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強みの育て方~自分の強みを知ることは、幸福度を高める第一歩~

1.前置き

1月31日からclubhouseで朝5時~7時、人生を変える朝活部という、朝活roomを何名かのメンバーと開いています。もともとは、Facebookでクローズドで活動していた朝活会だったのですが、clubhouseでこれをオープンにしてしまおう、ということで活動が始まりました。

朝活部屋と言っても、そもそもは朝時間を有効活用したい、というところからスタートしているので、ずーっとしゃべっているわけではなく25分集中タイム、5分雑談タイムを繰り返す、ポモドーロテクニックを活用した部屋です。

25分の集中タイムは何をしているか、というと、集中できる自然音を流して、それぞれがモクモクと作業!です。

意味があるの?と思った方。これが、意外と意味があるんです。

「みんな頑張っているから自分も早起きして、集中タイムは集中して頑張ろう」という気持ちになるのですよね。

そして、5分の雑談タイムでは、意外とメモメモ。と思うトピックスが出てきて、25分~5分の間隔が、とても良いサイクルになっています。

私たちは有名でもなんでもない一般人なのですが、それでも固定的に(しかも毎日!!)来てくださる方もいらっしゃいます。

朝ふらっときて、短い時間、その日の出来事や気づいたことのお話を聞いて。カフェのオーナーのような気分を味合わせていただいています。

2.土曜日朝は30分だけプチシェア会(勉強会)

前置きが長くなりましたが、本題です。

平日はそれぞれがモクモク作業するのは、作業が進んで良いのですが、土曜日朝がちょっとしたスパイスを入れても良いかも?というメンバーの発案で、土曜日朝は30分プチシェア会(勉強会に近いかな)を行うことに。

今日はSaoriさんによる「強みの育て方」。

*clubhouseでは、会話内容をスピーカーの書面の合意なくメモを取ることは禁じられていますが、きちんと合意を取っています。また、個人的感想も入っています。

Saoriさん自身は、松村 亜里さんという、ポジティブ心理学を研究されている方からポジティブ心理学を学んでいます。

理系の大学院を卒業、某大手半導体メーカーにエンジニアとして入社したものの、これが自分の好きなことだっけ?とモヤモヤを抱えながら過ごしていました。そこでお二人目の育休中に出会ったのが、このポジティブ心理学だったそうです。ポジティブ心理学はどのようにすれば幸福度が高まるか、科学的根拠に基づいて研究するものです。

研究の中で、自分の強みを知ると幸福度が9.5倍もアップする、と言うことが分かってきた、ということです。

さらにその強みをどう使うかを知ると、なんと19倍も幸福度が高まるとのこと!(びっくり!)

強みを知る、と言うと良く聞くのがストレングスファインダー。ストレングスファインダーは「自分の才能を知る」というものですが、それ以外に「自分の性格の強みを知る」ツールとしてVIA24があります。

VIA24そのものは全て英語(!)のサイトですが、↑こちらに書いてあるとおり進めると、日本語で診断を受けることができます。

このサイトでは、「好奇心」「親切心」など、やや抽象的なことが強みとして出てきます。なので、「へー」で終わるかもしれません。

ただ、「へー」でとどまらず、VIAの結果から「自分はどういう行動をするのが好きなのか」を個別具体的に深めていくことが大切かな、と感じました。

なお、VIAの結果を日本語で解説してくれているサイトはこちらです。

ちなみに、Saoriさん自身は診断結果を深めて考えた結果、デザインが好きだということに気がつき、新しいキャリアにチャレンジ中とのことです。

Saoriさんのように、好きを見つけ出してキャリアに活かす、マルチポテンシャライトという考え方もあるようです。(これは、彩さんという別の方からの情報)


以前は1つの専門性を高めるキャリア論が中心的でした。それとは異なり、次々と違う好きなことをやって一旦キャリアを拡げてみる、というのがマルチポテンシャライトの考え方だそう。

キャリアは今までは逆算思考(例えば将来社長になる)、もしくは何が世の中や市場に求められているか、それに対して自分は何ができるか、から始まることが多かったかもしれません。Will Can Mustで言うところの、CanとMustでキャリアを選ぶことであり、軸の中心は他人にあるという状態です。

生きていく上では、そういうケースがあることも否定はしません。私もそういうお仕事を単発的に引き受けることもあります。

ただ、自分の「スキ」もしくは「向いている」ことに正直に、軸の中心を自分に置くと幸福度が上がることは間違いないようです。

最後に、大学でキャリアマネジメント論を教えているemikoさんから、クランボルツの計画的偶発性の話も出ました。個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるというものです。

確かに、キャリアは偶発的な出来事の連続です。ただ、自分の強みを知ることなく偶発的な出会いに乗っていっちゃえ!とするよりも、もしかしたら自分の好きな方向性をなんとなくでも掴んでおくと「自分に合った偶然」を数ある偶然の中から選択することができるかもしれませんね。

なお、Saoriさんがシェアしてくれた「強みの育て方」に関する本はこちら↓↓

あぁ、読みたい本が増えて、積読が進む・・苦笑

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