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博報堂さんのまわし者じゃないけど「消齢化社会」になるよなあ。

最近、博報堂さんがすごく推している「消齢化社会」って言葉があるんです。個人的には字の並びがイマイチハマっていませんが(笑)、、、

かなり急ですが、年齢による違いが小さくなってきているのは、どの項目でしょう?

(A)ハンバーグが好き
(B)超能力を信じる
(C)夫婦はどんなことがあっても離婚しない方がよいと思う
(D)木の床(フローリング)が好きだ
(E)世界にひとつしかない自分の服や小物などを作りたいと思う」
 (F)  モノやサービスの購入についてこだわる方だ

『消齢化社会 年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測 (インターナショナル新書)』博報堂生活総合研究所より

はい、「全ての項目」が当てはまります。

例えば、「(F)  モノやサービスの購入についてこだわる方だ」の質問については、1992年では20代の69.5%が「はい」と答えているが、2022年では47.7%に減少しています。

一方で50代は1992年では47.7%が「はい」と答えているが、2022年には56.3%に増加という具合に、それぞれの年代の回答が近寄っているとのことです。

特に2002年と2022年の20年間を比較すると、

大きくなっている項目 27
小さくなっている項目 172

ということで、どうやら年代による違いが縮まってきているというのは確からしいです。

これたぶん年代に言及していますが、性別や志向性などいろんな属性の考え方が近づいているんだと思います。

うーん、「個の時代」「多様性を尊重する時代」って流れじゃなかったんだっけ?

でも、この結果って当然のような気もします。だって日本人の64.8%の人がiPhoneを使って、1日あたり3時間46分もスマホを見て暮らし、2,600回も毎日ポチポチとやっているのです。

そして朝起きてみんな黒い服を着て会社に向かって、会社につけばみんな同じパソコンと一日中睨めっこして帰る。

休みになれば74%の人がユニクロを着て、47.5%の人がご近所をウォーキングして軽く汗を流す。

なんともモノトーンな生活、、、はたから見たらみんな同じなんです。

違うのはアプリの中身だけで、趣味嗜好がカプセル化してしまって外側はみんな同じなんです。カプセルを噛み砕いてみないとイチゴ味なのか、苦いのかも分からない。

みんな目立ちたくなくて、普通でいたい表面同質化社会なんだと思います。

心理学者のレヴィンさんが言うように体験学習が大事なんですよ。きっと。今の学習指導要領でも「豊かな人間形成にとって体験活動は重要」って言っているくらいですから。

スマホの外に飛び出して、感動のあるリアルな体験をしましょう!(スマホの中からスミマセン笑、、、)

ちょっとぐらい違ったっていいじゃないか。人間だもの(笑)

でも、今の60代とか70代の方たちって、きっと今よりもずっと人間らしい体験をしながら成長してきたんだろうなって思います。みんなしっかりと個性と自分を持っているんだなって感じています。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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