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「薬だけでは絶対に治らない」HSP・アダルトチルドレンがうつを繰り返す理由とは?


1.こんなことで悩んでいませんか?

「メンタルクリニックに通っているけど、なかなか楽にならない」
「薬を飲んでいるのに、寛解したと思ったら数年後にまたうつ病になってしまった」
「うつ病や適応障害と診断されたけど、どうすればいいのかわからない」
「HSPやアダルトチルドレンの特性が関係している気がする」
もしこのどれかに当てはまるなら、「薬だけでは解決できない理由」を知ることで、今後の方向性が見えてくるかもしれません。


2.なぜ、メンタルクリニックに通うだけではダメなのか?

「薬を飲めばうつが治る」と思っている人は少なくありません。
しかし、実際には「一時的に良くなっても、また再発する」という人が多いのが現実です。
その理由は、大きく分けて3つあります。


3.薬は「生きづらさの原因」を解決しない

メンタルクリニックでは、主に抗うつ薬や抗不安薬が処方されます。
抗不安薬(ロラゼパム・デパスなど)は、不安を抑えたり睡眠をサポートしたりする効果がありますが、長期使用すると依存性が強くなります。
抗うつ薬(SSRI・SNRIなど)は、脳のバランスを整えて気分を安定させる働きがありますが、やめると再発しやすいことが問題です。
薬はあくまで「気分を安定させる」もの。生きづらさの本質的な原因を解決するものではありません。


4.HSP・アダルトチルドレンの特性が影響している

HSP(繊細さん)やAC(アダルトチルドレン)の傾向を持っている人は、「一般的なうつ病の対処法」では十分でないことがあります。
HSPの人は、人の感情に敏感でストレスを受けやすく、環境が合わないとエネルギーをすぐに消耗してしまう傾向があります。「自分が悪いのでは?」と考えすぎてしまうこともあり、回復が遅れがちです。
アダルトチルドレンの人は、「他人に合わせることが当たり前」になっていて、無理をしすぎる傾向があります。「いい人」でいることをやめられず、本音を押し殺し、見捨てられることを恐れるあまり、環境を変える決断ができません。
どちらのタイプも、適応しすぎることでストレスを抱え込み、うつを繰り返しやすいのです。


5.カウンセリングを受けたくても、保険適用の壁がある

カウンセリングは「心の問題の根本に向き合う」ために必要ですが、日本では一定以上の重症度でないと保険適用にならないという問題があります。
カウンセリングが保険適用になる条件は、医師が「精神療法」として必要と認めた場合のみであり、統合失調症や重度のうつ病などに限られます。そのため、軽度〜中等度のうつ病や適応障害では、基本的にカウンセリングを保険適用で受けることはできません。
一方、自由診療のカウンセリングは1回8,000〜10,000円と高額で、継続が難しいのが現実です。
特に現在メンタルヘルスの需要が高く、新規予約は数か月待ちということもしばしあります。医師としても「重度である」と診断したくないというのが実情のようです(現役医師の友人談)。


6.「うつを繰り返す」理由を知ることが、回復への第一歩

薬はあくまで「気分を安定させるためのツール」であり、「生きづらさの原因」を解決するには自分の思考パターンや環境を見直すことが必要です。
とはいえ、「具体的にどうすればいいのか?」がわからないという人が多いのも事実。
そこで、「HSP・ACの生きづらさ」に特化した具体的な解決策をまとめた記事を準備中です。

まとめ

・薬は「気分を安定させる」もの。生きづらさの原因は解決できない。
・HSP・ACの人は、適応しすぎてストレスを溜めやすく、うつを繰り返しやすい。
・カウンセリングを受けたくても、保険適用の壁がある。
・「生きづらさの原因」を知ることが、回復への第一歩。

---以下私のXのポストを引用したものです--
この状況を変えるには、需要に対して供給を追いつかせる(メンクリを増やす)、或いは現在
日本医師会と厚生労働省で議論されていることとして、まさにカウンセリングの敷居を低くするといった、政策レベルでの方向転換が必要です。

しかし、それが実現されるかはわかりませんし、何よりこうしている間にも、うつ病患者は全世代的に増加傾向です。当然その中にHSPやアダルトチルドレン、ADHDの方がおり、適応障害という形で診断され、結果的に退職代行サービスの需要が増えています。

重症認定される患者と、中程度の患者の間のグラデーションがあって、私はそこにアプローチしたいと考えています。誰もが生きづらさから解放される未来を私は作っていきたいからです。

カウンセリングの手法も様々で患者ご自身で実践できるものもありますし、ある程度のアシストで改善が見られる場合もあります。しかし一対一のセッションはやはり時間も取られますし、対応できる人数は限定的。

なので、ゆくゆくは経済的負担を抑えつつ自分で自分を救える力をつけられるようなコミュニティを作ります。また、経済的な豊かさは生きづらさの解消に直結する為、副業のノウハウについてもお伝えしたいです。

一番大切なのは、自分で自分を救おうと覚悟すること。「みんなで一緒に自分を救う」、そんな社会を実現したいです。

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