父のもとへ

先日、娘を連れて父のもとへ

母には感謝の気持ちを伝えたけど

父にはどう伝えたらいいんだろうって

道中ぐるぐる考えながら

認知も進み
激しかった気性の父が

言葉も出なくなり

身体も強張り

細くなった身体によりそいながら

耳元で

お母さんと出逢ってくれてありがとう！

と言った

ちらっと私をみて微笑んだ

今までは老人ホームの規制が厳しくて

ベランダ面会しかできず、

声も届かず、大好きなおじいちゃんの前で

もじもじしていた娘。

ベランダからやっと手を伸ばして

部屋にいる父に

触れることはできていたけど。

昨日は抱き合うことができた。

そして私は父の肩に甘えてきました。
　
車椅子のひじ掛けにとんとんと人差し指でリズムをとる父。

リラックスしてくれていたなぁと感じました。

父も長きにわたり肝鬱という

体質に悩まされて家族にも理解してもらえず

生きづらさを感じていたのではと感じます

私があと少し早く気功やマインドセットできていたなら

父の人生はどう変わっていたのかと考えると

涙が止まりませんでした

お父さん

また緩むひとときになるように

孫と会いにいくね