持続可能に必要なのは楽しさでしょ!
「べき」で行動できるのはストイックの鬼だけ!
あちらこちらでSDGsが叫ばれる現代。
最近、持続可能という枕詞がつくものは
果たして持続可能なのか?
実現可能なのか?
という疑問を持つようになりました。
「環境負荷低減のために肉消費を減らそう!」
「有機野菜を食べよう!」
「地域と環境のために近くの食材を食べよう!」
こういったスローガンは、たしかに一理あるのですが、「べき」論に集約され、
持続可能な行動に必要である「楽しさ」や「心地よさ」の視点が抜けてしまっているような気がします。
もちろん、人々の行動には個々の信条が必要で、「べき」を持つことは大事です。
しかし、「べき」論だけで行動できるのは
ストイックの鬼だけでしょう。
楽しい体験こそ持続可能な行動への近道
だからこそ、
肉消費を減らそう!ではなく、
豆・野菜料理のおいしさを知る
有機野菜を食べよう!ではなく、
実際に圃場に行って、ふっかふかの土と生物の多様性を実感し、その環境の魅力を知る
近くの食材を食べよう!ではなく、
生産者から直接購入し、
おいしい食べ方やどのように生産したかを教えてもらい、
その新鮮な食材をすぐに調理して食べたときの
頭のテッペンに雷が落ちたような衝撃を知る
そんな体験が必要だと思います。