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完璧な熱海の休日。中国飯店の里芋料理再現。甘鯛の蒸し物。立派なシャンパン。

熱海二日目は、贅沢ないくらご飯と共に始まった。

前日の純豆腐と水キムチも、残りを綺麗にいただいた。

ヨガ友わんこを連れてみんなで散歩したり、買い物へ行ったり、源泉掛け流しのお風呂にゆっくり入ったりした後、夜は友人発案の、中国飯店の里芋のレシピを再現した。あとは中華風の白身魚の蒸し物。ポッサムで残った立派なお肉の塊は、たっぷり野菜のサラダにした。

里芋がもう、素晴らしい料理だった。里芋を蒸して皮を剥いて、葱油を作って炒めて、鶏がらスープで炊いて、また蒸して、という手間のかかる料理だが、それだけのことはある!とろとろの里芋のポタージュのようで、非常に美味しかった。

甘鯛は、鱗と内臓を取って、酒蒸しをして熱したごま油をジューッとかける。音が食欲を誘うのだ。

サラダはポッサムのお肉がゴロゴロ入って、野菜たっぷり。間違い無く美味しかった。

今日のシャンパンあるわよ〜と友人が出してきたのが、すごい逸品だった。

恥ずかしながら銘柄を知らなかったのだが、ザ・シャンパーニュの味わい。ビスケットのような香ばしくてクリスピーなニュアンス、飴のような甘やかな香り。しっかりした酸。スムーズで繊細な泡の喉越し。全てが「私シャンパンです!」という素晴らしいものだった。「プレゼントでもらったから」と、いつも通りののんびりした彼女。ありがたいものをいただいてしまった。大感謝。

ここへ来ると、なんだかとても幸せな気持ちになる。普段も幸せなのだが、その密度がぐんと上がる。何も考えずにベランダで海と山を見ているだけで、体も心も浄化される。そういう瞬間を持てるというのは、あまりにもありがたく、友人とヨガ友わんこにひたすら感謝。新しい料理も知ることができたし、言う事がない完璧な休日だった。

続く

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