029 ロスを減らす その2
どうですか?
ロスの話を聞くともうやりたくないですか?
でも、ビジネスオーナーになるということはこれらと毎日対峙しなくてはいけないんです。
だからこそ、スタートする前に知識を身につけることが大切なんです。
そして、今日は「スモールスタート戦略」です。
前回の話って、ある程度のフルラインナップのお菓子屋さんを想定した話でもありました。
これは今の時代には正直な話、僕は難しいのではないかと考えています。
労働基準のこともあります。そもそもブラック体質じゃないと職人は育ちません。
(異論のある方はいるかもですが、昔のどんなことにも対応できる職人はサラリーマン的な感覚では育たないです。僕は東京での修行時代は企業にいたこともあり、サラリーマン体制の中で実感しました。週に2回9時17時では脳が休んでいる時間が多すぎます。溺れるくらいの仕事量の中で見えてくるものというのがあるのです。おそらく職人経験のある方は頷いているはず。泡立てているジェノワーズの気泡がどんな状態で生まれて伸び、消えるものと残るものの感触、その温度帯との密接な関係など、これは溺れる必要があるのです。変な文ですみません、仕事論になると熱くなります笑)
話を戻して、人を雇うとついて回る人間関係。
ここで大切なのは
「何のためにブランドを立ち上げるのか?」ということです。
僕は自分のお菓子で食べてくれた人に喜んで欲しくて、
少し人生が良いものになれるようなお菓子を作りたかったんです。
それを叶えるために、お店を開いたのに、
やっていたことは人間関係の苦労と原価とロス、など、、
想像していたものとは少し違いました。
でもこうして経験を基に何かを始めようとしているから無駄ではなかったですが、
この軌道修正ができない人は、ずっとしんどいままなのです。
気がついていても、戻れないのです。
ということでスモールスタートの話を、、と思いましたが、、、
熱く語りすぎたので、次回もう一度「スモールスタート戦略」で、、
すみません。語り出したら止まらない泣