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使ったことある?災害用伝言ダイヤル(171)を体験しよう!
携帯電話やスマートフォンを1人1台持つことが当たり前となってきた今、いつでも何処でも気軽に連絡を取ることができますね。しかし災害時は、電話回線が切れてしまったり、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況が発生します。
そんなとき活躍するのが災害用伝言ダイヤル(171)です。被災地外にある伝言センターに接続するため、被災地への電話が混み合っていてもつながり易くなっているそうです。
聞いたことはあっても、実際に使用した経験がある人は少ないのではないでしょうか?今回は下記のサイトを参考にしながら体験してみることにしました!
まずは災害用伝言ダイヤルについて知ろう!
災害用伝言ダイヤルとは、地震・噴火などの災害の発生により被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される、被災地の方の安否確認を行う声の伝言板です。災害時のスムーズな安否確認の手段として覚えておくと安心です!
![](https://assets.st-note.com/img/1663810291345-r8ReK1MLSV.jpg?width=1200)
災害伝言ダイヤルは、被災地にいる家族や親戚・友人間で安否情報を確認することを目的として開発・導入されました。そのため、会社等で利用するのは控えましょう。
体験利用可能日
災害発生に備えて利用方法を事前に覚えてもらうことを目的として、体験利用日が設けられています。是非利用してみてください。
毎月1日,15日 00:00~24:00
正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
伝言の録音について
「171」にかけて、ガイダンス通りに操作すれば伝言を残すことができます。伝言を録音するには、「通常」と「暗証番号を利用して」の2種類の録音方法があります。「暗証番号を利用して」は任意の数字4桁を設定します。
「通常」で録音すると、再生するときに、登録した電話番号を入力すれば誰でも聞くことができます。番号を間違えて入力してしまうと知らない人にも聞かれる恐れがあるため、そのような状況を避けたい場合は暗証番号を利用すると安心です。
上述の通り、伝言の登録には共通の電話番号が必要になります。そのため、以下の2点を確認しておきましょう。
家族や親戚・友人間で、災害時の連絡先を事前に決めておきましょう。
1.で決まった連絡先をメモしておきましょう。
実際に体験してみると、ガイダンスの声を聞き逃してしまい、どう操作したらいいのか分からず何度もかけ直しをしました。災害時はパニックになりがちのため、体験利用可能日に操作方法をしっかり確認しておきましょう。
伝言の再生について
上述の通り、伝言を再生したい場合、まずは伝言の録音時に登録された電話番号の入力が求められます。番号が間違っていると伝言を聞くことができないため要注意です。
録音が再生される前に「20××年○月〇日○時○分の音声を再生します。」とアナウンスがあるため、いつ録音された情報であるかが分かります。複数の録音がある場合は最新の伝言が最初に再生されます。
最後に
下記のように、自動再生の流れやアナウンスの有無がたまに異なる場合があり、困惑する場面がありました。
録音終了後、自動で録音した内容が再生され確認することができますが、たまに録音した内容が再生されずに電話が切れてしまうことがありました。自分の声が録音されているか不安な場合は、再度「171」に電話して伝言を再生してみましょう。
伝言を聞き終わった後、「伝言を追加して録音されるときは数字の3を押して下さい。」というアナウンスがある場合とない場合がありました。伝えたいことがある場合は、再度「171」に電話して録音しましょう。
また伝言を録音するときには、「○○です。」と名前を名乗りましょう。例えば、親戚間などで番号を共有している場合、「ママです。」「パパです。」といったように子どもに向けて登録してしまうと、混乱を招く恐れがあります。フルネームを名乗って登録するといいかもしれません。
皆さんも災害用伝言ダイヤルの体験利用可能日に、ご家族や大切な人と試してみてくださいね!詳しい使い方については、NTT東日本のYouTubeにもありますので、是非ご覧ください!