見出し画像

会社依存→リモートワークになるとどうなるのか

在宅ワーク

今なにかと話題の「在宅ワーク」「リモートワーク」

その名の通り、家でもカフェでもどこにいてもPCさえあれば仕事ができる働き方である。

更に時間に縛られることもなく、自分の空いた時間で自由にお仕事ができる。

とても幸せな働き方のように聞こえる。

この働き方について皆さんはどう思いますか。

私は「自分をもっと知ったうえで自分に合った働き方をした方が良い」って思う。

専業主婦さんなどはお家で仕事が出来るようになったことでメリットがたくさんあると思う。

だけど、今まで会社に依存してきた日本のサラリーマンが、会社から「在宅ワークを取り入れることになった、よくよくは出社が少なくなるように、どんどん在宅ワークを皆していくように!」という取り組みになったらどうだろう。

私だったら素直にこう思う。

「やった、明日から朝起きなくて良くなる♪」と。

私の知人の会社で実際にあった出来事をお話しよう。

2019年になり、働き方改革に先駆けて知人の会社では「在宅ワーク推奨」になった。

会社側の意図としては会社経費の削減、自由に働ける会社を売りに、従業員のモチベーションの向上や、離職率の軽減などを考えていたんだと思う。

しかし、実際にはなにが起こったか。

【仕事の質、売り上げ共に下がってしまった】のである。

なぜか。

答えは明確。

管理をする人がいなくなり、怠ける人が続出したからだ。

知人の会社は思いもよらぬ事態に、今は在宅ワークは先送りにし、会社出勤に戻した。

そもそも会社に依存している日本人が、いきなり自由に仕事をしていいよ。と言われて効率よく出来るようになるのか??

よっぽど自分に厳しく、自分を律することが出来る人じゃないと無理じゃないかと思う。

私のように「朝起きなくて良い♪」という怠け心を持つ人は結構いるんじゃないかなーと。

朝起きない→夜眠れなくなる→夜型人間になる。

本来人間が起きていなくてはならない時間に寝ていて、寝なきゃいけない時間に起きていると体内時計はどんどん狂い始め、自律神経は大きく乱れ始める。

そんな状態でまともに仕事ができるとは思えない。

なんでもかんでも欧米化していくのは本当どうなんだろうって思う。

欧米人はずっと昔から【成果報酬型】だ。

自分自身の力だけでどうにかしていかないと家族も自分も養えない。

だから子供の時からお金の大切さや、運用について教育を受ける。

その点日本人は戦後から【年功序列型】

会社に長く居れば居るほど、どんな人でも給料が青天井だ。

なので子供の時にお金について教育を受けない。

結果「自分自身の力で稼ぎ、管理し、成功する」といういわゆる”経営力”がない。

そんな日本人が在宅ワークで成功するのは結構至難の業だと思う。

じゃあ企業側はどうすれば良いのか。

正解なんてないけども、まずはフレックスから始めるのがいいんじゃないかと思う。

あとは、リモートワーク立候補者の1人1人の性質を良く知った方がいいんじゃないかと。

タスク管理が自分でしっかりと出来る人なのか。

自制心があり、自己コントロールが出来る人なのか。

枠組みから変えていこうとするのはリスクがだいぶある。

これが私の在宅ワークについての考え。

どうなるんだろうね、日本


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?