」「声の圓城寺鐘」「勢の東大寺鐘」として天下の三名鐘の1つとして有名なのだとか。
◆十一面観音立像(重要文化財)
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木造 彩色
像高167.2㎝
平安時代11世紀
現在非公開となっている観音堂(重要文化財)
のご本尊として安置されていた。
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併設されているミュージアムショップでは可愛いグッズを販売。
雲中供養菩薩像トランプを買っておけば良かったと今これを書きながら後悔している。
画像なし
これから行く予定のある方はトランプ要チェック!
日本茶専門店「茶房 藤花」で本格宇治茶も愉しめる。
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「源氏物語」五四帖のうちの最後の十帖は、光源氏の死後の物語で薫大将を主人公とし、舞台が宇治であることから特別に「宇治十帖」と呼ばれています。
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宇治神社
学業成就・試験合格の神様として、また宇治
の氏神として崇敬されてきた古社。本殿と
菟道稚郎子命(うじのわきいらつのみこと)木造御神像は鎌倉時代初期のもので、国の重要文化財に指定されています。
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うさぎなんだね
ちよっと嘔吐してる?
あれ?見たことある
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かわいいよね
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何故か後から
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菟道稚郎子命
菟?う?兎?ってこと?
もしかして狛兎さんだったのかな?
写真がないし記憶もない
虹雲猫さんのコメントを読んで、ちゃんと調べてみたので追記
御祭神・菟道稚郎子が河内の国からこの地に向かう途中で道に迷った時に、一羽の兎が現れ出て、振り返り振り返り先導して道案内をしたという故事から、正しい道へと導く「神使のみかえり兎」が崇められています。
宇治の地名もここに関係している?
菟道稚郎子命(うじのわきいらつのみこと)
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宇治上神社(世界遺産)
宇治川東岸に静かに鎮座する古社。平安時代後期に建てられた本殿(国宝)は、日本最古の神社建築、また寝殿造りの拝殿(国宝)は鎌倉時代初頭のすぐれた建物遺構といわれています。境内には宇治七名水のうち唯一残る「桐原水」が今も湧いています。
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帰ってきてみたら
ぜんぜん写真撮ってないの
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15:45
予定していた紫陽花の三室戸寺に間に合わず
間に合ったとしても体力が残っておらず(まだ観光したい気持ちはあるのに足が着いていかない)
ので、帰ろう。
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大河ドラマ放送中なので大河ドラマ館もあったり、ちょうど紫陽花の季節でもあったので1日たっぷりと時間を取るべきだったかも。
伏見稲荷のついでに来るようなところではなかった。正直、甘くみていた。
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ホテルに戻り汗を流し休憩後
近くの定食屋さんで夕食
四条は人混みで酷いのに五条方面へ向かうと人影もまばらなのである。
これが当たりだった!
親子丼のセットとアジフライ、だし巻き玉子(食べ過ぎ)セットの蕎麦のお出汁もさすが京都のお味!
しかし何故この時、うどんにしなかったのか?我ながら謎である。お蕎麦推しのお店だったかも??思い出せない
あ!もちろん写真は全く撮っていない
食事中も食後も全く気づいておらず
大満足でお店を出てからもウインドウのメニューを改めて見ていたくらいなのに
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お値段変わってます
汗を流して美味しい夕食を食したら少し元気が出てきたので、そのまま夜の鴨川散歩へ
あ、そうだ!
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先端好きな私のお気に入りの場所
外国人の若者団体が花火をしていて大騒ぎで
のんびりできず。
いまは昼間も観光客でいっぱいなんだとか?
観光客の自分が言うのも何ですが、オーバーツーリズムてやつですか?
地元の方、大変ですよね。本当にすみません。
すっかり足が生まれたてバンビになっていたので飛び石も勇気がなく渡れず
来なくてもよかったよね、とトボトボ帰る
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それにしても、ここは古都京都なのでしょうか?この辺り色々凄いんだね
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本日の反省会
よく考えたら早朝にホテルを出発し、稲荷山にも登って電車移動中とランチ時以外はずっと12時間歩き通しだもの。
北海道からのいきなりの真夏日という気温にもやられてるし、何せ2日連続の寝不足が祟っていたと思う。運動不足も当然ある。
翌日は始発で鞍馬へ行く予定だけど
このバンビ足で行けるのか?
翌日の体調と相談することにして
おやすみなさい
翌日へつづく
本日も読んでくれてありがとう!