不安な心には、茂みが熊に見えてしまうのです。
シェイクスピアの言葉です。
新しい年度を迎え2ヶ月、茂みを熊のように感じています。
これまでも「不安」に駆られるときはありました。
どう乗り越えてきたかというと、身近な人に話すくらいで、ほかには特に何もしていません。
ただ時間の経過に身を任せ、その「不安」が自分になついてくるのを待つばかり。
自分が不安に対して、真っ向から戦いを挑んだとしても、まず勝てないと思います。
だから、うまく受け流すのみ。
今、大きな不安と共に生きているわけですが、その不安も喉元をいつしか通過してくれるはずです。
きっと、慣れるはずです。
人間には、辛い環境に対して、慣れることのできる力があると聞きます。
種の保存・繁栄のためには、この厳しい環境に慣れなくてはならないからです。
自分にも、太古からの遺伝子が宿っていると信じ、しばらくの間、「不安」をうまくいなしながら付き合っていきたいと思います。