詩 究極の…
そう わかっているの
愛は温かな安定を望まない
白く透けたレースのような
夜明けの空にうっすらと浮かぶ
有明の月のようだから…
魅惑の輝きで漆黒の闇を
ミッドナイトブルーの空にかえて
煌々と輝く月のように
孤高の姿で
そのかたちさえも美しく
変化させていたいのかも知れない
その月明かりの
魔法にかかった僕らは
宵のドアが開くと
月の周りをくっついたり離れたり
感じたままの感覚で…
今夜も究極の鬼ごっこをしている
掴んだとほんの一瞬思わせて水月の如くすり抜ける君
手のひらに肩にひとひら落としてく愛の証の秘密の言葉
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