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レゴ互換パーツが作りたい:3Dプリンター編

はじめに

かねてよりレゴ互換品を作りたいと挑戦を続けていました。これまでレジンやDIYで挑戦していましたが、今回は3Dプリンターで挑戦します。今回はレゴと互換性のある凸型形状と穴型の形状のパーツを作成します。

試行錯誤すること6回、ようやくレゴがくっつくレゴ互換パーツができました。

3Dプリンターで制作したレゴ互換パーツ

3Dプリンターについて

3Dプリンターは、Sermoon V1 Pro を使いました。

レゴ互換パーツ作成の流れ

自作した3DCGデータを3Dプリンターで造形します。3DCGデータの作成は3DCGソフト Blender を使います。Blenderで作成したデータを .stl 形式で出力し3Dプリンター専用のスライサーソフトで造形用のデータを作成します。詳細はこちら ↓ に記載しました。

Blenderで作成したデータ

Blenderで作成したレゴ互換パーツのデータです。これらのデータは試行錯誤で作ったもので必ずしもレゴと互換性があるパーツができるとは限りませんので使用する場合は注意ください。

lego_4x4_1_test.blend は、穴をあけるために用意した3Dオブジェクト(円柱オブジェクト)が残っています。造形する際は、lego_4x4_2_test.blend を使ってください。

パラメータの紹介です。
穴をあけるための円柱のサイズはこれです。

穴をあけるための円柱のサイズ

凸型のサイズはこちらです。

凸型のサイズ

造形したレゴ互換パーツの確認

レゴがどの程度くっつくかの確認結果です。
純正レゴの十字軸が穴を通りました。凸型にも純正レゴがくっつきました。写真からはわからないですが若干厚みが多く穴にカチっとはまる純正レゴ部品はカチっとはまってはくれませんでした。これは要修正です。

レゴとの互換性確認①
レゴとの互換性確認②

おわりに

調整はまだまだ必要ですが、個人的に満足できるレゴ互換パーツが造形できました。今後、レゴ互換のラズパイケースやレゴ互換のセンサーケースなど、いろいろ作っていきたいと思います。


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