X(旧Twitter)10日間で50投稿してみた。
今回、新しいオリジナルキャラクター「白凪アリス」を作り、彼女をメインにしたイラストをX(旧Twitter)で10日間、50枚投稿しました。この記事では経過報告として「フォロワー数の推移」や「フォロワーの属性」、「競合の状況分析」などからから学んだ内容をシェアしていきます。
★運用で気を付けたこと★
►投稿スケジュールの徹底
毎日5回の投稿を実施しました。具体的には朝、昼、晩、深夜(2投稿)のタイミングでアリスの異なるシチュエーションや表情を描いたイラストをアップしました。深夜に投稿するイラストはやや過激なイラストを投稿して男性視聴者へのアプローチを狙っています。余談ですが、グーグルトレンドを見ると男性の生態が見えてきます。下記、参考まで笑
►ターゲット視聴者について
前回の記事で紹介しましたが、視聴者ターゲットは20-30代の男性にしています。いくつかのアカウントを分析し、彼らが好む可能性が高い鮮やかな髪色、ボディラインが強調された女性キャラクターを意識し、特にアリスの魅力が際立つように努めました。アリスのポーズや表情は、見る人の心に留まるよう緻密に計算したつもりです。笑
►画質へのこだわり
AIイラストとしてのクオリティを保持するため、投稿するすべての画像は高解像度で処理しました。私はイラストをSeaArtで生成しています。画像がピクセル化することなく、クリアで鮮明なビジュアルを提供するため基本画像サイズは(4096×4096)としています。
★具体的なイラストの紹介★
「白凪アリス」のデビュー作
最初の投稿は、白凪アリスの自己紹介もかねて、正面ドアップとしました。彼女の髪色はシルバーで、目を引く青い瞳が特徴です。バストサイズを大きくし、身体に密着する服装で女性フォルムを際立たせました。
金髪アリス
アリスの魅力要素として髪色が大きく影響しているのでは?と考えいくつかの髪色verのイラストを投稿しています。
ピンク髪アリス
オレンジ髪アリス
このアリスでは新しい髪色と、足先をカメラに向けさせるイラスト生成にチャレンジしました。上半身のみのイラストは成功確率が高い一方で、ふともも、足先をカメラに向けたイラストを創るのにはやや苦労しました。(記事の最期にプロンプトを載せています)
■結果データ
色々と前置きが長くなりましたが、
下記にX運営(10日間、計50投稿)の各指標結果を紹介していきます。
►フォロワー数の変化
10日間、計50投稿の運営を行った結果、フォロワー数はわずかに増加し、+7人という結果になりました。(内1人は相互フォロー)数字自体は大きな増加ではありませんが、この数値を今後の運営基準としていきます。
►フォロワーの属性
この10日間の運営で獲得した新しいフォロワー7人のうち、実に5人が同業者、つまり他のAI絵師でした。(残りの2人は個人のサブアカウント)
いくつかのアカウント調査を通じて、AIイラスト界隈では、同業者間での相互フォローが一般的な現象となっていることが分かりました。これは、相互にインスピレーションを得たり、サポートネットワークを形成する目的で行われることが多く、フォロワー数の増加を狙った戦略的な行動です。後述しますが、「いいね」に関しても同様の戦略的な意味合いを感じ取れました。
►エンゲージメントの分析
エンゲージメントで私が注目しているのが、「インプレッションの数」と「リポスト数」です。というのも、フォロワーを増やすためにはインプレッション数を上げる必要があり、そのために魅力的な投稿や、他社にリポストしてもらうことでインプレッション数を増やす必要があります。
ちなみに他アカウントの投稿を見ると、当然ですが、リポスト数が多い投稿はインプレッション数が伸びており、いくつかのアカウントの説明欄にリポスト返ししますと明言しているアカウントもありました。これはリポストがさらなるフォロワーの獲得につながっていることを示唆するものと考えられます。今回の運営ではリポストを獲得することはできませんでしたが、今後の運営方針を改善させるための事実として認識しておきます泣
「いいね」に関して、AI絵師系アカウントの投稿に共通することとして、
インプレッションに対する「いいね数」が極端に多いことが上げられます。白凪アリスの投稿でもインプレッション4に対して、いいね数が2になっており。投稿を見た半分の人がいいねすると言う異常な数値です。
残念ながらこれは投稿内容を評価されたのではなく、いいねからフォローにつなげる一つの戦略でした。
具体的なアカウント名への名言は避けますが、いいねしたアカウントは極端にいいね数が多く、AIイラスト系のアカウントに満遍なく言い値をつけていました。極端に「いいね」をつけることはアカウント自体の評価を下げるため避けるべきですが、私自身も「いいね」を活用したフォロワー数増加を図るべきと考えました。
►競合状況
今回10日間の運営でフォロワー数+7という結果になりましたが、同じジャンルの他のアカウントとの競合状況と比較してみました。こちらは同じ時期にAI絵師として投稿を始めた’ある競合アカウント’のデータ推移になります。
結論として、インプレッション数は競合より低く、フォロワー数も競合と比較すると+7人と低いスコアになっています。しかしながらフォロワー数から相互フォロー数をマイナスした片思いフォロワー数は同じ程度でした。繰り返しになりますが、私のアカウントではインプレッション数の伸びが悪いため何らかの改善をするべきことが分かりました。
■フォロワー1000人獲得への戦略
►反省と改善
目標である1000フォロワーに対して、今はフォロワー数が7人で、達成率は約1%です。競合との比較からも明らかになりましたが、今後は何らかの改善が必要です。そこで下記項目について今後の方針を考えてみました。
コンテンツの質の向上: 基本的なイラストスタイルは継続、様々なポーズや背景ストーリーを持つイラストを制作しキャラクターに深みを加える。
エンゲージメントの強化: 「同業アカウントへの返信」、「いいね」を活用しエンゲージメント数値を向上させる。
分析ツールの活用: フォロワーの増減、エンゲージメントの変動を定期的にチェックし、効果的な投稿戦略を見極める。
■まとめ
今回初めて、「AIイラスト制作からXの運営まで」を行いましたが、10日間50投稿でフォロワー数の増加は+7人とかなり現実的な結果となりました。
全く初心者の私でも、高品質なイラストを作成できることから、AIイラスト市場は参入しやすくかなり厳しくなってきていることが想像できます。今後はイラスト自体のクオリティ自体は差別化要因にはならず、背景のストーリーにどれだけ共感できるかという点が重要になるかもしれないな~と思ったりしました。
■付録
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