「ありのまま」が「最短」
「ありのまま」
と聞いてどんなことを想像しますか?
僕は「湧き出てくる感情や想いを全て受け止め、そのままの自分を愛すること」を「ありのまま」と捉えています。
以下、Web辞書からの引用です。
【有りの儘(ありのまま)】
・実際にあるとおり
・偽りのない姿
【儘(まま)】
・成り行きに任せること
・そうある通りの状態
・思う通り、自由
今日伝えたいことはシンプルで、「ありのままが人生の最短だ」という話です。
ありのままで居るには心の声を認識し、それに従うことが大切。
心は常に「喜怒哀楽」や「本当に求めているもの」を発信してくれています。自分に気付かせるために。
しかし、人は心の声を置き去りにしていたり、求めるものと別の方向に行ったりする。
例えば、何かを決断する時、自分の意見ではなく周りの意見や世間的な正しさを優先してしまうこと。
言いたいことを素直に言えないなど、心の違和感を無視して人付き合いをすること。
彼氏彼女に気に入ってもらえる自分を無理に演じること。
これらの行動は、結局遠回りしているだけです。
周りの意見を優先させた決断には自分の意思がありません。
心の違和感を無視して人付き合いしても、自分が疲れてしまうだけです。
自分を無理に演じても、長くは保ちません。保ったとしても相当の負荷が身心にかかる。
心の声を無視した先では、生きがいや人間としての喜びは感じられない。
だって、本当の自分じゃないから。
人は、自分なりの喜びや感動のタネを持っています。
ただし、そのタネを蒔けるのは本当の自分しかいません。
つまり、本来の自分として生き始めた時に、初めて芽が出て、その人なりの喜びや感動が咲くのです。
あなたを笑顔にできるのはあなたしかいない。
心の声を聞くには
心の声を聞くには、まず可能な限り客観的に心を俯瞰します。
喜怒哀楽の感情はもちろん、
・「何か気が乗らないな〜」
・「不安な気持ちになっているな〜」
・「焦ってるな〜」
など、あらゆる心からの発信を受け止めます。
受け取ってから主観的に良し悪しをジャッジする必要はありません。
ただ受け止めるだけでOK。
心の俯瞰を続けていると、「こっちへ行けってことか」「これがしたいんじゃないのか」と本当の自分が求めることがわかってきます。
それが、心の声を聞くということ。
心は常に自分に発信してくれています。
最後に、矛盾してしまうようですが遠回りも学びになります。
ただ人生で自分をないがしろにしてしまう時間は少ない方が良い。
自分の心の声を聞いて生きれば、1人1人の目が輝く世界になると信じています。
人生は本当に短いです。
生きていくと決めたなら、今、この瞬間から本当の自分として生きよう。
有りの儘に。