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Step 15:迷いを断ち切れ!アジャイル4つの価値、総まとめ

【アジャイル宣言編:4つの価値と12の原則】 / Step 15:迷いを断ち切れ!「アジャイル」4つの価値、総まとめ ←いまここ

この記事で学ぶこと

「アジャイルソフトウェア開発宣言」の「4つの価値」について、総まとめを行います!Step 11からStep 14までで学んできた「4つの価値」を、もう一度振り返り、その本質を理解することで、あなたの「アジャイル」への理解を、さらに深めていきましょう!

この記事って要はこういう話

「アジャイル」の基本姿勢である「4つの価値」を総括することで、「アジャイル」の本質を理解し、今後の学習をよりスムーズに進めることができるようになります。

アジャイルソフトウェア開発宣言の4つの価値とは?

これまで、Step 11からStep 14まで、4回にわたって、「アジャイルソフトウェア開発宣言」の「4つの価値」について、詳しく学んできましたね。

ここで、もう一度、「4つの価値」を振り返ってみましょう。

  • プロセスやツールよりも、個人と対話を

  • 包括的なドキュメントよりも、動くソフトウェアを

  • 契約交渉よりも、顧客との協働を

  • 計画に従うことよりも、変化への対応を

これらは、「アジャイル」の基本姿勢を表しています。つまり、「アジャイル」とは、このような考え方を大切にしながら、仕事を進めていく、ということを意味しているのでしたね。

そして、「4つの価値」は、「よりも」という表現で、左側よりも、右側を重視する、ということを表しているのでした。

つまり、「アジャイル」では、

  • プロセスやツール よりも、個人と対話 を大事にします。

  • 包括的なドキュメント よりも、動くソフトウェア を大事にします。

  • 契約交渉 よりも、顧客との協働 を大事にします。

  • 計画に従うこと よりも、変化への対応 を大事にします。

ということですね。

4つの価値それぞれを、振り返ってみよう!

では、それぞれの価値について、簡単に振り返ってみましょう。

Step 11:人が最優先!「アジャイル」が掲げる第1の価値

  • ここでは、「プロセスやツールよりも、個人と対話を」という、第1の価値について学びました。

  • 「アジャイル」では、何よりも「人」を大切にします。ソフトウェア開発は、人が行うものであり、メンバー同士の積極的な対話を通して、より良いアイデアが生まれ、より良いソフトウェアを開発できる、と信じているからです。

Step 12:顧客満足度を向上!「アジャイル」が掲げる第2の価値

  • ここでは、「包括的なドキュメントよりも、動くソフトウェアを」という、第2の価値について学びました。

  • 「アジャイル」では、分厚い仕様書や設計書よりも、実際に動くソフトウェアを、いち早く顧客に届けることを重視します。なぜなら、「動くソフトウェア」こそが、顧客にとって、最も価値のあるものであり、顧客のフィードバックを得るための、最良の手段だからです。

Step 13:変化を楽しむ!「アジャイル」が掲げる第3の価値

  • ここでは、「契約交渉よりも、顧客との協働を」という、第3の価値について学びました。

  • 「アジャイル」では、顧客を、開発プロジェクトの「仲間」として捉え、顧客と協力して開発を進めることを重視します。顧客と密接にコミュニケーションを取りながら、開発を進めることが、プロジェクト成功の鍵なのです。

Step 14:いつでも柔軟に!「アジャイル」が掲げる第4の価値

  • ここでは、「計画に従うことよりも、変化への対応を」という、第4の価値について学びました。

  • 「アジャイル」では、最初に立てた計画に固執するのではなく、変化を恐れず、むしろ歓迎します。顧客の要望の変化、市場の変化、技術の変化などに、柔軟に、スピーディーに対応していくことが、重要です。

4つの価値は、アジャイルの核となる考え方


ここまで、「アジャイルソフトウェア開発宣言」の「4つの価値」について、詳しく見てきました。

「4つの価値」は、アジャイルの基本姿勢であり、アジャイルの「核」となる、最も重要な考え方です。

この「4つの価値」を、常に意識することで、あなたの「アジャイル」への理解は、さらに深まり、あなたの仕事の進め方も、より良いものへと、変わっていくでしょう。

理解度チェック

Q1. 「アジャイルソフトウェア開発宣言」の「4つの価値」として、適切なものを、全て選んでください。

  1. プロセスやツールよりも、個人と対話を

  2. 包括的なドキュメントよりも、動くソフトウェアを

  3. 契約交渉よりも、顧客との協働を

  4. 計画に従うことよりも、変化への対応を

  5. 上記の全て

Q2. 「アジャイル」が、「個人と対話」を重視する理由は、次のうちどれでしょう?

  1. ソフトウェア開発は、人が行うものであり、メンバー同士の積極的な対話が、より良いソフトウェアの開発に繋がるから

  2. プロセスやツールは、重要ではないから

  3. 顧客との協働が、難しいから

Q3. 「アジャイル」が、「動くソフトウェア」を重視する理由は、次のうちどれでしょう?

  1. ドキュメント作成が、面倒だから

  2. 「動くソフトウェア」が、顧客にとって、最も価値のあるものだから

  3. 開発のスピードを、速くするため

解答
A1. 5. 上記の全て

A2. 1. ソフトウェア開発は、人が行うものであり、メンバー同士の積極的な対話が、より良いソフトウェアの開発に繋がるから

A3. 2. 「動くソフトウェア」が、顧客にとって、最も価値のあるものだから

全問正解できましたか?間違えてしまった方は、もう一度記事を読み返してみてくださいね!

まとめ

この記事では、「アジャイルソフトウェア開発宣言」の「4つの価値」について、総まとめを行いました。「4つの価値」は、アジャイルの基本姿勢であり、アジャイルの「核」となる、最も重要な考え方です。

この「4つの価値」を、常に意識することで、あなたの「アジャイル」への理解は、さらに深まり、あなたの仕事の進め方も、より良いものへと、変わっていくでしょう。

さあ、次のステップでは、「アジャイル」を導く「12の原則」について、詳しく見ていきましょう!

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