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677cc確認の為の仮組み

エピソード12

令和3年2月

クランクがバランス取りから帰って来たのでピストンとバルブリセスのクリアランスの確認とピストンボリュームを測る為に仮組みです

↑↑↑↑で書いた
ZRX680チューンの為の調査
で書いたD型とE型のコンロッドの長さ1mmをどうするか?
小端部の肉厚が薄いので偏心ブッシュは無理です
大端部のコンロッドキャップは触らず反対側の接合面を1mm落として上に偏心加工は内燃機屋に断られました
残る手はピストンの加工です、ZX636のピストンのトップを1mm落とす加工に出しました

ZX636の68mmピストン

写真は新品ピストンの加工前後ですが、今回は走行も少ない当たりの付いている現在のピストンを加工しました
1個のピストンの中心の部分から1mm落としピストンピンから落とした面までを計測してもらい他の3つのピストンも同じ数値を落とす指示で加工してもらいました
こうする事でD型の時より、ショートピンヘッド&ロングコンロッドで良い方向なのは間違いありません
ただ、素組みの時の取り敢えずの圧縮比確保の為にベースガスケットでの調整をやめて、ちゃんと燃焼室も広げる計画なのでバルブとピストンとのクリアランスが心配でした

仮組みはピストン1個で充分です
ピストンのリセスに粘土を乗せてバルタイノーマルで慎重にクランクを回します

ヘッドを下ろして測るとIN 2.06 EX 2.04 と充分なクリアランスです
ZZR600のハイリフトのカムをのせての数値です

次はピストンボリュームの計測です
オイルに灯油を混ぜ合わせて粘度を調整した物で何回も測ります
これで今回の計測は終了です

なんだか私の普段の行いが良いからなのか、障害はありますが、なんとか上手くいってます

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