【腸内環境を整えるには、発酵食品をやめよう?!という話。】
最近見て記憶に残っている「花」ってありますか?
私はついこの前、アジサイに見とれて
写真をとってしまいました。
・・・って
早くももう、明日から8月ですね。
さて、
今日は「腸」と「発酵食品」の話をしていきます。
腸内環境を良くするために「発酵食品」とりましょう!
ってよく言われていますが
実はとればとるだけいいというわけではありません。
とればとるほどお腹が出てくる可能性すらあるのが発酵食品です。
実は私がそうでした。
お腹を凹ませたいという思いから
一生懸命発酵食品とり入れて、
「最近太った?」
と言われるようになったこともありました。
懐かしや。
🍀
さて、
話をすすめる前に
前提として抑えるべき知識に触れていきます。
人間の腸には、
ビフィズス菌などの善玉菌と、
大腸菌や黄色ブドウ球菌などの悪玉菌、
それから
どちらにも属さず
「優勢な方」に味方して働く日和見菌、の
大きく分けて3種の細菌が住んでいます。
ちなみに悪玉菌って
「悪」なんてネーミングついていますが
人間の体にずっといると
良い影響を及ばさないから「悪」とついているだけで
ちゃんとお役目果たしてるだけの働き者なんですよ。
🍀
これら3種の菌の理想的なバランスは
善:悪:日和見=2:1:7
と言われてますが
これらの細菌たちがバランスよく集まり分布している様子は
「腸内フローラ」
なんて呼ばれたりします。
腸内フローラと呼ばれるゆえんは
顕微鏡とかで覗いてみるとお花畑のように見えるかららしいです。
ちなみに私は腸内フローラ、見たことはないので
腸内フローラを見た感想を語ることはできません。
ですがイメージとしては
実際のお花畑を想像するのがいいんじゃないかなと思います。
以前、北海道の富良野のお花畑に行って
すごくきれいだったので写真だけ貼っときます。
腸内はこんなにキレイに区画分けはされてないでしょうけれど、
腸内フローラとは
腸のひだに沿い広大に広がってるお花畑、
というイメージを持っておきましょう。
🍀
ここからようやく本題です。
腸内フローラが美しければ美しいほど
腸内環境は良い状態、と言えるわけですが
問題となるのが発酵食品の取り入れ方です。
発酵食品って売ることだけを目的に
「食べたら食べただけ腸内環境よくなりますよ!」
みたいにうたわれてたりします。
ですが、
腸内環境がそもそも悪い場合、
菌をプラスすること自体がよろしくない場合だってあるんですね。
発酵食品を食べれば食べただけ腸内環境が良くなるわけではない、
むしろ悪化する可能性もある
ということです。
例えば
富良野のお花畑の花がほとんど枯れていて
そこにどんなに追加で元気な花を植えたところで
元気な花も枯れてしまったり
根付かなければ育たないわけです。
必要なことは、一旦
土を耕す作業。
一度枯れてしまったお花だって、
肥料に変わるものですから
ありのままの状態を一旦うけとめて
使えるものは使う
余分なものは適切に取り除く、
そしてようやく
新しい元気な花を植えて育つ段階に入ります。
発酵食品を「元気な花」と捉えるならば
元気な花を受け入れられる状態をまず整えなければなりませんので
もしいま腸内環境が良くないと感じているなら尚更で
・発酵食品、いつでもウェルカム
・たくさん発酵食品とりましょう!
なんてことは
無責任にも言えないわけです。
🍀
じゃあ、
腸内環境があまりよくないと感じている人が、
腸内環境を整えるためにはどうしたらいいのか?
というと
結論、
①一旦、発酵食品を全てやめる。
②徐々に、発酵食品を取り入れる
というこの2ステップが必要になってきます。
多くの方が
「発酵食品は体にいい!」
と信じて疑えず、
①を見逃してしまっていることも事実です。
実際私がそうだったのですが
お腹がぽっこりして
最近太ったな~と感じてきた時に
発酵食品が足りないのかも、と判断し
・納豆
・キムチ
・チーズ
・ヨーグルト
・肉は必ず麴漬け
みたいなことをしてた時期がありました。
一向にお腹はへこまず、
むしろお腹がもっとポッコリしてきて
胃は常にムカムカつかえる感じ。
結局胃カメラを飲み
逆流性食道炎と診断を受けたこともありました。
誰かの声や噂によって
「○○はいい!」
と聞いたもんなら一旦信じてみるのもいいですが
常にその善し悪しの真偽は見極める目を持つことが重要です。
発酵食品、とっているのに
なかなか便秘がよくならないとか
お腹が凹まない、とかで
困っていませんか?
本当にその発酵食品、体に合ってますか?
🍀
今回もご覧いただきありがとうございました。
お花から入り、結局
腸内・・・う〇ちの話をしているという
まとまりのない話になってしまいましたが
発酵食品を一辺倒によしとして取らないように気を付けくださいね。
お腹の調子、早くよくなりますように🍀