見出し画像

大乙嫁語り展in姫路市

 行ってきた。イマドキ貴重なアナログ漫画原稿が、しかもこんな緻密な絵を、間近に見られるチャンスは、この先あんまり無いだろうなーと、じっくり見てきた。
 展示物は、スマホでフラッシュ無しの写真撮影のみなら可という、大盤振る舞い。いっぱい撮ったが、原稿に貼られたトーンの厚みとか、ホワイトの凸凹とか、実際見た通りには撮影できなかった。なにぶんカメラ技術がねぇ。

中央のが原画、壁紙サイズの大迫力。これだけ拡大してあっても線の丁寧さが見てとれる。


ため息出る( ´Д`)=3


ホワイトの線、分かりますでしょうか。


三つ編みの艶々なツヤベタ✨


色気たっぷりの艶々ツヤベタ✨


このような道具を使っているとのこと。(本物をお借りしているのではなく、再現だそうです)


「関節と筋肉の働き」
同じ本持ってる…!(だから何ということはないんだけど)


修正を少なくする為、マスキングテープも使うとのこと。


 展示物は、動画もあった。音声はインタビューで、ペン入れ中の森先生の手元を映したもの。(ペン入れ中にインタビューしていたのかどうかは不明)
 ペンを、通常とは逆さにして走らせた線を入れたり、原稿をくるくる回転させながら空中で素振りのようなペンの動きが入ったりで、ああやってイメージを固めているのかと、ほぉ~っと、口開けっ放しで観ていた。あとやっぱり原稿の左上側からペン入れしていくんだな、と。


森薫先生一問一答。
あとで読み直すのでこれは撮っとかないと。
あとで読み直すので、その2。


残念ながら参加できなかった(気付いた時には参加受付期間終わってた)けど、イベントの展示物。



屋外にも展示がある。
遊びゴコロたっぷりで良いですね。



 グッズ売り場で、ブックカバーと複製原稿を購入したら、おまけでネームリーフレットを頂いた。入場券買ったときもネームリーフレット頂いたのに豪華。複製原稿は原寸大で、原稿用紙の枠線や、修正の跡、トーン貼る部分の水色の線も見えていて、トーン貼ってるとこも分かる。

夜な夜なまじまじ眺める用の複製原稿。
枠線って、自分が思っていたより細い線で描かれてるんだなぁとか、色々発見がある。




こちらこそ有難う御座いました!
と言いたい。