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ラタトゥイユとミートボール。冷蔵庫の掃除。
昨日また医者に行くと、「よく治ったね!心配したよ」と言われてしまった。喉の腫れと膿みが、「コロナ重症化」の一歩手前だったという。恐ろしい・・・。知らなかった。というか、苦しんでいる最中に言われなくてよかった。まだ喉は痛いが、もう釘を飲み込むような激痛はない。「風邪気味」ぐらいの違和感だ。抗生物質を飲み終われば、無罪放免とのこと。やれやれだ。
コロナにかかる前にやろうと思っていた、冷蔵庫の掃除をした。どうしても古いピクルスや、タイ料理の辛いソースなど、結構使ったけど使いきれずにそのまま年単位で放置されているものが奥の方に溜まる。これから冷蔵庫は自分たちの食事の分だけではなくなるため、スペースを作らなくては、とずっと思っていたのだ。レジ袋に3つ分、瓶にして10個ほど出てきた・・・。すべて中身を出して、瓶は洗って分別した。これだけで随分「やり遂げた感」。ついでに冷凍庫にあった古い作り置きの切れ端みたいなものも、全部処分した。勿体無いけど、仕方がない。次からは食べる分だけ保存しなきゃ。
夕飯は野菜たっぷりのラタトゥイユと、ルパン三世カリオストロの城に出てきたような、ミートボールのトマト煮。
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野菜がシャキシャキしているぐらいで止めるラタトゥイユが本当に美味しい。塩だけなのに、甘みがあって、旨味がギュッとしていて。ミートボールは肉肉しく、パルメジャーノを擦ってたくさん練り込んだので、こくが出ておいしくできた。あまり素敵な盛り付けではないのだが・・・そこまで元気がなかった。しかし食べられることは幸せだ。栄養を取らなければ生きていけないなぁ、とつくづく。
今日は2週連続でキャンセルしてしまった、義母のいる施設への面談に行く。数ヶ月ぶりだが、元気にしているだろうか。たまたま平日に夫の仕事の都合がついてよかった。お土産におやつをたくさん買っていたのだが、月曜日に痺れを切らして先に送ってしまった。
それにしても、この暑い中、もしも認知症の義母が一人暮らしをしていたら、と思うと、心配で居た堪れなかったろうと思う。体調も心配だし、ガスの火を止めただろうか、などと考えだすとキリがない。かといってウチには義母と暮らすだけの余裕のあるスペースはない。それに、介護を義理の娘が行なっていたらお互いにぶつかって喧嘩も絶えなかったのではないだろうか。夫も気を遣っておちおちしていられなかっただろう。良い施設で暮らすことができて、本当に全員幸せ、という感じだ。
見出しの写真は、一昨日飲んだワインのラベル。喉が治って嬉しくて開けてしまった、フロッグスリープ。カリフォルニアでビオワインを始めた先駆者だ。化学肥料に頼らない土づくりからはじめ、月の満ち欠けに従って栽培のスケジュールを決める。1980年代は、フランスはとにかく農薬や補糖、補酸などに頼ってワインを作っていた時期だと聞く。「星占いかよ」と、新参者のカリフォルニアの作り手を馬鹿にしていたらしい。今ではビオワインや、自然の力に委ねた農法などは確固たる地位を築いている。その当時に自分の信念を貫く、というのは大変だっただろうな。「継続は力なり」というが、自分の気持ちさえ揺らがなければ、何かしら結果はついてくるのだろう。温暖化で今後こういった自然農法はどうなっていくのだろうか。ワインはとても美味しかった。「健康で清潔な味」って、本当に基本中の基本だ。そして、ブドウが幸せに実っていることが想像つくところがとても素敵。
ここのところ一週間にいっぺんか、10日にいっぺんぐらい、飲んでるかなぁ。いいワインしか飲んでいないから二日酔いはしないけれど、ちょっと頻度が多いかな?
続く