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芸術は身近にある 東京・上野公園

去る11月28日、上野公園を訪れた。小春日和で快晴。イチョウの葉が黄色に染まって美しかった。

広場でフォルクローレの奏者が演奏していた。心にしみたので、投げ銭。

黒田記念館に向かう途中で渋い洋館が目に入る。旧東京音楽学校奏楽堂だ。音楽の素養がないため展示物には惹かれなかったが、建築や音楽ホールは味があってよかった。

入館料は300円。日本最古の洋式音楽ホールを有する建造物で、国の重要文化財だそうだが、サラッと見るだけなら10分で終わる。何時間でもいられる美術館や博物館が数百円であることを考えると割高に感じられる。

続いて黒田記念館。日本近代洋画の父、黒田清輝の作品が展示されている。こちらは無料。単に古い洋館を見たいだけならこちらで十分な気もする。

展示作品の中では「マンドリンを持てる女」が気に入った。

撮影したかったのだが、背後に学芸員の方が座っていて、何となく気が引けたのでやめた。

続いて東京都美術館でi.m.a.展(公募)を鑑賞。「i.m.a.」とは「international modern art」、つまり現代美術のこと。有料だが、私は招待券を使用。モバイルチケットを見せることでも無料になるようだ。

この美術館には2週間前にも訪れている。その時は現代童画展を観た。必ずしも子供向け絵画というわけではない。絵本、メルヘン、ファンタジー的な絵と言えばいいだろうか。

主催団体・現代童画会によると、現代童画とは「純粋な心の表現」とのこと。

***

ところで、芸術を鑑賞する目的は何か。私は「ああ素敵だな」と思えればいい。だから公募展でも十分楽しめる。

音楽についても同じだ。先ほど路上音楽に心惹かれたように、必ずしも有名歌手のコンサートに行かなくてもいいのだ。

(私が聴いたのがこの方たちではなかったが、参考資料として紹介。)

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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