こんな夜更けに「こびりっこ」かよ
※タイトルは「こんな夜更けにバナナかよ」をパクりました
※画像は八戸商工会議所のHPから拝借したものです
こんばんはanneです。
anne_coと書いて、間違えて読まれた「あんねこ」と呼ばれたい「あんこ」です。
何言ってるのか自分でもよくわからんです
こんな夜更けに突然ですが
「小昼っこ」を作りました！
あやのんさんの記事によると「こびりっこ」と読むそうなんです。
こびりっこ
なんとも可愛いひびきじゃないですか。
こびりっことは、南部地方の農家さんが、農作業の合間におやつとして食べていた郷土料理です。 こびりっこの語源は、「小昼っこ」からきているそう
？？
そもそも「小昼っこ」がわからない
調べよう
小昼とは
１.正午に近いころの時刻
２.昼食と夕食の間、または朝食と夕食の間にとる軽い食事
そっか！
３時のおやつ、またはブランチのことなのね
あやのんさんの記事を読んで、一目で虜になった私は「作ってみたい！」と宣言してから早半年！遅すぎるだろ！
す～ぐにやってみたーい！作ってみたーい！食べてみたーい！って思って、コメントしちゃう私ですが有言実行はあまり多くはない。
嘘つきあんこ！
と呼ばれる前に、ついに、とうとう、ようやく作ってみましたよ
嘘つきあんこ！と思っていたそこのキミ
忘れた頃に有言実行！あんこ
に訂正しといてくださいね
興味を惹いたのはネーミングだけじゃあありません。
お赤飯
北海道の赤飯は小豆ではなく、甘納豆が入ったほんのり甘い赤飯なんです。
それがなんと青森にもあるというのてす。
え！甘納豆赤飯は北海道だけだと思っていたよ！？違ったのね
そして、この甘納豆の赤飯、北海道では南部あき子というオバチャンが考案したと言われているのですが、本当なのか！？とずっと疑問に思っていました。
この南部って名前、南部地方と何か関係あるのでは？と思った次第です。
北海道の人は本州からの移民が多いから
この方も南部地方から移民してきたのでは？とかいう疑問が沸いてきたのです。
そうすると、あき子の甘納豆赤飯考案説は…違うんじゃない？
元々、南部地方の赤飯文化を北海道に持ち込んだだけなんじゃ？
道民騙されてるんじゃない？
これ、もしかして私訴えられるかも案件？
ヤバいのであくまでも個人の感想です。
としておこう(ｺｿｺｿ)
北海道以外にも甘納豆赤飯があるという事実を知ってしまい、ますます疑問が膨らんでしまったので調べてみました。(半年前に)
北海道のお赤飯
甘納豆の「赤飯」は、由来は諸説あるが、昭和20年代後半ごろに南部明子先生により「忙しいお母さんが手軽につくることができるように」と考案されたといわれている。自身も働く母であったため、「手間のかかる小豆の赤飯を炊くのは大変だが、子どもたちが喜ぶものを食べさせてあげたい」という想いから、米を炊いて甘納豆を混ぜ、食紅で色をつけるだけという簡単な調理法を確立した。
北海道の郷土料理の第一人者でもある南部先生は、全道各地で講演をおこなっていた。その際に、地方のお母さんたちに甘納豆を使った「赤飯」のつくり方を教えたところ、子どもたちが大喜びし、またたく間に人気を博したという。その後、新聞やラジオなどのメディアで紹介されるようになり、一気に道内に広まっていった。
北海道では昭和20年後半頃とあります
青森県と北海道は人の行き来も多いですから何らかのかたちで甘納豆の赤飯が伝わってきたのではないかと考えられます。
青森県は北海道から伝わった説
あれ？予想に反した検索結果
こちらでも北海道の南部あき子説も同じように書かれていました。
さらに、もうひとつの県の説も
山梨県だけ飛び地の謎
では青森県と北海道のほかに、甘い赤飯を食べる地域はあるのでしょうか？
赤飯文化啓発協会によりますと、甘い赤飯を食べる地域は北海道と東北地方の広い範囲、それに山梨県だということです。
山梨県南アルプス市の櫛形中学校で、1963年から25年にわたって管理栄養士をしていた森岡千代野さん（81）によりますと、青森県から嫁いできた保護者から甘い赤飯のレシピを教わり、昭和40年ごろから給食で出すようになったことがきっかけで山梨県内に広がったということでした。
このほかにも、平安時代から鎌倉時代にかけて山梨県から青森県に移った南部氏の子孫を通じて、伝わったという説もあります。青森県と山梨県は歴史的にも深いつながりがあるのは事実ですから、こうした説もうなずける気がします。
青森から山梨へ？
山梨から青森へ？
さて、どちらなの？
平安時代から南部せんべいがあったの？
(ひと眠りして読み返したら誰も平安時代に伝わったとは言ってないね。夜更けにウトウトしながら書くとこういう失敗をする)
では、南部せんべいはいつ頃からあるの？
「南部せんべい」の起源は、
①南北朝時代、時の長慶天皇が八戸地方を訪れた際、食事に困った天皇のために、家臣が農家からそば粉とごまを手に入れ、自身の兜で焼き上げて献上したという説
②根城南部氏の兵士が戦場で食べていた説
③処刑を免れてこの地に渡ったイエス・キリストがパンに似せて作ったという説
など諸説あり、特に①の説が一般的に知られています。
？？？
真相はわからず仕舞いなので
知ってる？チャリメラ
たべよ、ね
なにはともあれ、本題に入ります
というわけで
こびりっこを作ってみよ～♪
1.お赤飯を作ります
あんこ流お赤飯の作り方
材料
うるち米 1合
もち米 1合
水 炊飯器の２合分の水に合わせて
甘納豆 お好みの量
塩 少々
食紅 少々
※うるち米ともち米の割合はお好みで
作り方
1、
うるち米、もち米は混ぜて洗い、30分くらい水につけて冷蔵庫に入れておき水切りをしておく
※もち米は水に長くつけすぎると柔らかくなるので注意。
2.
炊飯器釜にお米と２合分の水を入れ
食紅少々と塩少々を入れて炊く
3.
炊き上がったら熱いうちに甘納豆を入れて混ぜ合わせるだけ
とっても簡単！
小豆じゃないのでご飯に色がつかないので食紅を使うのが北海道流
ほんの１０数年前まで小豆で作る場合でも食紅を使うもんなんだと思っていた私。
2.こびりっこを作ります
とか言わない！
炊きたてお赤飯と南部せんべいを用意します
南部せんべいに赤飯を乗せます
南部せんべいで挟みます
ラップでくるんでお赤飯の水蒸気でせんべいがしんなりフニャフニャになるまで待ちます
しんなりフニャフニャになったら出来上がり
とっても簡単！
あやのんさん、これで合ってます？
あんこの食レポ
せんべいが、ふんにゃり、もちっとして
せんべいの香ばしさと胡麻の香りがほんのり甘いお赤飯に合う～！
実のところ、お赤飯て大好き！てわけじゃないんだけど、これ大好きかも(小麦粉依存性のせいかも)
そして、おむすびみたいに手にもってお手軽に食べられる便利さサイコー！
(先日、山ちゃんが「おにぎり派」ではなく「おむすび派」と書いていたので真似っこしてみた)
∇そのときの記事はコチラ
スキが200超えてるのよ、凄い！
この日から「おむすび流アルミ派」に入門したのです(笑)
こびりっこ子供の時に知っていたら遠足に持って行きたかったよ。
これ、あんこの今後の人生で赤飯炊くたびに毎回やることに決定！
赤飯だけで食べるより断然美味しい！
なんでいままで誰も教えてくれなかったの？
あき子もさぁ
あやのんさん、ありがとう！感謝です！
調べてみたら青森だけじゃなく岩手の方でも食べられているみたい。
南部地方ってことだよね。
思ったのだけど、お赤飯じゃなくても白飯でおむすびみたいに具を入れてもいいんじゃない？
白飯にウインナーとスライスチーズ
白飯ときんぴらごぼう
白飯になめ茸混ぜたやつ
白飯に沢庵刻んだやつ
何でもいけそう！
白飯だけじゃなくて
チャーハンでもいけそう？
カレーライスは？
それは止めておこうかな
スープカレーに南部せんべい入れるのはありかもしれない(それはこびりっこではない)
こびりっこを知らなかった方に是非食べてもらいたい
noteやっててよかった♪
こんなものも見つけたよ
ここに紹介されているコレ
スプーンとフォークで食べるの？？
【材料】
・せんべいのみみ
・バター
・好みで塩、ブラックペッパー、七味など
【作り方】
1、フライパンにバターを溶かす
2、せんべいのみみを投入し、炒める
せんべいの耳って今はもう手に入らないなぁ
小学生の頃、隣の学区に転校して、お友達と公園で遊んでいたら
「耳栓買いに行こう！」って言うので
頭の中が？？？のまま皆について行ってみたら、そこは南部煎餅を作っているお家で(工場というよりも家だった)
「みみせんくーださい！」て叫ぶと奥からオバチャンが出てきて、マルちゃんのダブルラーメンのあき袋にびっちびっちに南部せんべいの耳が入っているものをくれた。１袋10円也。
衝撃的だった。(ダブルラーメンの袋にも)
田舎まちの駅前通りに住んでいた頃は駄菓子屋さんやスーパーでおやつを買っていたけれど、隣の学区に行くと全く違う景色にも驚いたし、おやつも10円でこんなに沢山もらえるんだ！といたく感動したものでした。
そういえば、食パンの耳を売ってくれる工場もすぐ近くあった。
田舎まちのさらに田舎は素晴らしい！
(小麦万歳！)
あのときのみみせんがほしい……
どんだけダブルラーメン食べてんだ？
【おことわり】
ひと眠りしてから読んだらめちゃくちゃで
相当訂正および追記しています
今日も読んでくれてありがとう！