読書習慣#42 ビッグデータ時代の予測手法/「身につくベイズ統計学 」
ビッグデータ時代の予測手法ベイズ統計。
本日はベイズ統計入門。
ベイズ統計学というのは統計学の1種、従来の推測統計とは以下の点が異なる。
推測統計・・母集団の確率やその分布をまず前提とし、それが正しいかを判定する。
ベイズ統計・・確率は変化するパラメータとして扱い、データを入手する度に更新する。
従来の推測統計では確率や分布を人間が仮説として設定し、それが正しいかどうかの判断。
確率自身は計算で算定できない(サンプルを母集団と仮定することはよくありますが)。ベイズ統計では本来もとめたい確率そのものが求められるというもの。
要するにデータがどんどん入手できればより精度の高い確率が求められるようになるので、ビッグデータの時代で使える学問となって花形になりつつあるものです。
どんどんと新しいデータが入手できる場合の推測に特に使える手法だったりします。
この本はその手法の入門書。基礎を学びたい方にいいかもしれません。