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[眼]は口ほどにものをいう

こんにちは、あいです。今日は18:30pmです。

ここ最近は、自分をかなり見失っていました。しかし、そんな中でもワークショップがひと段落したのでここに記録として残したいと思います。

私は現在、ロンドンを拠点としたRoyal College of Artのinformation experimental designコースの修士課程に所属しています。

日本では、2016年に認知工学の修士号をとっています。

しかし、仕事で感じたこと、これまで重ねていた想いを胸に、デザインという観点から視点を広げて勉強することに決めました。

今回、初めていわゆる ”畑違いの場所” で私自身が主催するワークショップを行いました。テーマは

「眼」は口ほどにものをいう

です。

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私たちは、言葉やその他のボディラングエージをメインにコミュニケーションをとっているように思います。しかし、実際は、相手の「眼」やその他のビジュアルから80%の情報を得ています。


特に、「瞳孔の変化」は私たちの無意識の感情を表に出していると考えています。近年は、視線の動きを検出することで人がどのように画面のレイアウトを追っているのか、はたまた人の感情を読み取っているのかの研究が盛んです。


しかし、私たちの目の動きはサッカードと言って常に動いています。まぶたを閉じても、目がピクピクしているのを感じたことはないでしょうか。

常に私たちの眼球は動いているのです。

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そこで、私はより深く考察をするために、「瞳孔の変化」に着目しています。黒い瞳のことですね。


興味があるときは大きくなると知られています。

医療の現場でも診察の基準として

瞳孔の変化を診ている場面があります。


そこで、コンピュータや人とのコミュニケーションにおいて、視線の動き以上に瞳孔の動きにもなにか役割があるのではないか?と考えて始めました。

このテーマは、昨年から定めたリサーチクエスチョンからブレていません。

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黒い瞳が大きくなると興味や驚きを示す。その逆はその他の「情動」を含んでいる可能性が非常に高いと考えています。


眼球の動きは自分自身でも実感できます。どこを観ているのか、ですね。

しかし、瞳孔の変化は自分ではわかりません。


瞳孔変化からは、「興味」「情動変化」「他の感覚との相互作用」など、多くの情報との相関や因果関係を推定できます。


リモートで眼球運動の検出はできるようになりました。

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現在、瞳孔変化をリモートで検出できないかを模索しています。


何かアドバイスがあればいただけると幸いです。

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色々と迷いながらも、前に進もうと思います:)

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