読書習慣#56 世界を読み解くチカラ!/「世界はシステムで動く」
あー、世の中の複雑な構造を理解したい。。。
米国イエローストーン自然公園で生物がいなくなりかけた事があった。
その時導入したのが公園内に「オオカミを復活させる。」。シカなど多くの天敵であるオオカミを取り入れて大丈夫なのだろうか。。
結果は成功。そもそもはオオカミの絶滅などでシカが繁殖増加。植物食い荒らしその結果多くの動物に負の影響を与えていたらしい。
そんな直感では予測できないような複雑な仕組を解き明かす手法が「システムシンキング」
その第一人者だったメドウズさんが解説した本。
例えば魚の漁獲と魚資源はどのような関係があるのか?(やや多め減っても単純に減らない、食物連鎖のポジションによってはシカみたいに一旦増える)
などや、投資の配当再投資みたいにフィードバックループの存在があるとどのように変化するのかなどが示される。
世の中実は複雑系な事が多く、その理由はいくつもの因子がそれぞれに影響を及ぼすから。その複雑さをモデル的に解き明かして予測しようというのがシステムシンキング。
昔からある学問でしたが、シュミレーションやML、AIなどの手法も向上しこれから成長する分野かもしれません。
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